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この記事は『アクセル・ワールド』のネタバレ成分を多く含んでいる。 |
有田春雪とは、川原礫のライトノベル『アクセル・ワールド』の主人公である。マンマルカワユス。
作品上では「ハルユキ」と呼称されることが多い。アニメ版の声は梶裕貴。
概要
東京都杉並区の私立梅郷中学校に所属する中学生。一巻時点で13歳。
両親は離婚し、現在は母子家庭。しかし母親は仕事人間であるため、ほぼ独りで生活している。
小学五年生にして60kgを越え、50m走で10秒切れないという典型的なピザ体型。
また身長は160代であると推察されているが、アニメ版ではドワーフ並の低身長で描写されている。
その体型も相まって入学当初から不良にパシらされ・殴られ・蹴られのイジメを受けていた。
それどころか小さいころから大なり小なりのイジメを受けており、ニューロリンカーによって省力化された育児環境のために親とのふれあいも少なく、またハイスペック(学業も部活動も成績優秀・さわやかな美貌と高い身長・社交的で友達想いな明るい性格)な幼馴染カップルの黛拓武と倉嶋千百合にコンプレックスを抱いて疎遠となっていた結果、一巻時点ではとても捻くれた性格となっていた。
元々自己主張が苦手な性格で、自己評価が低く現実に対しての期待感を全く持っていない。これは前述の理由の他、幼いころの離婚騒動が関係していることが作中で示唆されている。
そのためかゲームや電脳世界に逃避しており、VRゲームにのめりこんでいる。他にも家には多数のレトロゲー(といっても現在の現行機)を所持していて、そのジャンルはFPSなど血生臭いものが多い。
現在
前述のゲーム好きが高じてか天性のものか、ニューロリンカーの親和性と反射速度が高く、特に後者は異常なまでに高いのを黒雪姫に買われ、 BrainBurst をインストールされてバーストリンカー「シルバー・クロウ」となる(詳細は該当記事で)。
持ち前のセンスとシルバー・クロウの特性を生かし、徐々に頭角を現していき、さまざまな事件を経て多くの理解者を得ることに成功し、少しづつではあるが本来の誠実で明るい性格を取り戻してきている。
また、それまで隠れていた堅実な努力家という一面も見せ、加速世界だけでなく、現実世界でも自分を変えようとしている。
余談
彼の学内アバターであるピンクのブタは、元々作っていた黒騎士アバターをいじめの加害者に奪われ、押し付けられたデフォルトのアバターである。当初はしぶしぶ使っていたのだが、何となくなじんでしまったので変えていない。
なかなか可愛い見た目なので作中では好評。実際に本人以上に関連グッズも多く出ている。
また、本人は頑なに否定しているものの脚フェチの気があり、小学生の生脚から、獣の脚、果ては義足まで愛でることのできる上級紳士である。
関連動画
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関連項目
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