ルイージ、ルイジ(Luigi)とは、イタリア語の男性名でルドヴィーコ (Ludovico) の省略形である。
スーパーマリオシリーズのキャラクターであるルイージが有名。(後述)
古いゲルマン語(古高ドイツ語)の "hluth"(有名な、音の高い) + "wig"(戦い、闘志) に由来する。
別形にロドヴィーコ (Lodovico) など。女性形にはルイージャ、ルイーザ (Luisa) 、ルドヴィーカ (Ludovica) 、ロドヴィーカ (Lodovica) など。複合形にはピエルルイージ (Pierluigi) 、ジャンルイージ (Gianluigi) がある。
また、この名前は(少しずつ変化しながら)ヨーロッパに広まっていったため、参考までに各言語でのバリエーションを挙げる。
うおおぉぉわああぁぁ~~~~
任天堂が誇る世界的人気ゲームキャラクターの一人。マリオの双子の弟。赤色のマリオに対しルイージは緑色をしている。初登場は1983年のアーケードゲーム「マリオブラザーズ」である。マリオの色違いの2Pプレイヤーとして登場。
このルイージという名前は、任天堂米国法人の社員がイタリア人に多く語呂の良い名前を模索して決めたことに由来する。(生みの親である宮本茂が「マリオに似ているからルイージ(類似)いいんじゃね(ええんちゃう)」といって命名した、という話は後付けの俗説である。)
ニコニコでは「L」や「緑の日陰者」と言われる。
←初期は白い帽子と白いオーバーオールだった。1988年のスーパーマリオ3から帽子は緑、オーバーオールは青に変更された。
初期の性格はイタズラっぽいマリオよりお兄さん肌だったが、吉田戦車の漫画の影響から卑屈な性格へ変更されていった。また怖がりでオバケや幽霊が大の苦手。多少ドジっぽい、一人称は「僕」で、マリオを「兄さん」と呼ぶといった設定も生まれた。また、マメな性格であり、マリオが帽子を洗濯機で洗うのに対して、一つ一つ手洗いで洗っている。(ルイージマンションでの発言)
ちなみに声はマリオと同様、1996年のN64作品よりチャールズ・マーティネーが担当。当初は高めな声であったが、現在はマリオと比べると全体的に落ち着いた声色となっている。
1986年のスーパーマリオブラザーズ2では、マリオよりジャンプ力が高くスリップしやすい(ダッシュ中ブレーキが利きにくい)差別化が図られた。スーパーマリオUSA(米1988年/日1993年)では、ジャンプ中に足をバタつかせ空中に留まる時間が長いという設定が付いた。マリオUSA以降、マリオより背丈が一回り高く細身な外見となり、帽子にもマリオ(M)と違い「L」の文字が書かれ、パーマなヒゲのマリオに対し直毛ヒゲになるなど、見た目もマリオと区別されるに至る。
兄・マリオの骨格などを流用したキャラとなっている。(マリオの基本技のモデル替えとしては他にネスがある)。基本構造はマリオと共有しているものの、バランスタイプのマリオと違い比較的クセの強い(決め技となりうる技が幾つもあるもののギャンブル性など)キャラという位置づけである。
例を挙げると、上必殺技「スーパージャンプパンチ」はマリオのものがふっ飛ばし力が控えめな代わりに連続ヒットするのに対し、ルイージでは単発しかヒットしない代わりに出だしで当てるとファイアー昇龍拳炎系の攻撃判定を有し非常に威力・ふっ飛ばし力が高いものとなる(一方、出だし以外で当てた場合は1ダメージ・ふっ飛ばし無しのカス当たり)、下必殺技はマリオの「マリオトルネード」がこれまた連続ヒットする技なのに対しルイージの「ルイージサイクロン」は単発ヒットの代わりに強いふっ飛ばし力を持つ…などがある。その他の運動性能に関しては、「マリオ2」以来のものを引き継いでいる(ジャンプ力が高い・落下速度がゆっくり・ブレーキ力が弱く滑りやすくなるなど)。
Xの最後の切りふだ「ネガティブゾーン」は奇妙な踊りを踊るルイージの周辺に謎の空間が発生し、空間内に存在する対戦相手に様々な状態異常・マイナス効果を付加して動きを極度に制限する技となっており、踊りが終わった後に動けない相手に確実なトドメを刺せる技として、何より最後の切りふだまでネガティブなキャラとして有名である。
大乱闘スマッシュブラザーズ for NINTENDO 3DS / Wii Uでは切り札は「オバキューム」に変更。近くの相手を吸い込む。ルイージサイクロン使用時、ボタンを連打すると、浮かび上がるようになった。
明るい表情もあるがネガティブ意識が強い面が多く、64では半目グラフィックが多く、シリーズにおけるアピールはCMになるほどでマリオの巨大化に対し、ルイージは寂しそうに、床を蹴るだけ。このアピールは相手に当てるとダメージを与えることが出来、X以降は相手に当てると「カキーン」と鳴り、メテオ判定まで追加された。他にも前のめりポーズや、一枚一枚ポーズを決めるなどがある。
スーパーマリオRPGでは取扱説明書のみの出演だが、ゲーム中にもルイージらしき人物の願い事が聞けるシーンがあったり、エンディングにルイージらしき人物がいたりする。
ゲームキューブ『ルイージマンション』にて初めて主役に抜擢された。もっとも厳密には海外のみで発売されたNES『Mario is Missing!』という他社製任天堂公認ソフトにて主人公にはなっている。その後はルイージ生誕30周年として、WiiUでの『NewスーパールイージU』にて再び主役に抜擢された。
『マリオゴルフGB』でプレイアブルキャラクターとして登場する。自己紹介ではマリオにも負けない以下の如きボヤキ節を披露している。
ボク、ルイージ。どうやら今回も脇役ぽい予感がプンプンするんだ。どう見てもマリオよりボクのほうがゴルフが上手そうに見えるだろう?なのにどうしてマリオの方がうまい設定になっているんだ?オカシイ!制作スタッフの人達にもの申す!!次回作は「ルイ-ジゴルフGB」でボクを主人公にしてゲームを作ってくれ!絶対売れるよ!・・・?
出典:『マリオゴルフGB』|GBキャラクターの紹介
DS『いただきストリートDS』ではCランクのCOMキャラとして登場。いろんなキャラに振り回されながらも、基本的に淡々としたポジティブキャラとなっている。Wii『大乱闘スマッシュブラザーズX』でロイ・キャンベル大佐はルイージのことを「永遠の二番手」「日陰者」「兄に勝る弟などいない!!」「らりるれろ!」と意味不明にスネークに説明している。マリオ&ルイージRPGシリーズでは宿敵のクッパにすら存在を忘れられかけており、「緑のヒゲ」などと呼ばれる。以降の作品によっては普通にルイージと呼ぶこともある。
今では任天堂製のゲームで一つのキャラクターとして、独立した地位を確立している。 マリオと比べると地味で目立たず報われないキャラという立ち位置で定着しているが、激励の意味を込めて応援するルイージファンは数多い。
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最終更新:2024/05/02(木) 04:00
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