無限の剣製(unlimited blade works、アンリミテッドブレイドワークス)とは、TYPE-MOON作品に登場する魔術、固有結界の一つである。
また、そこから派生してFate/stay night関連作品の副題などとして使われている。
曖昧さ回避
- PCゲーム『Fate/stay night』およびコンシューマーゲーム『Fate/stay night [Realta Nua]』での遠坂凛ルートの副題。
- 劇場版『Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』 - 2010年の劇場版アニメ
- Fate/stay night [Unlimited Blade Works] - 2014年のテレビアニメ。該当記事参照。
- Fate/stay night[Unlimited Blade Works] - 2022年2月号から『月刊コミック電撃大王』で連載されているコミカライズ作品
概要
TYPE-MOON世界においては、世界を自分の心象風景に書き換える「固有結界」という大魔術が存在する。
「無限の剣製」もそのような固有結界の一つであり、初出は『Fate/stay night』。同作では「無限の剣製」の使い手として衛宮士郎、およびアーチャー(Fate/stay night)が登場している。
その後の作品においては衛宮士郎とアーチャー(Fate/stay night)の派生キャラクターもこの固有結界を所持していることが多いが、心象風景に依存した魔術であるためか、各々が微妙に異なる性能をしている。
どの使い手においても大元となっているのは、一度見た剣を解析・複製・貯蔵するという特性。固有結界の中には無数の剣が突き立てられ、さながら墓標のようである。固有結界を展開せずとも、【投影魔術】で剣のみを作り出すこともできる。ただし、複製した剣はランクが一つ下がる。また、神造兵器は複製できない。
各々の使い手の解説は使い手の記事に詳しく書かれているので、以下の「詠唱」の項からそれぞれの記事を参照。
詠唱
Steel is my body, and fire is my blood.
I have created over a thousand blades.
Have withstood pain to create many weapons.
体は剣で出来ている。
幾たびの戦場を越えて不敗。
ただ一度の敗走もなく、
ただ一度の勝利もなし。
担い手はここに独り。
ならば我が生涯に意味は不要ず。
この体は、
美遊の兄
Steel is my body, and fire is my blood.
I have created over a thousand blades.
Stood pain with inconsistent weapons.
My hands will never hold anything.
――――yet,
Steel is my body, and fire is my blood.
I have created over a thousand blades.
Have withstood pain to create many weapons.
ネット上での扱い
この固有結界の展開には長い詠唱を必要とし、その詠唱はきのこ節による中二心あふれるものであった。
また、固有結界の効果が無数の剣を生み出し、それを自在に使えるというこちらもやはり中二心をくすぐるものだった。
以上のような経緯で、初出のPC版が発売された2004年以降、様々な二次創作でパロディが多く作られ、詠唱は改変の元ネタとして様々なネタに使われている。
関連動画
関連静画
関連項目
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