もっと先へーー《加速》したくはないか。
2009年より電撃文庫(アスキー・メディアワークス)から刊行。イラストを担当するのはHIMA。
概要
第15回電撃大賞「大賞」受賞作品。
ネット小説界隈で人気の九里史生が、ネット小説投稿サイトArcadiaに長編小説『超絶加速バーストリンカー』として投稿した作品を加筆修正し電撃大賞に応募したものが大賞を受賞、『アクセル・ワールド』として出版された。
サンライズによるアニメ化や、ゲーム化・ドラマCD化も行われた。
またアニメ化連動企画としてニコニコ静画にてアクセルワールドアバターコンテストが開催された。投稿者のオリジナルアバターが本編、関連作品に登場する(詳細: http://info.nicovideo.jp/seiga/aw_avatar1/)。
3ヶ月ではあるが、同作者の作品『ソードアート・オンライン』のアニメ版と並行して放映されていた事もあり、劇中でナーヴギアが登場(あくまで文献として)したり、キリトが初めてヴォーパルストライクを使用した回と同じ週にブラックロータスがヴォーパルストライクを使用するといった間接的なセルフオマージュが展開された。後にアニメ『ソードアート・オンラインⅡ』にこの意思が引き継がれ、キリトが《加速世界》を彷彿とさせるフルダイブゲームを作りたいと語るオリジナルシーンが1話で追加された。
これらはあくまで製作側が仕掛けたファンサービスの一環であり、今作と『ソードアート・オンライン』の連続性や関係性については「今のところ」考えていないと作者自らが原作あとがきで語っていた・・・・が、
原作18巻現在、スターバーストストリーム、ジ・イクリプス(上位二刀流スキル)、バーチカルスクエア、ヴォーパルストライクなどのSAOのソードスキルと同名の必殺技が登場していたり、必殺技はシステムアシストが発生するといったソードスキルに酷似する特徴がいくつも見受けられる。
また、SAO側でもアリシゼーション編にて心意スキルが登場し、整合騎士やキリトが使用するなどといった状況になっており、今後の展開によっては両作がリンクする余地は十分すぎるほどに残っている。(10巻に収録された番外編に至っては、キリトに対してブラックロータスと似ているとまで言い切っている他、SAOアリシゼーション編アニメ22話ではキリトが心意版のヴォーパルストライクを使用する場面まで登場した)
あらすじ
2046年、脳内と無線で接続できるインターフェイス《ニューロリンカー》が普及し、いつでもどこででも《ニューロリンカー》を通じてネットワークに接続できるようになった未来。仮想世界と現実世界との境界が薄くなり、何もかもがネットワークで事足りるようになったとしても、人と人との繋がりは無くならないし、いじめもまた無くならない。
デブで内向的な性格のためにいじめを受けていた中学生"ハルユキ"は、ある日ゲームを通じて校内一の美少女 "黒雪姫"と出会う。
「もっと先へ・・・・・・《加速》したくはないか、少年」
黒雪姫に導かれるまま、ハルユキは《ニューロリンカー》に謎のプログラム《ブレイン・バースト》をインストールする。
《ブレイン・バースト》を起動したハルユキは、仮想世界のその先にある《加速世界》の存在を知ることになる。
その日から、現実世界と《加速世界》でのハルユキの黒雪姫を護る《騎士》としての戦いが始まった。
登場人物
詳細は「アクセル・ワールドの登場人物一覧」参照。
- 有田春雪(アリタ・ハルユキ)/シルバー・クロウ/CV:梶裕貴
本作の主人公。中学1年生(最新刊では2年生)。肥満気味な体格と内向的な性格ゆえにいじめの標的になっていたが、黒雪姫との出会いによって次第に成長してゆく。デュエルアバター《シルバー・クロウ》は、現実とは対照的なシャープな体型をしている。 - 黒雪姫(クロユキヒメ)/ブラック・ロータス/CV:三澤紗千香
本作のメインヒロイン。メインヒロインだってば!中学2年生(最新刊では3年生)。ハルユキの通う中学校の生徒会副会長。眉目秀麗・才色兼備のお嬢様。ハルユキに《ブレイン・バースト》を渡す。《加速世界》ではかつての七王の一人であり、最大の賞金首《ブラック・ロータス》でもある。本名は読者には未だ明らかにされていない。 - 倉嶋千百合(クラシマ・チユリ)/CV:豊崎愛生
ハルユキ、タクムの幼馴染。 - 黛拓武(マユズミ・タクム)/CV:浅沼晋太郎
ハルユキ、チユリの幼馴染。
既刊一覧
アクセルワールド(1) 黒雪姫の帰還 / 2009年2月10日発売
≪黒雪姫≫と呼ばれる少女との出会いが、デブでいじめられっ子の未来を変える。
どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分(アバター)を使って≪速さ≫を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。
季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女≪黒雪姫≫との出会いによって、彼の人生は一変する。少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。それは、中学内格差(スクールカースト)の最底辺である彼が、姫を護る騎士≪バーストリンカー≫となった瞬間だった――。
ウェブ上でカリスマ的人気を誇る作家が、ついに電撃大賞<大賞>受賞しデビュー! 実力派が描く未来系青春エンタテイメント登場!
巻末には、気鋭の作家・川上稔による超豪華な短編小説&ビジュアル解説企画付き!!
アクセルワールド(2) 紅の暴風姫 / 2009年6月10日発売
第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作、待望の続編登場!!
黒雪姫との出会いにより、一回り成長したハルユキ。そんな彼のもとに、「お兄ちゃん」と呼ぶ見ず知らずの小学生・トモコが現れる。二人のいちゃいちゃする様子を見た黒雪姫の冷徹な視線がハルユキを貫く中、≪加速世界≫では、謎の事件が勃発していた。
乗っ取られると精神を汚染され、敵味方関係なくデュエルアバターを襲い続けるという呪いの強化外装≪災禍の鎧≫。殺戮を繰り返す狂気のアバターを捕らえ ることができるのは、唯一の≪飛行アビリティ≫をもつデュエルアバター、≪シルバー・クロウ≫のみ。≪鎧≫討伐ミッションを課されたハルユキの運命と は!?
アクセルワールド(3) 夕闇の略奪者 / 2009年10月10日発売
人気も超絶加速中!! 第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作、怒濤の第3弾登場!
「ゲームオーバーです、有田先輩……いえ、シルバー・クロウ」
学内一の美少女・黒雪姫との出会いによって人生が一変した少年、ハルユキ。デブでいじめられっ子だった彼も、立派な≪騎士≫として成長していた。季節は 春。二年生となったハルユキたちの前に、奇妙な新入生が現れる。≪ブレイン・バースト≫のマッチングリストに現れず、しかし日常では≪ブレイン・バースト ≫を巧みに使いこなす謎の一年生。
黒雪姫が修学旅行で不在の中、≪ダスク・テイカー≫と呼ばれる歪なデュエル・アバターを出現させた一年生は、圧倒的な力でハルユキから『大切なもの』を 奪っていく。再び中学内格差(スクールカースト)最底辺に堕ちたハルユキ。絶体絶命の彼がその時とった行動とは……!!
アクセルワールド(4) 蒼空への飛翔 / 2010年2月10日発売
「ここから、もう一度這い登ってみせる。僕はもう、下だけ向いて歩くのはやめたんだ」
日常で≪ブレイン・バースト≫を巧みに使いこなし、中学内格差(スクールカースト)の頂点に君臨する謎の新入生・能美征二(ノウミセイジ)。ハルユキは、能美の狡猾な策略によって自身の≪翼≫を奪われ、完全敗北を喫した。
──しかし、ハルユキは、再び立ち上がる。
≪もう下を向いて歩かない≫と心に決めたハルユキは、親友・タクムと共に≪ダスク・テイカー>へ反撃を開始する。キーとなるのは、≪心意システム≫、≪スカーレット・レイン≫、そして≪メイド服少女≫!?
最強のカタルシスを以てしておくる、次世代青春エンタテイメント!
アクセルワールド(5) 星影の浮き橋 / 2010年6月10日発売
中学内格差(スクールカースト)の頂点・能美征二による謀略は去った。≪スカイ・レイカー≫も加速世界に復帰し、黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、他に見劣りしない勢力となっていった。
とある日、ハルユキは≪軌道エレベータ≫に日本の≪ソーシャルカメラ・ネットワーク≫が導入されるというニュースから、新たなるゲーム・ステージの気配を察知する。
そこに辿り着いたハルユキは、このゲームの≪謎の運営者≫から提供された最大のミッションイベントを体感する!
「……鴉さん。これは、どういう、ことですか?」
それはさておき、同時進行で発生していたのは、黒雪姫とハルユキのお泊まりイベントで、さらにそこに≪スカイ・レイカー≫ことフーコさんも乱入してきて!?
アクセル・ワールド(6) 浄火の神子 / 2010年10月10日発売
黒雪姫率いる軍団《ネガ・ネビュラス》。その躍進を担っていた銀翼が、もげようとしていた。謎の組織《加速研究会》とのバトル中、ハルユキは突如復活した《災禍の鎧(クロム・ディザスター)》の浸食を受ける。彼は未だ、その呪縛からは逃れられなかった。
事態を重く見た《純色の七王》は、《加速世界》の最高意志決定機関である《七王会議》を開く。そこでシルバー・クロウに下された決定とは、《浄化》と呼ばれる強化外装の完全解除を行うこと。従わなければ、残りの六王から賞金首に指定され、事実上《加速世界》から追放となる。
最も高度な解呪コマンドである《浄化》。その鍵を握るアバターは、《無制限フィールド》の意外な場所に幽閉されており……。
《加速世界》では、致命的な危機を抱えたハルユキ。なのだが、《現実世界》では飼育委員活動中に知り合った小学四年生の少女と、なぜか心の交流が深まってしまって──。
アクセル・ワールド(7) 災禍の鎧 / 2011年2月10日発売
黒雪姫率いる“ネガ・ネビュラス”は、シルバー・クロウを“浄化”するため、“アーダー・メイデン救出作戦”を発動した。
難度の高いミッションの中、決死の覚悟でシルバー・クロウはアーダー・メイデンと接触するも、“帝城”を守護するエネミー“スザク”の火炎ブレスにより、禁断の不可侵領域―“帝城”内部に突入してしまう。
絶体絶命の危機に陥ったハルユキだが、彼はそこで不思議な“夢”を見る。“クロム・ファルコン”と“サフラン・ブロッサム”。二人のアバターが望み、砕け散ってしまった“災禍”の物語を―。
アクセル・ワールド(8) 運命の連星 / 2011年6月10日発売
「着装…“ザ・ディスティニー”」“ISSキット”に侵された“シアン・パイル”ことタクムへ、自分の思いを伝えるべく対戦を挑んだハルユキ。しかし、破格の力を得たタクムの前に、為す術もなく倒れる。
体力ゲージが残り数ドットとなったハルユキだが、謎の山吹色のアバターの誘いを起点に、“加速世界”最強の強化外装をジェネレートする。
「…それが、“災禍の鎧”本来の姿かい?」
光の力を得た“クロウ”と、闇の力に染まった“パイル”、二人の心意が強く共鳴し合い、そして、激突した。それぞれの想いが絡み合い、ひとつの大きな物語へと収束したその先にあるものは―。
アクセル・ワールド(9) 七千年の祈り / 2011年10月10日発売
「許さない。お前を殺す―バーストポイントが全部なくなって、加速世界から消えるまで、殺し続ける」再び“クロム・ディザスター”となってしまったハルユキは、“アッシュ・ローラー”を痛めつけていたアバターたちを鬼神のごとき力で瞬殺する。そして、深部まで完全に“災禍の鎧”と融合してしまうのだった。
滅ぼすべき敵を求めて“加速世界”を飛翔するシルバー・クロウ。そして彼は、次なるターゲットとして、“ISSキット”とその制作者たる“加速研究会”に憎悪の矛先を向けた。誰も制止不能の狂戦士。
そんな彼の前に、一体のアバターが立ちふさがる。その名は、“グリーン・グランデ”。最強の大盾、“ザ・ストライフ”を携える絶対防御の“緑の王”と、呪われた狂気のアバターが激突する―!“災禍の鎧”編、完結。
アクセル・ワールド(10) Elements / 2011年12月10日発売
『遠い日の水音』―西暦二〇四六年、秋。新生“ネガ・ネビュラス”の一員となったシルバー・クロウことハルユキだが、とある過失でバーストポイントを急激に減らしてしまう。窮地に立ったハルユキに、タクムは加速世界の“用心棒”を雇うことを提案する。
『最果ての潮騒』―西暦二〇四七年、春。新入生・能美征二の策略によって、かつてない危機に陥ってしまったハルユキ。時を同じくして、黒雪姫は修学旅行先の沖縄で、奇妙なバーストリンカーに“対戦”を仕掛けられていた。
『バーサス』―西暦二〇四七年、春。ハルユキはブレインバースト内で、黒い剣士の姿をしたアバターと出会う。次元の壁を越えて、二人の主人公が激突する!待望の特別編。
アクセル・ワールド (11) 超硬の狼/2012年4月10日発売
ブレイン・バースト内を暗躍する謎の組織≪加速研究会≫。 その総本山≪東京ミッドタウン・タワー≫の頂に鎮座する、≪大天使メタトロン≫。
完全無敵の神獣(レジェンド)級エネミーによって守護されている≪加速研究会≫を打倒するため、 七王会議が開かれた。
そこで導き出された秘策とは、 シルバー・クロウの新アビリティ≪理論鏡面≫獲得作戦だった。
メタトロンの放つ絶対即死極太レーザーにも耐えるアビリティを習得する命を受けたクロウだが、 ≪心意技≫がイマジネーションによって生み出されるのに対して、 ≪アビリティ≫は行動をトリガーに発現する。
そのため、今までのハルユキの強いイメージだけでは、 ≪理論鏡面≫アビリティは習得できない。
いっこうに糸口が見えないハルユキに対し、 ≪アーダー・メイデン≫こと四埜宮謡が哀しい過去を語り始め──。
アクセル・ワールド(12) -赤の紋章-/2012年8月10日発売
大天使メタトロン》打倒のため、 シルバー・クロウは新たなアビリティ《理論鏡面》獲得ミッションに励んでいた。
四埜宮 謡の助言もあり、ようやくその光明が見えはじめたハルユキだったが、 突如現れた謎の最強《レベル1》アバター《ウルフラム・サーベラス》との交戦により、 ミッション成就はいまだに果たせないままだった。
そんな状況の中、《チョコレート装甲》を持つ、 小さな貴婦人アバター《ショコラ・パペッター》がハルユキの前に現れた。
彼女により、シルバー・クロウは待望のアビリティを得る事に──!?
思わずペロペロしたくなるスウィートなアバターも登場する次世代青春エンタテイメント!
アクセル・ワールド(13) -水際の号火-/2012年8月10日発売
新アビリティ≪光学誘導≫を獲得したシルバー・クロウことハルユキ。
ようやく≪メタトロン≫との決戦の準備が整ったにみえたが、戦いの舞台は梅郷中学の文化祭へとうつる。
≪スカーレット・レイン≫ことニコと、≪アッシュ・ローラー≫こと日下部綸に文化祭の招待状を渡してしまったハルユキは、黒雪姫の氷属性なオーラに脅えながらも、クラス展示班の仕事を他のメンバーと協力してやりとげる。
そして文化祭本番への期待に胸をふくらませるのだった。
しかし、加速世界に混沌を広めんとする≪マゼンタ・シザー≫の魔手が、
思わぬ方向から迫りつつあり──!
アクセル・ワールド(14) -激光の大天使-/2013年6月7日発売
ついにメタトロンと直接対決!!
≪最強のカタルシス≫で贈る、次世代青春エンタテインメント!
梅郷中学の文化祭にて。ハルユキからチケットを受け取った女の子たちと、それを知った黒雪姫の視線によって、盛大な火花が散らされている中。文化祭は、みんなの頑張りをかたちにし、賑やかに進んでいた。
しかしそのさなか、前日≪マゼンダ・シザー≫の手によってISSキットを寄生させられていた綸が倒れてしまう。緊急事態を受けて、黒雪姫たちはISSキット本体を護る≪大天使メタトロン≫討伐ミッションを決行する。
万全の戦力で臨むため、まずは≪アクア・カレント≫救出に挑むハルユキたち。だが、帝城東門で待ち受けていた≪四神セイリュウ≫の猛攻に、一行はたちまち傷ついていく。
そんな中、セイリュウ最大最凶の攻撃、≪レベルドレイン≫の恐怖がハルユキに迫る――!
アクセル・ワールド(15) -水際の号火-/2013年10月10日発売
ついに加速研究会の本拠地へとたどり着いたハルユキ。
最終目的地はすぐそこまで迫っていた――!
神獣級エネミー《大天使メタトロン》を撃破したハルユキ。この世界を汚染する≪ISSキット≫本体の破壊まであと少し……と思った矢先、加速研究会メンバー、ブラック・バイスとアルゴン・アレイが現れ、赤の王スカーレット・レインを拉致してしまう。
ニコを守ると約束したハルユキは、戒めを解かれた大天使メタトロンの加護を受け、ブラック・バイスを追跡する。
いっぽう黒雪姫は、現実世界からニコの回線を切断するため、楓子、謡、あきらとともに、ミッドタウン・タワーのポータルへと向かうが……。
アクセル・ワールド(16) -白雪姫の微睡-/2014年2月8日発売
忌まわしき強化外装、≪災禍の鎧≫マークII
が、ハルユキたちに襲い掛かる!
この激戦の勝者は――!?
囚われの必ずニコを救い出すと約束したハルユキは、大天使メタトロンの加護を受け、タクム、チユリ、そしてブラッド・レパードとともに加速研究会の本拠地に突入、幾多の障害を乗り越えて、バイス、アルゴンと対峙した。
ついに激突する両陣営……と思われた瞬間、突如空から降り注いだ謎の赤い光によって、≪災禍の鎧≫マークIIが誕生する。
最凶最悪の力を持つ≪鎧≫によって、絶体絶命の際へと追い詰められるハルユキたち。しかしその時、メタトロンと完全にシンクロしたハルユキは、時間の静止した世界へと導かれる。全てを知覚することが可能なその世界において、メタトロンは語りはじめる。
ブレイン・バーストが作られた理由。
そしてバーストリンカーが存在する意味を――。
アクセル・ワールド(17) -星の揺りかご-/2014年10月10日発売
≪最強のカタルシス≫でおくる次世代青春エンタテイメント!
最新刊、満を持して登場!
≪加速研究会≫との戦いを終えた黒雪姫ら≪ネガ・ネビュラス≫は、ついに白のレギオン≪オシラトリ・ユニヴァース≫との決戦を決意する。≪ホワイト・コスモス≫に挑むためには、緑のレギオン≪グレート・ウォール≫との休戦協定が絶対条件だった。
緑の王≪グリーン・グランデ≫と交渉のため、ハルユキは緑の本拠地・渋谷へ向かう。
そんな重大な局面で待っていたのは、高級ホテルのプールで水着姿になる黒雪姫で!?
これは新たな特訓なのか。それともただのレクリエーションなのか!?。
アクセル・ワールド(18) -黒の双剣士-/2015年6月10日発売
ついに実装の≪宇宙ステージ≫で、≪あの黒い双剣士≫との壮絶バトル!
白のレギオンに挑むため、黒雪姫率いる≪ネガ・ネビュラス≫は、緑のレギオン≪グレート・ウォール≫との休戦及び共闘を申し出た。
緑の本拠地・渋谷第二エリアにて、緑の王≪グリーン・グランデ≫、その幹部集団≪シックス・アーマー≫と対峙するハルユキたち。しかし会談が開始される直前、思いがけない人物が乱入してくる。
そのアバターは、黒雪姫と同じく、真っ黒な姿で、二本の剣を携えていた。
グラファイト・エッジ。元≪ネガ・ネビュラス≫の幹部≪四元素≫の一人。両レギオンに浅からぬ因縁を持つそのバーストリンカーが二人の王に持ちかけた、驚くべき提案とは――!?
いっぽう、赤の王≪スカーレット・レイン≫ことニコも、加速世界と赤のレギオンの未来を見据えて独自に動き出す!!
ついに≪宇宙≫ステージも実装!? な禁断の最新刊登場!
アクセル・ワールド(19) -暗黒星雲の引力-/2015年10月10日発売
黒雪姫が卒業してしまう前に、≪加速世界≫の果て――≪ブレイン・バースト≫のクリア条件を知るため、ハルユキはスカイ・レイカーと共に≪帝城≫へと赴いた。
絶対不可侵であるはずのそこには、何故か陽気に二人を迎える黒の剣士、グラファイト・エッジの姿が!?
困惑するハルユキだったが、≪帝城の住人≫トリリード・テトラオキサイドとも合流し、四人+1エネミー(メタトロン)で深部へと進んでいく。
そして、ハルユキはついに知る。七番星『揺光』の神器≪ザ・フラクチュエーティング・ライト≫が≪帝城≫に鎮座する意味を……。
加速世界の謎を知り現実世界へと帰還したハルユキを待っていたのは、最終決戦間近の≪ネガ・ネビュラス≫へと続々集う、頼もしい仲間たちだった。
過去最大のキャラクター&アバターが登場する最新刊!!
アクセル・ワールド(20) -白と黒の相剋-2016年6月10日発売
劇場アニメ化決定
「――行くぞ、レイン!!」「――来い、ロータス!!」 《災禍の鎧》、《バックドア・プログラム》、《ISSキット》、そして《災禍の鎧マークII》――。加速世界にあまたの悲劇と混乱をもたらしてきた謎の組織《加速研究会》。その表の顔は、六大レギオンの一角として港区エリアを支配する白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》だった。
全ての元凶にして黒幕、白の王《ホワイト・コスモス》との決戦を前に、黒雪姫率いる《ネガ・ネビュラス》は赤のレギオン《プロミネンス》との合併会議に臨む。ネガ・ネビュラスからの出席者十一名に対して、プロミネンスは総勢三十三名。実に三倍もの規模を誇る大レギオンの全貌を初めて目の当たりにし、圧倒されるハルユキだったが、会議は序盤から思わぬ展開を辿る。
「シルバー・クロウ!! ネガ・ネビュラス代表として、オレと戦え!!」
初対面のバーストリンカーに、いきなり戦いを挑まれたハルユキの選択は――!? いっぽう、ニコと黒雪姫も、禁断の《王》対《王》の戦いへと突き進む。 対峙する二人は、二つのレギオンをまとめあげることができるのか――!?
アクセル・ワールド(21) -雪の妖精-/2016年12月10日発売
《赤のレギオン》と合併したネガ・ネビュラスは、《白》との領土戦に挑む!
ホワイト・コスモス率いる《白のレギオン》の領土に攻め込んだスカイ・レイカーやブラッド・レパード率いる新生《黒のレギオン》。
しかしそこで待ち構えていたのは、加速世界から退場したはずのバーストリンカー、オーキッド・オラクルによる心意攻撃《領土戦の無制限フィールド化》だった。
謎の現象に危機感を抱いたシルバー・クロウは、メタトロンと共に最高度情報領域《ハイエスト・レベル》に移行、状況を把握しようとするが、そこに、突如新たなアバターが出現する。
白のレギオン《七連矮星》の一人、スノー・フェアリー。そのF型アバターは、メタトロンとハルユキの精神的接続を断たんと攻撃を仕掛けてくる。
一方、《無制限フィールド》のスカイ・レイカーたちは、白が仕掛けた死の《罠》──《無限PK》による加速世界からの一斉退場──に嵌まりつつあった。
窮地に立たされた仲間たちを救うべく、ついに黒雪姫とニコが駆けつける──!
アクセル・ワールド(22) -絶焔の太陽神-/2017年11月10日発売
最大加速で突き抜ける、次世代青春エンタテインメント最新刊!!
「……わたし、リプレイカードで録画したんです。 アイボリー・タワーが、ブラック・バイスに変身するところを」
黒のレギオン《ネガ・ネビュラス》VS白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》。無制限フィールドにおける戦いは熾烈を極めた。 白のレギオンと《加速研究会》の繋がりを突き止めるべく、全勢力を以てして挑んだ黒のレギオンだったが、結果としては、手がかりを得ることが出来ずハルユキらの敗北に終わる。しかし、一枚のリプレイカードが土壇場で起死回生のプランを生み出す。
そして開かれる、第四回《七王会議》。ショコラ・パペッターの録画映像を根拠に、白のレギオンを問い詰める黒雪姫だが、その会議の結果を待つハルユキのもとに、敵であるはずの人物から謎のコンタクトがあり――!?
真相究明に向かう、次世代青春エンタテイメント最新刊!
アクセル・ワールド(23) -黒雪姫の告白-/2018年9月7日発売
第四回《七王会議》の場で、白のレギオンの正体をついに暴いたハルユキたち。
しかしその代償は大きかった。黒雪姫と四人の王は、白の王ホワイト・コスモスの仕掛けた罠により、無限エネミー・キル状態に陥ってしまう。主力を欠きながらも、レギオンマスターを救出するため、ハルユキたちは最凶最悪のエネミー《太陽神インティ》討伐を決意する――!
一方で、己を捕らえる死の罠、そしてオーキッド・オラクル=若宮恵との思わぬ再会が、黒雪姫の心に影を落とす。 「……頼む……今夜は、私と一緒にいてくれないか」 黒雪姫の口から語られる、彼女の出生の《秘密》とは……!?
アクセル・ワールド(24) -絶焔の太陽神-/2017年11月10日発売
《インティ》攻略作戦始動――! 切り札は謎多き《オメガ流》!?
物理攻撃無効。属性攻撃無効。接近不可能な超難敵《太陽神インティ》を討つべく、六大レギオンの総力が結集する。
打倒インティ、そして黒雪姫解放の鍵――。それは、インティが放つ《炎熱ダメージ》無効の強化を施された《ルシード・ブレード》、そしてその所有者たるシルバー・クロウだった。この無謀極まる作戦成功のために、ハルユキは謎多き《オメガ流合切剣》の習得を決意する。
「今後は儂を《師範》と呼べ」
だがオメガ流の使い手セントレア・セントリーの正体は、三代目クロム・ディザスター。かつて青の王に討たれ、加速世界から永久退場したはずの存在で!?
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テレビアニメ
スタッフ
- 監督 : 小原正和
- シリーズ構成 : 吉野弘幸
- アニメーションディレクター・キャラクターデザイン : 愛敬由紀子
- デュエルアバターデザイン・アクション監督 : 椛島洋介
- メカデザイン : 大河広行、沙倉拓実、神宮司訓之
- 音響監督 : 鶴岡陽太
- 音楽 : onoken、MintJam、大嶋啓之
- アニメーション制作 : サンライズ
主題歌
- オープニングテーマ1「Chase the world」
- 作詞:井上秋緒 / 作曲・編曲:浅倉大介 / 歌:May'n
- オープニングテーマ2「Burst The Gravity」
- 作詞:黒崎真音 / Rap詞:motsu / 作曲・編曲:八木沼悟志 / 歌:ALTIMA
- エンディングテーマ1「→unfinished→」
- 作詞・歌:KOTOKO / 作曲・編曲:八木沼悟志
- エンディングテーマ2「ユナイト」
- 作詞:分島花音 / 作曲:takuya / 編曲:千葉"naotyu-"直樹 / 歌:三澤紗千香
放送局
地上波8局のほか、BS・CS・ネット配信(ニコニコ動画など)で放送されている。
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
TOKYO MX | 2012年4月6日 | 金曜日 24:30~25:00 |
テレ玉 | 2012年4月6日 | 金曜日 25:00~25:30 |
チバテレビ | 2012年4月7日 | 土曜日 25:00~25:30 |
tvk | 2012年4月7日 | 土曜日 25:30~26:00 |
テレビ愛知 | 2012年4月7日 | 土曜日 26:20~26:50 |
毎日放送 | 2012年4月7日 | 土曜日 26:58~27:28(「アニメシャワー」第3部) |
AT-X | 2012年4月8日 | 日曜日 23:00~23:30 |
北海道放送 | 2012年4月9日 | 月曜日 25:56~26:26 |
RKB毎日放送 | 2012年4月9日 | 月曜日 26:25~26:55 |
BS11 | 2012年4月13日 | 金曜日 24:30~25:00(「ANIME+」枠) |
キッズステーション | 2012年4月20日 | 金曜日 24:00~24:30 |
各話リスト
劇場版
2015年10月に制作が発表され、『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』(~ インフィニット・バースト)のタイトルで、2016年7月23日から全国24館にて劇場公開予定。
川原礫書き下ろしの完全新作ストーリーだが、ナビゲーションパート(TV総集編)の後に オリジナル新作パートという構成。
またこれに伴い響にて「アクセル・ワールド ~加速するラジオ~INFINITE ∞ BURST」が期間限定復活。
新作パート冒頭7分を期間限定(2016年7月16日00:00~2016年7月29日23:59)で特別公開中!
漫画
- アクセル・ワールド
- 『電撃文庫MAGAZINE』にて2010年5月号より連載中。作画は合鴨ひろゆき。
- あくちぇる・わーるど。
- 『電撃文庫MAGAZINE』にて2010年5月号より連載中。作画はあかりりゅりゅ羽。
- テレビアニメ『アクセル・ワールド』Blu-ray&DVDの映像特典としてアニメ化された。
- アクセル・ワールド/デュラルマギサ・ガーデン
- 『月刊電撃大王』にて2012年3月号より連載中。作画は笹倉綾人。
ゲーム
PS3・PSP用ソフトとして発売。ジャンルは「加速世界体験シミュレーション」。2部構成。初回限定版にはOVAが同梱。
関連番組
- アクセル・ワールド 〜加速するラジオ〜
- 2012年3月よりラジオ大阪にて放送。HiBiKi Radio Stationでも配信。パーソナリティは鷲崎健と三澤紗千香。
- 三澤紗千香のアクセル全開!世界会議
- 2012年4月~9月にニコニコ生放送にて毎月1回放送。パーソナリティは三澤紗千香。
関連生放送
キャスト出演
関連動画
関連チャンネル
関連コミュニティ
関連項目
- アクセル・ワールドの登場人物一覧(※ネタバレ注意)
- アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン
- フィジカル・フル・バースト
- ヒェア!ヒェア!
- マンマルカワユス
- ソードアート・オンライン
- 川原礫
- 電撃文庫
- ライトノベル
- 小説作品一覧
- アニメ作品一覧
- 2012年春アニメ
- アニメ映画の一覧
- ニコニコ動画で配信中のアニメ作品一覧
- ksk
外部リンク
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