タケミカヅチとは
- 日本神話における神。古事記では建御雷神、日本書紀では武甕槌などと表記される。(本項で概要を記載)
- ペルソナ4の登場人物である巽完二のペルソナ。(本項で概要を記載)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場するオーブ軍の空母。(本項で概要を記載)
- 架空戦記「紺碧の艦隊」に登場する戦略空母。表記は「建御雷」。(発表は3.より速い。これが元ネタ?)
- ゲーム「マブラヴ」シリーズに登場する機体。詳しくは武御雷(戦術機)の項で。
- アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」に登場する高性能多脚戦車。
- 漫画・アニメ「神様ドォルズ」に登場する案山子(からくり人形)の一つ。表記は「武未禍槌」。
- 漫画「銀魂」に登場する兵器の一つ。表記は「武御雷」。
- 日本の競走馬。2009年ダービー卿チャレンジトロフィー優勝馬。
1.日本神話の神として
鹿島神宮で祀られる神、剣の神、戦いの神、雷の神として知られる。
伊邪那岐命が火之迦具土を斬殺した際、火之迦具土を斬った天之尾羽斬から滴り落ちた血から生まれた神。
この為、天之尾羽斬の子とされており、天津神が葦原中津国に侵略戦争を仕掛ける際、天之尾羽斬から「自分の子を向かわせると良い」と言ったため、経津主と共に天の鳥船に載って地上を侵略した。
そこで国譲りに反対した神々を打ち倒し、武御名方の両の腕をもいで諏訪からでて来ないという約定を取り付け、国津神達から葦原中津国を奪うことに成功する。
このように天津神最強の武神として名高いが元々は鹿島の海蛇神であったとされ、船の守り神にして他の神の侵略を防ぐ塞の神としての側面も持っていた。
しかし、後に鹿島が大和朝廷に併呑され、そこが大和朝廷にとって戦略上の要所となると、武御雷は日本神話の中でも重要な神として組み込まれてゆくこととなる。
2.”ペルソナ”として
!注意!
この記事は「Persona4 the ANIMATION」第7話「Suspicious Tropical Paradise」のネタバレが含まれています。
主人公の名前はアニメ版にあわせて「鳴上悠」としてますが、これは原作でのデフォルトネームではありません。
Persona4
鳴上悠のひとつしたの後輩に当たる巽完二のペルソナ。属性は【皇帝】
雷に耐性を持っているが風に弱い。
Persona4 the ANIMATION
第7話「Suspicious Tropical Paradise」のネタバレが含まれており、内容も「アッー!トラス」なものなので各自でドラッグ。
「皆様、こんばんわ。本日は性別の壁を超え、崇高な愛を求める人々が集うある施設をご紹介しむぁーす。レポーターはこの僕んーまっ。巽完二君どぇす。」
「あぁ~ん。あつい、熱いよぉ~こんなに熱くなっちゃった僕の体。どうしたらいいのぉ~?んもう、こうなったら、もっと奥まで…突☆入!しちゃいまぁ~す!!」
悠「録画したけど…。」
陽介「いらねーよ!!!」
悠たちが飛び込んだテレビの中の世界のダンジョン。
その最深部には、完二と、完二のシャドウがいた。
「男がいい!”男の癖に”って言わないしさ、だから男がいいんだ。」
「違う…!」
「違わないよ。君は僕、僕は君だよ。」
「ふざけんな…!」
悠「だめだ!止せ、完二!!」
「てめえみてぇなのが、俺なもんかよ!!!!」
「んふふふふふ、うふふふふふ、僕は君、君さぁ!!!」
悠たちは完二を救うために完二の影と闘うも、苦戦してしまう。
ふと、完二は、床に落ちている自分が作ったぬいぐるみを見つける。
「あれは…!」
悠「お前が作ったんだろ?」
「なんだ?悪ぃのか?男の癖に、こんなもの作っちゃ…」
悠「…いや、かわいいとおもうよ。」
「はぁ…?」
悠「…かわいいよ。」
「か…!!!」
これが完二への大きな励ましとなり…
自分の手で自分のシャドウを倒し、自分のシャドウを受け容れた。
彼の名誉のために書いておくが
完二のシャドウは、「”男の癖に”可愛いものが好きである」というコンプレックスが「(陽介曰く)たち悪く暴走した」ものである。
完二自身も、「男だ女だってんじゃねぇ、拒絶されんのが怖くてビビッてよ、自分から嫌われようとしているチキン野郎だ!!」
といっているわけであるので、決して、決して、完二はゲイではないのである。
Persona4 the ULTIMATE In MAYONAKA ARENA
公式サイトによると、投げを主体とした力押しのパワータイプとなっており、HPや攻撃力も高めであるようだ。
シャドウの件もあってか、PVでは「バラと肉体の狂い咲き、戦慄のガチムチ皇帝」紹介されていた。
3.オーブ軍の空母として
元々オーブは永世中立国で、「他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、他国の争いに介入しない」を理念としていた。そのため外洋航行能力を持つ空母を持っていなかったのだが、その理念を貫いた故に地球連合軍に侵攻され国土を焼いてしまった。この事から国防戦略に変化が生じ、外洋航行能力を有した大型空母の建造に着手した。航空機ではなくムラサメなどのモビルスーツ運用に重きを置いた空母「タケミカヅチ」が完成した。
艦長にはトダカ一佐、副官にはアマギ一尉が就いた。
それから2年後、オーブはかつての敵である大西洋連邦と同盟を結んだ。ザフト軍艦ミネルバを討つ為、地球軍はオーブに対し増援の派遣を要請。オーブ本土から大きく離れたスエズ基地に増援を送るため長期航行に耐えるタケミカヅチと護衛艦6隻がオーブより出港した。その後、地球軍と合流するがネオ・ロアノークに言いくるめられたオーブ軍の指揮官ユウナ・ロマ・セイランによって地球軍の前面に展開、艦載機のムラサメや護衛艦とともにミネルバと交戦する。黒海での戦闘では決着が付かず、次にクレタ沖でミネルバと対峙。ムラサメ隊の猛攻でミネルバに黒煙を噴かせ、満身創痍にした。が、トダカがタケミカヅチを前面に押し出した事で、今度は逆にミネルバの猛攻を受けるようになり被弾で船体が傾き始めた。護衛艦はシン・アスカの駆るソードインパルスガンダムによってズタズタにされて全滅、決死で止めようとするムラサメ隊も壊滅。ついにはタケミカヅチの艦橋に対艦刀が振り下ろされ撃沈された。
しかし事前にトダカが乗員に退艦を命じていたため撃沈時に戦死したのは艦と運命をともにしたトダカのみだった。
タケミカヅチ撃沈後、生き残った乗員やムラサメ隊はアークエンジェルと合流。その後はアークエンジェルの戦力として運用され、オーブ本国がザフト軍の侵攻を受けた際には救援に向かった。
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