ヨダルラーハとは、スマートフォンゲーム「グランブルーファンタジー」の登場人物である
担当声優は千葉繁。プレイヤーからの通称は「ヨダ爺」「ヨダ」。ファラからは「老師」と呼ばれる。
概要
「わしゃただの釣り人じゃよ。」
・・・と本人は言うが、正体の知れない飄々としたハーヴィンの老人。
故あって実力を隠して隠居しているようだが、主人公たちとの出会いから、訳あって空域から離れたい彼を連れていくことになる。
彼の話の中には「変幻自在の妖剣士」という男の存在をほのめかす言葉があった。
そもそも出会いの時点で、誰も気づいていなかった帝国兵の襲来にいち早く気づいており、釣り上げた魚をわざと飛ばして帝国兵をノしていたのもあり、只者ではないという描写がたびたびされていたが・・・。
水属性キャラクターでレアリティはR。バランスタイプ。
ローアインのような尖った能力は特に持ちえていない。
1アビリティ「海翁好鴎」は敵に水属性ダメージを与えつつ攻撃力を下げる。
2アビリティ「空空漠漠」はオーバードライブ状態の相手のゲージを削る能力。
何の変哲もない能力であるが、いくつもの描写から「昇格されるのではないか」と思われていた。
ちなみに、初出は何とこのRキャラクターではなく公式4コマ「ぐらぶるっ!」。
同漫画ではファラと知り合いになり、師弟関係と成る。
アクションRPG「グランブルーファンタジー:ReLink」に登場する。
山駆ける少女 ~幻の味覚を求めて~
2015年10月末に開催されたファラを中心としたキノコ狩りイベント。
「ぐらぶるっ!」の師弟関係がここで拾われ、ファラの師として彼女を指南することになる。
「アマツタケ」のことを熟知しており、ただ飄々としているようでいて、的確にファラを指南している。
しかし、アマツタケの利益を占有する現地住民、そしてかつてヨダルラーハの弟子であった「レンス(CV:土田大)」と三つ巴のアマツタケ争奪戦に巻き込まれることになる。
レンスの剣技、ファラへの指南から、彼が優れた剣士であることは疑いようのない事実となったが―――。
2023年10月18日にサイドストーリー(過去イベントの常設化機能)に追加された。
「さーてと・・・不肖の弟子の始末をつけんとなあ」
イベント後の2015年11月19日、誰もが予想した通りレアリティの上昇した彼が新たにガチャに登場。
しかし昇格幅が凄まじく、「ペトラ」と並び二例しか存在しない「R→SSR」への二段階直接レアリティ昇格という大出世である。属性はRと同じく水。
ガチャで闇SSR刀の不動国行を入手すると加入するが、現在はレジェンドガチャではなくクラシックガチャからの排出になっているため注意(サプチケでは今まで通り交換可能)。
主人公やファラと出会い、彼らと交流することで希望を見出したヨダルラーハ。
しかし、かつて悪に染まり、多くの弟子の離反を招いた筆頭弟子が再び凶刃を振るっているという話を聞きつけ、封じていた己の剣を再び手にし、弟子の始末をつける決意をした。
「変幻自在の妖剣士」の復活である。
世捨て人となり隠居していたのは、筆頭弟子の存在が故。
筆頭弟子により多くの弟子が悪に染まったことに自責の念を感じ、筆頭弟子の剣を封じた後は隠居生活に身を落としていた。
彼にとって主人公やファラとの出会いは、救いであったのかもしれない。
なお、弟子の始末をつけるまで自粛することに決めた釣りは戦闘終了後のモーションで続けている。
望む声も少なくなかった既定路線の昇格だが、その性能は驚愕の一言。
過程や前提条件をすっとばして結論だけを述べるならば、「奥義発動直後に独自ゲージ3つ消費で99万9999の固定ダメージ」。
無属性の為相手の属性にも左右されない、まさに規格外の能力である。正しく手順を踏んで発動さえすれば…。
詳細に性能を解説すると、ヨダルラーハは独自の消去不可バフ「三幕」を駆使して戦うキャラクターである。
この「三幕」は戦闘開始時に3つ所持しており、上限は3。4の倍数のターン終了時に3つ回復する(ヨダルラーハが出ているターンではなく、そのクエストにおける総ターン数換算)。
この仕様のため、蘇生されても4の倍数のターン終了を待たなければ三幕は自動回復しない。
全ての行動が「三幕」に依存しており、消費することで以下の追加効果が付与される。
- サポートアビリティ「絶句」
三幕0の状態で攻撃を開始した場合、ターン中攻撃力・防御力が半減、敵に狙われやすくなる - サポートアビリティ「二重刃」
三幕所持時必ずトリプルアタック、攻撃・回避率アップ、回避時成功時敵全体に無属性99万9999ダメージ+敵の強化効果を1つ消去。ただし、攻撃時三幕を強制的に1つ消費 - 1アビリティ「十起」(使用間隔6T)
敵に4~5倍水属性ダメージ→ 三幕を強制的に1つ消費し2回発動 - 2アビリティ「百承」(使用間隔8T)
敵の全ての攻撃を回避・かばう効果→ 三幕を強制的に1つ消費し、ディスペルガード効果追加 - 奥義「万結一閃」
奥義発動後三幕が0になり、付与されている三幕1つにつき33万3333の無属性固定ダメージ
お分かりいただけるだろうか。
3アビリティ以外の全ての能動的行動で必ず三幕が消費され、三幕が0になると著しく弱体化するピーキーなキャラクターだが、それを差し引いても100万近くのダメージを単独で与えられるその性能は特筆に値する。
3アビリティ「千転」はLv45で解禁されるフェイトエピソードクリアで習得。後述の調整前は三幕回復のみの効果だったが、調整後はHPが満タンに近いほど攻撃が上がるストレングス効果とHP回復が追加された。
回復アビから強化アビへの変更でフルオートでも自己回復ができるようになり、使用間隔も15ターンから7ターンに短縮された。
ヨダルラーハを有効に使うならば、以下の二つが手段として挙げられる。
- 三幕切れのタイミングをダメージカットやかばうなどでフォローする
通称「介護」。実際ヨダルラーハが長く居座り、奥義を連打したり三幕による確定トリプルアタックを連発できれば凶悪なダメージソースになるのは間違いないため、カタリナなどの防御アビリティ持ちキャラクターでヨダルラーハの被害を減らせばそれだけ活躍の幅が増える。
また、「百承」は三幕がなくとも『かばう+回避』は発動するためこれを利用するのもよい。 - 割り切って100万近くのダメージソースとして運用
騎空団所属の場合、アサルトタイム中の奥義ゲージ100%スタートを活かせば開幕100万オーバーのダメージを簡単に与えられる。
3アビも駆使すれば4ターン後にもう1度100万ダメージを出すのも難しくない。(以降は幕切れが3ターンも続くのでほぼ確実に落ちるが)
アサルトタイム以外でも、「開幕から3ターン通常攻撃→4ターン目に百承→三幕の回復した5ターン目で奥義」とすることで比較的安定して100万ダメージを達成可能。
それだけで沈む敵を相手にするならば無類の強さであり、そうでなくとも100万オーバーのHPを削りきった後は退場するものと割り切って戦術を構築することで、使い切りのダメージソースとしての運用が可能になる。
弱めのボスは大抵これで倒れる※ため「初心者向けおすすめキャラ」として真っ先に名前が挙げられるほどだったが、2024年1月現在は似たような動きができる上に短期戦性能がより高い恒常水SSRのグウィンに座を奪われている。逆に言えばガチャやサプチケで2人とも加入できた場合さらにヤバい事に…。
とはいえ、最終実装と性能調整で三幕が無い時の対策を気にせず起用できるようになり、奥義スロウや敵全体ダメージ+強化消去など役割が増えたため、依然として初心者~上級者まで幅広くおすすめできるキャラクターである。
問題として、あまりに容易に高いダメージを与えられるため、実装当時より1ターンあたりのダメージ量を増やせるキャラや装備の選択肢が増えた現在でも一気に敵を倒してしまい他人の利益を奪ってしまう場合がある。
マルチバトルならばともかく、共闘クエストで起用する場合は相手と話し合って慎重に運用すべきである。
※具体的にいうと、メインシナリオ第24章までの各島最後で戦うことになる6属性の敵とのHARDマルチバトル(通称:島ハード)では、リヴァイアサンとセレスト以外は奥義発動でほぼ確実に倒せるため、武勲の輝き稼ぎに非常に適している。
最終上限解放後の性能
2023年9月15日に最終上限解放実装と既存アビリディのバランス調整がされ、最終していない素の状態でも回避成功時ダメージなどで火力が出しやすくなった。
最終すると奥義が「万結一閃・迅」に強化され、奥義倍率が上がるともに三幕1つ消費時の追加ダメージが88万8888(3つ消費時約266万)に強化、スロウ効果追加と火力アップだけではなくボスの特殊技遅延担当しても活躍しやすくなる。
レベル90になるとサポアビの「絶句」が強化され、三幕が無い時のステータス大幅ダウンが削除される上にアビリティ使用時の消費も無くなるため、古戦場や高難度バトルのボス相手にも起用しやすくなった。
しかも、4ターン毎の三幕追加と共に攻撃大幅アップも付与される。
レベル95で「千転」に再行動効果が追加。自身や味方の攻撃バフを合わせれば高いターンダメージを狙うことができる。
レベル100で解放されるフェイトエピソードをクリアすると4アビ「無想零刃」を習得。
敵に合計48倍ダメージを与え、三幕を消費せずに追加効果が発動する効果と通常攻撃時に敵に33万3333ダメージが発生する消去付加バフが自身に付与される。
強力な分10ターン後に使用可能・再使用間隔が14ターンとなっているが、自身がトリプルアタックする度にどちらも短縮されるため意外と高頻度で発動する。
なお、最終解放フェイトもレベル100フェイトもフルオートではクリア不可のバトルが挟まるため、事前に攻略サイト等で手順を確認しておこう。
風属性バージョン
2020年1月31日に恒常SSRとして実装され、レジェンドガチャで風SSR刀っぽい斧の真武虎薙を入手すると加入する。
『三幕を消費して自己強化し、切れると大幅弱体化』というピーキーさは水属性から受け継がれているが、こちらは1ターン持続する攻撃大幅アップや再行動効果を付与して戦う短期戦向け通常攻撃アタッカーとなっている。
とある事情から白い装束を身にまとっており、7周年イベント「STAY MOON」内でとある人物と決着をつけることになる。
the animation
アニメでは12話に登場。
アウギュステの海の異変をいち早く察知しており、リヴァイアサン戦では序盤から立ち回っていた。
流石に釣竿でのアクションは浮いているからなのか、本作ではSSR版準拠で剣を使って戦っている。
関連動画
関連項目
グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
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メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン | |
サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ | |
パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロミオ - |
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