永田裕志とは、日本のプロレスラーである。千葉県東金市出身。1968年4月24日生まれ。
いいんだね?殺っちゃって(概要)
日本体育大学在籍時にレスリングで全日本学生選手権などを獲得している。
弟はレスリング銀メダリストの永田克彦。1992年に新日本プロレス入門。
若手の頃は中西学や大谷晋二郎に先を越された感があったが、1995年10月9日、UWFインターナショナルとの全面対抗戦を行なった、いわゆる10・9東京ドームの第一試合で石澤常光(現・ケンドー・カシン)と組んで第一試合に出場。桜庭和志&金原弘光との試合はアントニオ猪木も賞賛した名勝負で、永田本人も「あの試合は自分の財産」と語っている。
ここ最近は天山広吉、井上亘のタッグ結成を機に青義軍の活動から離れ、全日本プロレスの三冠ヘビー王座挑戦、
NOAHの秋山準とのアンチエイジングタッグ結成など、新日本のマット外でも積極的に活動している。
2002年にはIWGPヘビー級王座を獲得し10度防衛。2010年にはG1タッグリーグ制覇。
2011年はニュー・ジャパンカップ優勝、全日本プロレスのチャンピオン・カーニバル優勝。
2013年にはNOAHのグローバル・リーグ戦で優勝し、新日本、全日本、NOAHの主要3団体全てのシングルリーグ戦を制覇した。
総合格闘家との対戦機会も多く、ミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードルなど格闘家とも戦っている。
一方で296氏主催興行のコラソンプロレスにも毎年参戦しており、 普段は対戦機会の少ないインディー出身の選手とも肌を合わせている。
なんで永田さん?
永田裕志が"永田さん"と呼ばれるのは、決して敬意を払っているからではなく、彼の言動や行動に対する嫌味を含んでいる。かつて新日本プロレスが選手大量離脱の危機に瀕した際、永田自身も「契約更新しないかもしれない」と言い放ち、新日本プロレスのシンボルマーク看板を割っている所のインタビュー写真を撮られた。が、翌日にはいけしゃあしゃあと一発更新。他にも全裸に桶で敬礼写真を撮ることに快諾しながら、後で会社に怒られたからと記者を恫喝したり、若手時代には大物レスラーとのマッチメイクを散々要求していたにも関わらず、時が立ち、後輩の若手レスラーが台頭するようになると、社長に「自分は踏み台にはならない」と提言した空気の読めない男である。
しかし試合の安定度は非常に高く、打撃、正統派レスリング、関節技に精通している。
ケンドーカシン曰く、「永田に足りないのは顔だけ」だそうだ。
得意技
技の種類は豊富だが、青いリングコスチュームに合わせ、他プロレスラーの技を盗みフィニッシュホールドにするなどの節操の無さから、 青魔道士と呼ばれる。(ファイナルファンタジーシリーズのジョブ。敵の技を受けると"ラーニング"し、自身も使えるようになる)
- バックドロップ・ホールド(永田の代表的な投げ技のフィニッシュホールド)
- エクスプロイダー(秋山準本人から、公開練習で伝授された)
- 各種キック
- ナガタロックⅠ(変形足4の字固めと膝十字固めの複合技。体勢に入る前に敬礼のポーズをとるのが特徴)
- ナガタロックⅡ(グラウンド式の腕極め顔面締め。命名はカズ・ハヤシ)
- ナガタロックⅢ(ナガタ・ロックIIの体勢から移行し、コブラツイストのような形で相手の上半身を締める)
- サンダーデスキック(試合中に繰り出したことはまだない)
- スーパーイケメンタイム(いわゆるアレ。白目コールが最大に高まったときに出現する)
- タートルポジション(もう許してやれよw)
エピソード
- 初めてのプロレス生観戦は小学6年生の時に観た、全日本プロレス東金大会。 セミファイナルはアブドーラ・ザ・ブッチャー&キラー・トーア・カマタvsジャンボ鶴田&ミスター・サクラダ(ケンドーナガサキ)、メインイベントはジャイアント馬場&グレート小鹿vsワフー・マクダニエル&ビル・ロビンソンだったという。
- 中学までは野球をしていたが、中3最後の県大会で、自分のエラーがもとで試合の流れが変わって負けてトラウマになる。
- 永田のプロレスラーとしてのバックボーンであるレスリングは、高校から始めた。レスリングを始めたきっかけは「人と変わったことをやれば目立つ」というもの。ある意味、現在のナガダンスや銅像に通じるものがあるのかもしれない。
- オリンピック代表候補に選ばれた頃から、将来の進路としてプロレスラーも考えていた永田だったが、意外にも当初の第一希望は新日本プロレスではなくUWFインターナショナルだった。理由は、当時の日体大に練習に来ていた田村潔司にあこがれてというものだった。その後、馳浩にスカウトされ、オリンピック代表落選後に闘魂クラブ所属として新日本に入団する。
- 新日本の新弟子にとって寮生活は練習以外の生活も過酷なものであるが、すでに大学のレスリング部で寮生活に慣れていた永田は堂々とした生活をしていた。当時、鬼コーチとして恐れられていた佐々木健介に話しかけられても笑って返し、同期の仲間たちは驚がくしたという。
- 若手の頃はレスリングだけではなく、当時新日本に参戦していた藤原喜明とともに、キックの練習もしていた。
- 宿命のライバルである鈴木みのるとは、高校レスリングの頃からの腐れ縁である。
- アニメ「リングにかけろ1」第7話に少年時代の本人役で出演している。
- 敬礼ポーズは元々、ナガタロックに入る前、会場の隅々を見渡す意味があったらしい。ちなみに、アントニオ猪木はこの敬礼ポーズが嫌いだとか。
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