ルイージ・トレッリ(艦これ) 単語

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ルイージトレッリ

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Guglielmo Marconi級4番艦「Luigi Torelli」 / 「UIT-25」
/ 伊号第五百四潜水艦「伊504」


Ciao! あたしは、そう、Luigi Torelliよ。そね、トレッリ……。
んー、ルイでいいや。

ルイージ・トレッリLuigi Torelliとは、イタリア海軍に所属していたグリエルモマルコーニ級潜水艦4番艦〈ルイージ・トレッリ〉をモチーフとした、ブラウザゲーム艦隊これくしょん~艦これ~」に登場するキャラクター艦娘)である。どこぞのゲームに登場する緑色配管工ではない。

担当イラストレーターじじ、担当声優生天目仁美

潜水艦、Luigi Torelliでるね。

2017年8月に行われたイベント西方再打通!欧州救援作戦」の6面ボスドロップとして実装された、イタリア初の潜水艦娘にしてドイツ2番潜水艦娘にして日本では11人となる潜水艦娘である(詳細は後述)。例によってドロップ艦なので、出る人はあっさり出るが出ない人はまったく出なかった模様。

Lv30で「改」に改装出来、装備スロットが1から2に増える……のだが注意が必要。というのも、史実で輸送潜水艦に改装されたという事実から、「改」にすると攻撃力が下がってしまうのだ。それどころか夜戦も出来なくなる。改造するのであれば、一気にレベルを上げて次段階まで進めてから改造した方が良いかも知れない。なお、改にするとドラム缶を装備することが出来る。

潜水艦でありながら、対値が0ではないというしい特徴があるが、これは史実で数度にわたって対戦闘を行ったことから来ていると思われる。

海外潜水艦ということで、ゆーちゃんを想像すると結構違和感を覚えてしまうかも知れないレベルで人なつっこい。まぁリベと同じと考えれば納得か。自称は「ルイ」だがどこぞの王様ではない(そういえば、そのから来た戦艦同期でしたな)。まぁ、提督達からはほとんどが某配管工呼ばわりされてしまっているのだが、本人が自称しているのでちゃんと「ルイちゃん」と呼んであげよう。

Grazie、はにゃはにゃぁ~

イタリア海軍が、西太平洋まで出ていける大潜水艦を設計、建造したのは1939年から翌40年にかけてだった。1番艦〈グリエルモマルコーニ〉を始め6隻が建造されたうちの4番艦が、〈ルイージ・トレッリ〉である。ルイージ・トレッリ(ルイジ・トレリとも)とは1800年代半ばに活躍したイタリア政治家名前で、断じて配管工ではない。
ちなみに、グリエルモマルコーニ級潜水艦は全長76.5m、排水量1190tと、なにげに同じく最後は日本で迎えたU-511とほぼ同サイズである。〈ルイージ・トレッリ〉以外の5隻は全て第二次大戦で西大西洋にて撃沈されてしまった。

さて、〈ルイージ・トレッリ〉が工したのは1940年5月11日。既にその前年に、第二次世界大戦は幕を切って落とされていた(1930年9月ドイツによるポーランド侵攻)。〈ルイージ・トレッリ〉も姉妹艦と共に訓練を経て、さっそく戦場に駆り出され、ジブラルタル海峡を抜けて大西洋に出た後、ドイツUボートと協力して通商破壊作戦に従事し、貨物を7隻撃沈するという戦果を挙げている。

しかし、戦況は次第に連合側に傾いていく。そうした中、ドイツ海軍イタリア海軍の協定によって大潜水艦ドイツに貸すことになり、たまたまこのタイミング修理中だった[1]ルイージ・トレッリ〉が選ばれる。これは、ドイツ日本と物資をやりとりしていたが、輸送だと撃沈されるということで潜水艦でいこうとなったところで、ドイツにちょうど適当な大輸送用潜水艦かったため、改造し易そうなイタリア潜水艦を付けた、という事情があり、代わりにドイツイタリアUボートを渡したという。なお、あくまでもイタリアドイツに貸すだけであり、元から乗っていたイタリア海軍の乗組員達がそのまま継続して艦を動かしていた。
というわけで、〈ルイージ・トレッリ〉は修理ついでに輸送潜水艦改造されたうえで、遣日潜水艦作戦メンバーに選ばれ、以前伊30に持たせたが途中で撃沈されてしまった(第一次遣独潜水艦)という最新レーダーの設計図を送る任務を受け、現地で導を受けた日本技術士官とレーダーの設計図や機材を載せ、事にシンガポールまで送り届けることに成功した。実はこの旅(1943年6月16日フランス出発8月31日シンガポール到着)はちょうど反対側の作戦である第二次潜水艦として、はっちゃんこと伊8ドイツに向かっていた期間と重なっていたりする(こちらは往路が1943年6月1日出発8月31日フランス到着)。

以降、〈ルイージ・トレッリ〉は、日本の施設を借りて南アジア方面で通商破壊作戦を行っていたドイツ揮下にて活動することになったのだが……(以降続く)

ウィーちゃん
Buongiorno! じゃなかった・・・Guten Morgen!
うーん、なんかねー名前も変わっちゃって・・・うーん、ウィーでいいかな?ダメ?

ルイージ・トレッリをLv40まで上げて改造すると、この名前となる。

見た的には、それまで来ていたライフジャケットを脱いで、のボディスーツ(長袖が追加されている)のみとなり、また頭のリボンの色もからに変わる。

的には、雷装値は相変わらず改造より低いものの、ルイージ・トレッリ改で出来なくなっていた夜戦が再び可になっている。また、対を搭載可であり、特殊機以外の対を装備することで対カットインが可という潜水艦にしては変わった仕様を持っている。相変わらずドラム缶は装備可

なお、図鑑等で確認出来るが、読みは「ルイージ・トレッリ」のままである。ちなみに自称は「ルイ」改め「ウィー」である。ちゃんと「うぃちゃん」と呼んであげよう。うぃちゃんをやってる期間は短いので、呼べる機会があまりないかもしれないが。UIT-25をドイツ語で読むと、「ウーイーテー・フュンフ・ウント・ツヴァン・ツィッヒ」になる(理にカタカナにしているのでご容赦ください)が、うぃちゃんは「ゆーあいてぃーにじゅうご」と読んでいる。まぁ、史実でもUIT-25として活動していたのは日本絡みの域だからいいんだよ、きっと。

史実(UIT-25)

前述の通り、〈ルイージ・トレッリ〉はシンガポール1944年昭和19年8月30日に到着、以降そこを起点に通商破壊作戦に従事……しようとしていた矢先の9月8日、なんとイタリア連合に降してしまう。〈ルイージ・トレッリ〉は日本軍の基地のん中で立ち往生することになった。

色々とあった末に、〈ルイージ・トレッリ〉はドイツ海軍に接収され、〈UIT-25〉と改名される。"UIT"はイタリアから接収した艦に付けられた接頭辞。なお、元乗組員だったイタリア軍の人達は、基地自体は日本軍のものだったこともあって、現地の日本軍によって拘束され、捕虜として一旦収容所送りになったが、後日何人かは改めて〈UIT-25〉の乗組員に復帰した模様。

とはいえ、枢軸国側も追い詰められており、最前線となった東南アジアの基地も次々と失陥し、潜水艦の整備もままならなくなっていく。そんな中、東南アジア方面で通商破壊作戦を続け働いていた〈UIT-25〉も、一旦同盟である日本神戸まで退いてオーバーホールを受けることになった。

そんな最中……(以下後述)

ごうちゃん
Buongiorno! じゃなかったGuten Morgen! でもなくて、
おはよう名前はねぇ・・・えーと、もう、ごうちゃんでいいや。

ルイージ・トレッリ改めUIT-25をLv55まで上げ、改装を行うと504となる。所属を3度変えた艦は、艦これでは初となる。

装は、これまでとがらっと替わり、なんと白スク水である。この場合嘆くのはイタリアなのかドイツなのか……。
(一説では、まるゆの例からして、輸送潜水は白スク水であることが提指定されているとかなんとか)
性格は特に変わっていない(というか最初から日馴染みやすい性格だったというか)。なお、改名後の自称は「ごうちゃん」である。
ドラム缶と機UIT-25から変わらず装備可。対値以外の数値はほぼろーちゃんこと呂500と同様なので、運用も呂500に準じると考えて良い。
耐久呂500より1高いためカスダメでも中破になる可性がある点は注意。
なお、雷装はこの段階になってようやく改造より上昇する。

なお、図鑑等で確認出来るが、読みは「ルイージ・トレッリ」のままである(大事なことなので2度(r)。

意外とね、史実とかね、ふにゃふにゃー。

前述の通り、日本神戸にてオーバーホール中だった1945年5月、とうとうナチスドイツベルリンが陥落し、連合に降してしまった。

行く宛のくなった〈UIT-25〉は、日本海軍に接収され、新たに潜水艦4番艦〈504〉と改名することになった。この""は、ドイツの敗戦によって日本海軍が接収した潜水艦6隻に便宜上付けた式であり、実際には艦バラバラだったりする。ちなみに本来は呂号潜水艦クラスの大きさの〈504〉が「」なのは、同時に接収した〈伊501〉(元U-181)が1600tで潜水艦に分類されたためである。
ちなみに、同時に日本に接収された〈伊503〉は〈504〉と同様にイタリアマルチェロ潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ〉→ドイツUIT-24〉→日本伊503〉と3カを渡り歩いた潜水艦である。

しかし既に戦局はあれな時期であり、そんな時期に海外潜水艦を上手く運用出来るわけもなく(この時期の潜水艦といえば回天運用艦がメインで、数少ない例外が7月に行われた作戦)、呉鎮守府に所属となったがあまり活動することもなく、そのまま終戦を迎えることになる。
なお、終戦直前に対アメリカB-25を撃墜した、とされているが、実際どうだったかは不明。

終戦後、3カを渡り歩くという数奇な運命を辿った潜水艦は、連合によって紀伊にて処分された。

んー、関連動画、ちょっと長いよ。

ん? 関連静画見るの? 分かった、はい。


実装の2年以上前に描かれたことに注意

関連商品みっけ! さぁ、やっちゃおうか? にっ!

ルイージ・トレッリ/UIT-25/504に関連する商品を紹介してください。

んー?また、関連コミュニティ来たよ

あたしの関連項目も覚えておいてね。

2017年イベント 西方再打通!欧州救援作戦 新規実装艦娘
神風型(2代)駆逐艦 旗風
特Ⅱ型(綾波型)駆逐艦 天霧 狭霧
Richelieu戦艦 リシュリュー
択捉海防艦 松輪
潜水艦 ルイージ・トレッリ/独:UIT25/日:504
英・航空母艦 アーク・ロイヤル

脚注

  1. *1942年6月3日、7日と立て続けに航空機による攻撃を受け、特に7日に受けた被害は甚大で、艦体に大穴を開けられ乗員も1名が死亡している。その修理は半年あまりかかり、復帰したのは1943年2月21日になってからだった。しかもそれから1ヶもたたない3月16日に、故障で潜出来ない状態のところをまたしても航空機に襲われ、ようやくの思いで逃げ切ったが艦体が損傷、ドックへ逆戻りとなる。
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