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ピーカーブー（peek a boo）とは、英語で「いないいないばぁ」を意味する熟語である。
曖昧さ回避
- ピーカーブースタイル - ボクシングの構えのひとつ。グラブを顎付近で構え、頭部へのガードを高める。代わりにボディのガードが甘くなりがち。
- ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー - 2008年10月7日に発売された、ご近所メルヒェンTRPGである。この記事で記述。
概要
正式名称は『ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー』。著者は河嶋陶一朗・落合なごみ・冒険企画局。河島が作り上げた汎用システム、サイコロフィクションを利用したサイコロフィクションシリーズの栄えある第1号である。なお、細部のゲームデザインは迷宮キングダムでお馴染みのよたよたイラストレーターこと落合なごみが担当。そのせいか、大惨事表も比較的ライトになっているので、安心してダイスロールできる仕様となっている･･･多分。舞台は現代日本で、とりわけPCが住んでいるご町内（もしくは校内）で冒険の物語を繰り広げることとなる。
主な特徴として、人間･･･正確には小学生とオバケの2人1組のペア複数で進行するゲームである。そう、ロリとショタが大活躍するTRPGなのである。自分がロリキャラやショタキャラを演じても良し、オバケになってもうひとりのPCを想像してハァハァしても良し、俺らっぽくプレイして現実を再現するのも良しと、紳士淑女に優しい仕様になっている。
PCについて
上述の通り、PCは基本的に小学生とオバケのペアとなって行動する。小学生側をイノセント、オバケ側はスプーキーという呼称を用いる。もうちょっと細かいところは以下の通り。
イノセントについて
オバケを見ることが出来る小学生の事。PLはそのうち、小学校高学年のキャラクターでプレイすることになる。なお、PCは可能な限り、同じクラスにするとロールプレイもしやすく、進行も早くなる。なお、判定に失敗すると痛い目に遭うこともあるが、場合によっては睡眠不足に陥ることも。
また、俺らダメ大人と称される人間がイノセントになることも出来る。アイテム所持数が増える等のメリットはあるが、スペシャル時に【眠気】や【魔力】が1点しか回復できないなどのデメリットも存在する。
スプーキーについて
何らかの理由でイノセントと契約しているオバケの総称。魔力を使ってイノセントや仲間、もしくは自分自身を助けることが出来る。また、弱点を持つ代わりに2種類の「魔法」を習得できる。また、リングと呼ばれる6つの種族に属しており、スプーキーPCはこのリングのいずれかに所属することになる。
ヨル族
夜の魔物を連想させるオバケ。夜の魔法が得意で、子供達を驚かせるのが大好き。吸血鬼あたりが該当する。
トンガリ族
鼻や耳が尖っている、プライドが高いオバケ。角を生やしたものもいる。どうやら高貴な妖精の末裔らしい。鬼やダークエルフ辺りがこのリングに当てはまる。
シッポ族
所謂ケモナー枠。実力重視。ネコマタなどがこちらのリングに該当する。
シキ族
四季や年中行事との関係が深いオバケ。ジャック・ランタン辺りがこちらに該当する。
オモチャ族
子供達が愛着を持ったオモチャに魂が入ったオバケ。子供と遊びが大好き。
X族
近代になって現れた種族で、都市伝説やテケリリ族などの冒涜的なオバケ、グレイなどがこちらに当てはまる。
主な進行
イノセントによる学校生活を中心とした「学校フェイズ」→イノセントとスプーキーが自由行動する「放課後フェイズ」→イノセントが寝るかどうかでスプーキーの行動が変化する「真夜中フェイズ」の３フェイズを繰り返す。そして、悪いオバケ（もしくは悪い人）と戦ったりする場合は「オバケ屋敷フェイズ」に移行し、クライマックスへと向かう。
公式リプレイ
なお、関連商品にあるルールブックにはリプレイが掲載されており、プレイヤーは大人3名（落合なごみ、速水螺旋人、齋藤高吉）とリアル小学生3名。まさに、ご近所RPGの名に恥じない面子をそろえてきている。当然、小学生相手なのでGMを含む大人組は（主に男子小学生に）苦戦を強いられることとなった。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
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