「張燕」(チョウ・エン ? ~ ?)とは、後漢末期に蜂起した黒山賊の将であり、その機敏なる用兵から「張飛燕」と呼ばれた武将である。
正史では
張角が起こした黄巾の乱に呼応し、賊徒を集めて張牛角に合流し、黒山賊と呼ばれる数万の賊を率いたが、張牛角が後継者に指名して戦死すると、名を「張燕」に改めて黒山賊のボスになった。
その数が十万を超えると、黄巾党と同一視されて後漢王朝から討伐軍を送られたが、張燕は「張飛燕」とも呼ばれた優れた統率力と機動性でこれを撃退した。
しかし、黄巾党が討伐されて規模を縮小していった為か、張燕は生き残る為にあっと驚く策を講じた。
そう・・・後漢王朝の討伐軍を撃退しておきながら、後漢王朝の弱みにつけこんで自ら帰順して官軍となり、平難中郎将に任命された張燕は、孝廉を推挙する資格が与えられた他、事実上の独立勢力化に成功したのである。
董卓が後漢王朝の実権を握ると、袁紹を盟主とする反董卓連合軍に参加したが、連合軍が解散後は、黒山賊の眭固(スイ固)らが曹操に敗れていった事や、根拠地が常山であった事から袁紹の攻撃をうけるようになり、呂布が袁紹を頼った際には1万の精兵と数千の騎兵を用いて呂布と戦ったが、呂布の突撃の前にリアル三國無双されてしまった。
その後は、ニコニコ動画ではイナゴでお馴染みの公孫瓚(公孫サン)と結んで袁紹に対抗したが、劣勢に追い込まれたところで袁紹が曹操に敗れて衰退した為、世渡り上手な張燕は黒山賊の消滅と引き換えに曹操の配下となり、平北将軍の地位をえて北方を守備した。
演義では
常山の群雄として登場する。
袁紹に滅ぼされかけた公孫瓚(公孫サン)から救援を依頼されるも果たせず、袁紹が曹操の戦いに敗れた後に病死し、袁尚が曹操に敗れた際に曹操に降伏した。
※その他「張燕」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照
関連動画
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関連データ
能力一覧 | 統率 | 武力 | 知力 | 政治 | 魅力 | 陸指 | 水指 | 身体 | 運勢 |
三國志 | - | - | - | - | - | ||||
三國志II | - | - | - | ||||||
三國志III | 71 | 52 | 44 | 75 | 75 | 70 | |||
三國志IV | 76 | 69 | 53 | 44 | 76 | ||||
三國志V | 76 | 48 | 41 | 71 | |||||
三國志VI | 78 | 66 | 47 | 43 | 73 | ||||
三國志VII | 74 | 45 | 38 | 53 | |||||
三國志VIII | 81 | 50 | 40 | 56 | |||||
三國志IX | 79 | 83 | 51 | 58 | |||||
三國志X | 82 | 80 | 54 | 55 | 61 | ||||
三國志11 | 82 | 81 | 53 | 48 | 63 |
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