ユーノ・スクライアとは魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物である。
概要
魔法少女リリカルなのはにてフェレットの姿で登場。高町なのはにレイジングハートを渡して魔王誕生魔法に関わらせる原因を作った。
この時期に高町家の世話になるが、フェレット扱いのため、なのはと一緒に風呂に入れられたりしてこれが妖 現状の淫獣扱いの遠因の一つとなっている(ただ、これを現在まで引きずっているのはなのフェイ成立の最大の邪魔者だからだが)
守り・結界・転送・治癒などの魔法を使いこなすが攻撃魔法は使えない。使えたら物語がスタートしないためである。
シリーズが進むたびに、百合重視とか火力重視とかそういう関係で存在を希薄にされてる今日この頃。
多分、劇場版で一番割を食うのは彼であろう。
ただカットされてる部分も多いが、TV版より優遇されている部分もないとはいえない……が、魔法少女リリカルなのはReflectionの公式サイトでキャラ紹介がクロノもろとも省かれた。劇場版では3作続けての仕打ちである、やっぱり不憫。
上記で述べている面ばかりが突出して目立ち過ぎていて、実際のところユーノ自身に対する真っ当な評価は少ないのが現状。
わりかし目立つことの多かったクロノに比べて実力差はあるものの、仮にユーノに対してサウンドステージや小説版も併せて真っ当な評価をした場合、デバイス無し&パワーダウンの状態でありながらヴィータと互角(正しくは、攻撃こそ不得手だが、ヴィータの攻撃を完全に受け止める事が可能な程の防御力を誇る)という、ある意味でとんでもないチートスペックになってしまう。
その他にもデバイスのメンテや作成協力、無数の書籍の中から必要なモノだけを手早く見つける検索能力。そしてそれらを精査する分析官としての能力。おまけに言うならば、なのはの師であり、フェイトも「ユーノに魔法を教えてほしい」と発言する等、攻撃以外はまさにパーフェクト超人。
さらに言えば成長すれば若く有望な事で知られる考古学者と、それなんてインディアナ・ジョーンズといった感じ。
しかし、こういった実力をもっていたり、活躍をしていながらもまともに評価されないのは魔法『少女』シリーズの男性キャラの宿命(運命ともいう)かもしれない。
まあ、それ以前にA's以降は基本裏方キャラで、出番自体がろくに無いというのもあるが。
ついにVividでは登場したのに名前を呼んですらもらえなかった。元々が男が不遇のなのはシリーズでも特にVivid系は男が不遇な作品と言うことを考えればゲストとはいえ登場しただけでもマシかもしれないが。
なお、ソーシャルゲームの魔法少女リリカルなのはINNOCENTではなんと人間ではなくフェレットとなってしまった。A'sでは使い魔だったリニスは人間になった(動物形態もリニス二世として登場している)のにこちらは逆の扱いである。どうしてこうなった。ただしゲーム版でも漫画版でもフェレットのまま喋るので、アルフと扱いは近いのかもしれない(それもそれでどうなんだとか言ってはいけない)
また、PSP用ゲーム魔法少女リリカルなのは A's THE GEARS of DESTINYではプレイアブルキャラとして参戦。前記の通り攻撃魔法は使えないという設定を踏まえた上での調整が成されているが本作ではまったく使えない訳ではなく基本技は使えるという設定になっており一部攻撃魔法も使用する。それ以外には得意のチェーン系拘束魔法で動きを止めたり、シールドを張りつつ突撃等どれも本来サポートに使う技を攻撃に転用するという形で使用したり素手で殴ったりとアグレッシブに単身で戦う彼の姿を見ることができる。本来戦闘補助要員であり直接戦わない(戦ってはいけない)彼を元の設定の範囲内で如何にまともに戦えるように調整するかで苦心した為スタッフにとって思入れが強いキャラであるとインタビューで語られている。反面ストーリーモードでは序盤こそ彼目線で話を進める事が出来るものの、どいつもこいつも会話が噛み合わず襲われたり、中盤からは出番が激減したり、全23キャラ中唯一ムービーCGに一切登場しないという不遇な扱い受けている。だが星光の殲滅者シュテルから師匠と呼ばれたり、ヴィヴィオから強いと評価されたり、彼の知識袋が役に立つ面があったり、しっかり水着が用意されてたりと全体を見るとおそらく彼の扱いが一番マシな作品かもしれない。
ニコニコ動画における扱い
二次創作などでも元々漫画・イラスト系では悪役でもないのに負傷・死亡率が一番高いとされるほど悲惨な扱いを受けており、MADでも酷い目にあうことが多い(ただ、二次創作でも小説系では、良作と呼ばれる物の場合は良い扱いであることも多いが、それ以外だとまあ、やはりクロノと二人セットで酷い目に遭いやすく、ユーノやクロノの待遇は、そのSSが良作か最低系かの手頃な目安となっている)。彼が動画で姿を見せただけで蔑称である淫獣という書き込みが発生するほどである。
なお、淫獣という呼称が定着しているが、本来の本人はそんな呼称とは真逆な人物である。彼が遭遇したムフフなイベントは全て、やむを得ずフェレットモードだった頃の本来の彼の姿を知らない少女達による力ずくの不可抗力である。べ、別に羨ましくなんかないんだからねっ!
関連動画
関連項目
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