ゼニマックス・メディア

ゼニマックス・メディアとは、アメリカのメディア企業である。

「ゼニマックス」とだけ呼ばれることもある。

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概要

1999年にクリストファー・ウィーヴァーと弁護士のロバート・A・オルトマンによって設立されたメディア系企業で、複数のパブリッシャーや開発チームを傘下としており、それらの権利を保有・統括している。

ベセスダ・ソフトワークスの親会社として知られている。ウィーヴァーは、1980年代にはすでにゲーム会社としてベセスダ・ソフトワークスを設立していたが、ゲームをTV以外の幅広いプラットフォームで展開・供給することも考えていた。そこで、オルトマンと共に、これらの権利を集約した会社の設立を目的として、ゼニマックス・メディアを設立した。

つまり、こちらはベセスダを統括する目的で作られたため、「ベセスダ・ソフトワークスのほうが古いけど子会社」、「ゼニマックス・メディアのほうが新しいけど親会社」という変わった親子関係となっている。

ゼニマックス・アジア

• 【業務】
  • 自社タイトルのローカライズ、パブリッシング
  • 他社タイトルの版権取得、ローカライズ、およびパブリッシング
  • 自社タイトルの日本以外のアジア地域に対するライセンス事業、パブリッシング

日本に設立されているアジア法人で、正式名称は「ゼニマックス・アジア株式会社」。英語表記は「ZeniMax Asia KK」、略称はゼニアジ。業務は2008年インタビューにて紹介されている。現在は日本以外にアジア法人が設立されていることから、必ずしも業務が同じではないと思われる。

Fallout3、Skyrim時点でのゼネラル・マネージャーは高橋徹（てつ）、ローカライズプロデューサーは岩本けい。岩本けいはゲームの要素や機能紹介のため実況プレイヤーの放送に登場することもあった。

のちに岩本けいはUbisoftに移籍しローカライズマネージャーとして活動している。

パブリッシャー

各地域での販売、マーケティング、流通を担当する。ローカライズなども行う。

ZeniMax Asia KK	ゼニマックスの日本法人。日本でのローカライズなどを手がけている。 「ゼニマックス・アジア株式会社」と呼ばれているのはここ。
ZeniMax Asia Pacific Ltd.	ゼニマックスのアジア法人。香港にある。
ZeniMax Europe Ltd.	ゼニマックス・ヨーロッパ法人。ロンドンにある。
ZeniMax Germany GmbH	ゼニマックス・ドイツ法人。
ZeniMax France SAS	ゼニマックス・フランス法人。
ZeniMax Benelux BV	ゼニマックス・ベネルクス法人。オランダにある。 ベネルクスとはベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3ヶ国のこと。
ZeniMax Australia Pty Ltd	ゼニマックス・オーストラリア法人。オーストラリアおよびニュージーランドの両方の担当。

開発チーム

Bethesda Game Studios	代表作は「The Elder Scrollsシリーズ」「Fallout3」など。ゼニマックスの開発チームの中でおそらく最も良く知られているチーム。
Zenimax Online Studios	代表作は「Elder Scrolls Online」など
id Software	代表作は「RAGE」「DOOM」「Quake」など
Arkane Studios	代表作は「Dishonored」など
Machine Games	代表作は「Wolfenstein: The New Order」など
Tango Gameworks	代表作は「サイコブレイク」（PSYCHOBREAK）など。
BattleCry Studios	代表作は「BattleCry」など

関連動画

プレイ動画

関連項目

• 企業
• ゲーム会社
• 親会社
• メディア企業
• ベセスダ・ソフトワークス

関連リンク

• ゼニマックス・メディア 公式サイト（英語）
• ゼニマックス・アジア株式会社 - ZeniMax