必殺の霊的国防兵器 ここに見参
御国のために いざ往かん
この概要を御国に捧げん・・・
必殺の霊的国防兵器とは、真・女神転生Ⅳに登場する日の国必殺の国防兵器である。
元々は第二次大戦中に帝国陸軍が召喚した悪魔達。
いずれ劣らぬ強大な力をもった存在だが、連合側が召喚したより強力な悪魔との戦いに敗れた。語呂がかっこいいよね。
物語中盤から登場する依り代を媒介とした悪魔。それぞれが非常に強力な力を持つが、1体を除いて、ある人物の仲魔として使役されている。ルートによっては「人間」を救うための非常に強力なキーパーソンとなる。
登場した順序ごとに解説していく。
コウガサブロウ
誇りと憂いを売っちまった輩は斬る
「神道集」の「諏訪縁起」に登場する伝説上の人物。地底の国に迷い込み、彷徨った末、地上への帰還を果たすがその体は蛇と化しており、後に諏訪大社の諏訪大明神として祀られたという。何気に美人妻持ち。長男と二男の嫉妬で地下世界に放り込まれるが、そこでも美人の姫様と結婚している。爆発しろ。
渋谷のクラブ・ミルトンにて、とある理由により撃退をすることに。主人公たちが初めて戦う霊的国防兵器。一番手のせいか制作側が故意にやったのか分からないが、他の国防兵器と比べるとやたらとフランクに話しかけてくる。そして小物感がすごい。
とあるルートでは2戦目を果たすことになるが、別段パワーアップしたわけでもなく、弱点も変わらないので1戦目と同様に戦えばすんなり倒せる。。強制的に使役されてるせいか「うおおおぉぉお!!」しか言わない。その上無駄話には嬉々と応じる。前より小物感がすごい。
テンカイ
生きるも死ぬも 裏表
生きて 逝きては 星巡り
天あり 地あり 人ありて
各々交わる ここが狭間
来たりて 往かんとする
その者の名は ○○○
・・・いざ死合わん
必殺の霊的国防兵器その弐 英傑 「天海」
安土桃山時代
から江戸時代
初期まで実在したとされる天台宗
の僧。史料によると100歳以上生きたとされ、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関わったほか、江戸の都市計画の構想にも携わったとされる。
ある目的でミッドタウンへの侵入を計る主人公たちを待ち構える渋いオッサン悪魔。見た目的に弁慶かと思ってました。主人公たちを死合うに見合う豪の者とし、勝負を仕掛ける。
渋い。とにかく渋い。もう見た目だけじゃなく台詞が渋い。というか台詞どころか行動も渋い。マグネタイトとかカタカナ語使うのも地味に渋い。どこぞの龍神さまとかどっかの英傑武尊さんとかと違って小物臭が全くしないのも渋い。耐性も物理半減弱点無しとか何気に強いし渋い。そんな渋いおっさんだが契約上あれに従わざるを得ない。渋くない。主人公に倒されて役割から解放されると喜んで逝った。散り際はやっぱり渋かった。死なないけど。
ミチザネ
野心にて惑わされた若き力と
私欲にて使役された古き力・・・
それら互いに切り結べば
平安時代の貴族、学者、歌人、政治家。学者の家系に生まれ、学者や政治家としての才能を発揮し、右大臣にまで出世したが、左大臣藤原時平の陰謀により失脚、北九州にある太宰府へ左遷されたのち、無念の内にその生涯を閉じる。彼の死後、都では彼を左遷に追いやった藤原時平が病死、さらには天皇の家系や付き人が次々に病死、さらには醍醐天皇のいる会議中の殿舎に雷が直撃し、複数人を即死させる大惨事を引き起こした。このことから道真の怨霊が雷神と結び付けられることになる。
このように荒魂状態では乱心してしまう彼だったが、彼を鎮めるため社殿を設け「北野天満宮大神」と称号されると、祟りも徐々におさまったといわれている。この後は、祟りの記憶が薄れ、生前の学者・歌人としての功績が注目されると学問の神へ変化していったと言われている。
とあるルートでは、オモイカネと共に無限発電炉ヤマトへ行く道の結界を張る役目を負わされている彼を撃退することになる。伝承のごとくジオ系のスキルを得意としている。結界を護るちょい役のせいかいまいち影が薄い。
オモイカネ
思い巡りて オモイカネ
知を持って 国の恩に報いれば
知りて痴れたる愚か者なら
お主は死を知らしめられよう
思念という概念を神格化した存在であるとかんがえられ、「思慮を兼ねる」というその名の意味の通り、多くの人々の知恵を備えるほどに知略に長けるとされる。引きこもった天照を外に引き出すための作戦を発案したその人。神だけど。
前作からの脳みそみたいなデザインからは一転、なんとも形状しがたいものとなっている。正直かっこいいと思いました。
とあるルートで、ミチザネと共に無限発電炉ヤマトに結界を張り、主人公たちを妨害してくる。こっちもミチザネと同じチョイ役だが台詞がかっこいいせいか妙に印象深い。散り際の「知識も知恵も全ては民の幸せに」がなんかいい。
ヤマトタケル
和を重んじた日の国に
これほどの混沌が栄えようとは・・・
必殺の霊的国防兵器その伍。 英傑「日本武尊」 別名タヤマの犬。
日本神話で最も武力に秀でた英雄の一人、ヤマトタケル。すさまじい武力を持ち、性格は猛々しく、かつ冷徹であったという。また、半神半人であったという。英雄なのに小物感がすごい。
とあるルートにて主人公を待ち構える必殺の霊的国防兵器の一柱。絶賛あれから使役されており、テンカイやコウガサブロウと同じく、「くやしい・・・でも(ry」状態で主人公たちと相見える。日の国を愛し、民が手を取り合ってこそ国だと説くが、混沌の修羅の子に「そんなもん弱者の免罪符だ」と一蹴される。気に入らない奴に使役された揚句、護国叶わぬまま散ってしまったかわいそうな英雄。戦闘中の会話の「ぐぬぬ・・・」感が小物を引き立たせている。
ヤソマガツヒ
ヤソマガツヒぃ~
黄泉の国から現世に戻ったイザナギが、死の穢れを洗い落とすために禊を行った際、落ちた穢れから2つの神が生まれ、その片方が「八十禍津日神」であった。災厄の源である不浄、凶、不幸、悪などを象徴とする神。
今作最狂萌えキャラ。日常会話でも口癖が出てしまう困ったちゃん。彼(女?)の甘い香りの効果が発動した結果、漁師の息子なのに魚が大嫌いだったり、本当はくまさんだったり、なんだかくまったり、主人公の下半身脱がせてハナにアレさせた功績を持つ。
タケミカヅチ
あいつらは今でも、この国を護っているのだろうか
必殺の霊的国防兵器その漆 天津神「建御雷」
イザナギがヒノカグヅチの首をアメノオハバリで刎ねた際、その滴る血から生まれた神。
剣の神、雷の神、軍神などの神格を持つ。
2週目以降に受注できる「百年の護国」で戦える必殺の霊的国防兵器。
ほかの必殺の霊的国防兵器達とは違い、自分の楽しみの為に人外ハンター達との腕試しを行っている。
メインイベントに関わらない上にデザインも外注絵師ではなく、金子氏が過去に描いたものなので、ユーザーからはあんまり必殺の霊的国防兵器扱いされていない。
※ネタばれ注意
マサカド(cv.マーボー) 別名:超機動御霊合体マサカド 真名:平将門
「ちゃんぴおん」・・・いい響きだよね
シリーズごとに毎回登場する東京の守護神。必殺の霊的国防兵器その捌。おそらく作中で最大最強の必殺の霊的国防兵器。東京を神の御業(物理)から護った岩盤そのものである。ちゃっかり背中らへんを神に利用されてるけど
Nルート限定で現れる悪魔。首だけの状態でも最上級悪魔や神の戦車の結界を破るとんでもない力を持つ大地霊。他シリーズでも大体強キャラか便利キャラで描かれているマサカド公だが今作も例外ではないようだ。
立ち絵で見るとそうでもないが、お口をあんぐりさせると微妙にエイリアンちっくでグロい。首だけでも数mあるが、完全体になったときは数十m級の怪獣と化した揚句、さらに岩盤と合体することで数十km級の機動要塞に天元突破する。家康公が祀るのも無理はない。
この関連動画が為すは、視聴かマイリスか・・・
関連商品の極意 しかと刻み込んだか?
動画はまだまだ続く・・・この関連項目を使うがいい
- 4
- 0pt

