絵とは、絵画のことである。
なにかの表面上に塗料、顔料などを塗り書きし作る、線や色彩で構成される作品。
概要
絵の具などの画材から、鉛筆/シャープペンシル・クレヨン、PCやスマホなど描く道具は様々。キャンバスから画用紙、ノート、教科書、壁面、果ては乗り物まで様々な場所に描かれる。
図画工作・美術・コンクール等においてはテーマ・モデル・画材などを決めて描く場合も多い。
- ニコニコ静画は、絵をフィーチャーしたニコニコ動画のサービスである。→ニコニコ静画
- ニコニコ動画では、絵を描くのは一大ジャンルである。→描いてみた
- ニコニコ大百科の掲示板には絵を描く機能がある。→お絵カキコ
職業としたものは画家・絵師・デザイナー・イラストレーターとも呼ばれる。
連続したストーリーを描くものは漫画とも呼ばれたり、多くの絵を重ねてめくることでパラパラ漫画を作ることもできる。漫画家の項目には苦労なども書かれている。
描いてみる
最低でも紙とペン(+消しゴム)さえあれば好きな世界を描き出せるのが最大のメリットであり、道具が揃えやすく子供から大人まで誰でも始めやすい強みがある。手帳があれば行先で描くこともできるしネタ帳にもなる。既存の教科書やノート、テスト中に問題用紙の裏に書く場合もある。
ただしデザイン・アイデア・センスなど個人の能力や表現手法、感受性によっても出来栄えは大きく左右される。小さい頃は楽しく描いていたのに、年齢を経るごとに自身の絵に絶望してしまう場合もある。
頭身(→身長)、比率割合、縦横比、手足の太さ、目鼻口といった個々のパーツの配置や大きさや占有範囲などに注意するのも有効。うろ覚えでいきなり本番で描こうとせず、本物や設定資料を見る、アタリ・下書きを薄く描いてみて正確性を上げるのも大切である。
最初から上手い人などほとんど居ないので絵が下手でも絶望する必要はないし、描いてきた枚数(経験)も物を言う世界なのでとりあえず何かを描く、描く行為自体に慣れてみよう。縦横比や微妙な曲線を気にしながら簡単な形状のものから描いてみるのも良い。
また、いくら絵が描けてもアイデアの不足やネタ切れに悩む場合もある。
漢字として
- Unicode
- U+7D75
- JIS X 0213
- 1-19-8
- 部首
- 糸部
- 画数
- 9画
- Unicode
- U+7E6A
- JIS X 0213
- 1-69-73
- 部首
- 糸部
- 画数
- 19画
- 意味
- 旧字は繪。絵画、ぬいとり、いろどり、描く、という意味がある。〔説文解字〕に「五采を會(あつ)めたる繡(ぬひとり)なり」とあり、五色の刺繍のこととある。
- 字形
- 形声で声符は会(會)。
- 音訓
- 音読みは、カイ、エ、訓読みは、え、えがく。
- 規格・区分
- 絵は常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。JIS X 0213第1水準。繪は第2水準。
- 異体字
- 簡体字は绘。
- 語彙
- 絵画・絵師・絵図・絵像・絵本・絵馬・絵巻
関連項目
子記事
兄弟記事
- なし
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