オールスター(スマブラ)単語

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オールスター

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ここでは任天堂（Nintendo）のゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』（スマブラシリーズ）の一人用ゲームのモードについて解説する。

概要

その作品に登場する全てのファイター（参戦キャラクター）と戦うモード。スマブラDXから収録されている（初代のスマブラ64には収録されていない）。

各作品で共通しているルールとしては以下のものがある。

シンプルモードやアドベンチャーモードと異なり、プレイヤーのストックは1つで固定。なのでストックを無くしたら（コンティニューしなければ）即ゲームオーバー。
（ネスやMr.ゲーム&ウォッチなど）一部の回復能力がある必殺技を持つファイターを除き、バトル中にダメージを回復することはできない。また、バトル中には回復アイテム（ハートのうつわ、マキシムトマト、各種たべもの等）は一切出現しない。
- その代わり、バトルとバトルの相手に休憩所が存在し、そこにある回復アイテムでダメージを回復することができる。ただし回復アイテムは無限にあるわけではなく個数に限りがあるので、計画的に使わないと危険。
プレイヤーの蓄積ダメージは（休憩所で回復しなければ）次のバトルに引き継がれる。
- 一応、プレイヤーの使用ファイターは通常時よりやや吹っ飛びにくくなってはいる。ただし難易度設定を上げると通常時との差が小さくなる。
敵は通常時よりはやや吹っ飛びやすくなっている。ただし難易度設定を上げると通常時との差が小さくなる。

ちなみに『星のカービィ』シリーズのモード「格闘王への道」がモデルとなっていると言われている。

スマブラDX

Mr.ゲーム&ウォッチを含む隠しファイターを全て使用可能にすると出現する第3のレギュラー戦のモード。（残り2つは最初から遊べるシンプルとアドベンチャー）

（休憩所を除き）全部で13バトルある。

対戦相手の人数はバトルによって異なり、4回戦までは1人だけだが、5回戦以降は2人に増え、さらに9回戦から12回戦までは3人を同時に相手にすることとなる。

最終戦（13回戦）はフラットゾーンで25人ものMr.ゲーム&ウォッチ軍団と戦うこととなる。Mr.ゲーム&ウォッチは（ベリーハードでも）非常に吹っ飛びやすいが、最大で5人同時に登場するため袋叩きにされてしまいやすい。

各ファイター毎に拠点となるステージが割り当てられており、対戦ステージはそのバトルの対戦相手のうちの誰か1人の拠点となる。一部のファイターは原作とは異なる作品のステージが拠点となっているが、ガノンドロフ以外は原作のBGMが採用されている（ガノンドロフのみ、BGMも他作品のメトロイドのものが流れる）。

難易度はベリーイージー（最も簡単）、イージー、ノーマル、ハード、ベリーハード（最難関）の5段階の中から選べる。なおシンプルやアドベンチャーと異なり、コンティニューする場合は（たとえベリーイージーであっても）難易度に関係なくコインが10枚必要になるので注意しよう。

休憩所にはハートのうつわが3個あり、通常とは異なる仕様になっている（通常のハートのうつわはダメージを100%回復できるが、オールスターに限り全回復できる）。ただし完全に回復しきる前にワープゾーンに入ると蓄積ダメージが残ったまま次のバトルがスタートしてしまうので注意しよう。ちなみに一度も回復せずに最後までノーコンティニューでクリアすると「回復なしクリア」としてボーナスポイントがもらえるので、物好きな人は挑戦してみても良いだろう。

拠点となるステージが原作と異なるファイター

ミュウツー（ポケットモンスターシリーズ）…戦場（スマブラシリーズオリジナル）
ピチュー（ポケットモンスターシリーズ）…フォーサイド（MOTHER2）
マルス（ファイアーエムブレムシリーズ）…夢の泉（星のカービィシリーズ）
ロイ（ファイアーエムブレムシリーズ）…終点（スマブラシリーズオリジナル）
こどもリンク（ゼルダの伝説シリーズ）…ジャングルガーテン（ドンキーコングシリーズ）
ガノンドロフ（ゼルダの伝説シリーズ）…ブリンスタ深部（メトロイドシリーズ）

オールスターをクリアすることでもらえる主なご褒美

隠しステージ

戦場…どのファイター、難易度設定でも良いのでオールスターをクリアする。
フラットゾーン…Mr.ゲーム&ウォッチでオールスターをクリアする。（ただしシンプル、アドベンチャーでも代用可能）

フィギュア

ワリオ…どの難易度でも良いのでノーコンティニューでクリアする。
ミュウ…ハードかベリーハードでクリアする。（シンプルやアドベンチャーにもほぼ同じ条件のフィギュアがあるが、シンプルやアドベンチャーと異なりオールスターではコンティニューしても良いことになっている）

スマブラX

本作から一人用と二人用がある。ただし、二人用の方でもプレイヤーのどちらか片方でもストックを失えば（コンティニューしなければ）ゲームオーバーとなる。

難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」「とてもむずかしい」「ゲキむず」の5段階の中から選べる。前作と異なりコンティニューする場合に必要なコインの枚数は難易度によって異なる（最も少ないやさしいは10枚、最も多いゲキむずは100枚）。

休憩所にはハートのうつわが3つ（二人用では5つ）用意されている。前作と異なり回復中にワープゾーンに入っても回復が途中で終わることは無い。

バトル一覧

本作では原作となった作品毎にステージが割り当てられている。

ステージ1「ゲーム&ウォッチ」…Mr.ゲーム&ウォッチと1対1で戦う。
ステージ2「マリオシリーズ」…マリオ、ルイージ、ピーチ、クッパの4人と戦う。同時に相手するのは2人まで。
ステージ3「ドンキーコングシリーズ」…ドンキーコングとディディーコングの2人と戦う。マリオシリーズとは別枠扱い。
ステージ4「アイスクライマー」…アイスクライマーと戦う。
ステージ5「ファミリーコンピュータロボット」…ロボットと戦う。原作となるステージが存在しないので、マリオシリーズのステージで戦うこととなる。
ステージ6「ゼルダの伝説」…リンク、ゼルダ（またはシーク）、ガノンドロフ、トゥーンリンクの4人と戦う。鬼門その1。
ステージ7「メトロイド」…サムス（またはゼロスーツサムス）と戦う。
ステージ8「パルテナの鏡」…ピットと戦う。
ステージ9「メタルギア」…スネークと戦う。
ステージ10「MOTHER」…ネスとリュカの2人と戦う。
ステージ11「ファイアーエムブレム」…マルスとアイクの2人と戦う。
ステージ12「ヨッシーシリーズ」…ヨッシーと戦う。マリオシリーズとは別枠扱い。
ステージ13「F-ZERO」…キャプテン・ファルコンと戦う。
ステージ14「ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ」…ソニックと戦う。
ステージ15「星のカービィシリーズ」…カービィ、メタナイト、デデデの3人と戦う。
ステージ16「スターフォックスシリーズ」…フォックス、ファルコ、ウルフの3人と戦う。鬼門その2。
ステージ17「ワリオシリーズ」…ワリオと戦う。マリオシリーズとは別枠扱い。ステージはメイドインワリオだが、オールスターに限りミニゲームをクリアしてもダメージを回復できない仕様になっている。
ステージ18「ポケットモンスターシリーズ」…ピカチュウ、リザードン、フシギソウ、ゼニガメ、ルカリオ、プリンの6人と戦う。鬼門その3かつオールスター最大の鬼門。
ステージ19「ピクミンシリーズ」…ラスボス「ピクミン&オリマー」と戦う。一人用ではオリマーが1人だけだが、二人用ではオリマーが2人になる。

スマブラ3DS/WiiU

本作では年代別にステージが分かれている。全部で7ステージあるが、順番はスマブラ3DSとスマブラWiiUでは逆になっている（3DS版は古い順、WiiU版は新しい順）。

難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」の3段階から選べる。

本作では隠しファイターを出していなくても最初から遊べるモードとなっているが、その場合は登場する敵が限られている「仮のオールスター」となる。ファイターを全員解禁すると「真のオールスター」で遊べるようになる。

なお本作ではコンティニューができなくなったのでストックを失うと強制的にゲームオーバーとなるので注意しよう。

スマブラSP

モードとしては廃止。しかしその代わり「エンドレス組み手」と統合されて、「オールスター組み手」として生まれ変わった。

登場する敵の順番は古い順で、最初はMr.ゲーム&ウォッチと戦い、ベレト/ベレスに勝つと一周したこととなりまたMr.ゲーム&ウォッチと戦うこととなる。

敵は謎のMii軍団と異なり必殺技が普通に使えるので、（情け無用組み手を除く）他の組み手より難易度はかなり高い。

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