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青く染まるスタンド狙え 決めろまいちゃんとは、白昼夢から2025年1月11日に発売されたアダルトビデオ作品である。
概要
HAKC-037 青く染まるスタンド狙え 決めろまいちゃん |
|
基本情報 | |
---|---|
発売日 | 2025/01/11 |
収録時間 | 1時間07分 |
販売元 | 白昼夢 |
監督 | - |
出演者 | 小野寺舞 |
ジャンル | ドキュメンタリー・企画 |
販売・配信ページ | |
PPV | FANZA![]() |
DVD | - |
レンタル | - |
AVテンプレート |
8月某日、デートを兼ねてとある野球場にやってきた舞ちゃん。相手と楽しく観戦している最中、ビジターサイドに一人の男が球場に現れる。何と、試合結果次第ではこの汗かきおじさんとSEXさせられてしまう...勝利の女神を手繰り寄せ、彼氏との情緒に浸ることはできるのか!?
以下、作品の説明文である。
寒い寒いストーブリーグ。
早く次のシーズンが来ないか待ちわびている皆々様。
新年あけましておめでとうございます。
2024年。
とあるチームのファンにとっては悪夢のような1年になった。
人的を巡るいざこざから始まり、未曽有の貧打。
そんな年の夏。
台風直撃の最中、1人の獅子女が天下を取りに猫屋敷へ足を運んだ。
デートを兼ねた大応援。
果たしてファンの応援は勝率を上げることはできるのか!?
ミラクル元年奇跡を呼べるのか?
そしてこの試合のキーマンは一体誰なのか?
勝率3割強に願うは勝利の2文字。
ナイター終了後の深夜のセックス。
負ければ精神ズタボロのところに追い打ち。
勝てばどこまでもハッピー。
一方、逆サイドには獅子女を抱きたいオヤジが1人、
推しチームを応援しながら余裕の表情でその時を待つのだった…。
以下、ネタバレ注意(クリックすると開きます)
試合概要
作品内に映っている球場や試合時間(サンプル写真に記載あり)・また熱烈な西武ファンである出演者の小野寺舞のSNS投稿より、試合日から対戦カードに至るまで容易に特定できる。
2024年8月31日 埼玉西武 VS 北海道日本ハム 19回戦(ベルーナドーム)
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 2 |
バッテリー | 日本ハム:ドリュー・バーヘイゲン、生田目翼、河野竜生(1勝4敗31H)-伏見寅威 |
西武:今井達也(7勝8敗)、アルバート・アブレイユ(1勝5敗11H22S)-古賀悠斗 | |
本塁打 | 栗山巧 1号(8回裏・2ラン) |
北海道日本ハムファイターズ先発のバーヘイゲンは3年振りにNPBに復帰するも状態が上がらず、一軍昇格は7月と出遅れた。しかしこの日は2回にピンチを招いた他は淡々とゴロアウトを稼ぐ抜群の仕上がりで、7回を無失点に抑えた。対する埼玉西武ライオンズはエース・今井がフルメンバーの日本ハム打線を危なげなく調理。7回にエラーで1点を失うも、的を絞らせないピッチングで8回を投げ切った。
8回裏、西武はヒットと送りバントで1アウト3塁のチャンスを作るが、9番古賀は凡退。続く途中出場の奥村光一に代わり代打で登場した栗山が、こちらも代わった河野の初球を捉えライトスタンドに飛び込む逆転2ランホームランを放つ。この1点リードを守護神アブレイユが守り切り、西武が2-1で勝利。見事汗かきおじさんとのSEXを回避した。
ネタ化
この作品で注目されたのは勿論行為シーンではなく野球要素だった。
- ポストシーズン進出が濃厚となっていた日本ハムと最下位を爆走する西武の両極端なマッチアップで、今井の力投に西武一筋23年の大ベテラン・栗山が一振りで応えるというシーズン屈指のベストゲームが、あろうことかAVに収録されていたこと。この年の西武はグラウンド内外で明るい話題に乏しく、「ライオンズの骨と牙」として中村剛也と共に長らく愛される栗山の活躍に心を救われたファンも多かった。
- 球団名こそボカシている割に、「獅子女」「猫屋敷」(ベルーナドームの蔑称)「天下を取りに」(書籍『成瀬は天下を取りにいく』より引用)など、西武要素を隠す気すらない。タイトルもチャンステーマ4のワンフレーズから引用している。
- 作品の魅力を伝えるべき説明文やサンプル写真で、西武の惨状が淡々と指摘されていること。山川穂高の謹慎→FA移籍に端を発する「人的(補償)を巡るいざこざ」・若手の伸び悩みと世代交代の失敗による「未曽有の貧打」(チーム最多本塁打は中村ら7本)・その結果としての「勝率3割強」(最終的に49勝91敗3分で.350)と、AVにあるまじき火の玉ストレートで的確に西武ファンの心を抉ってくる。作中でも小野寺本人にバッサリ斬られている。
余談
収録日は西武のBクラスが確定して迎えた最初の試合だった。来期を見据えた実験的なオーダーになることが予想され、収録日選びに影響を与えた可能性がある。
この日のヒーロー栗山は衰えや不振・コロナ感染で2度の二軍落ちを経験。その間、遠のくポストシーズンと松井稼頭央監督の解任で起用方針も変わり、出場機会は主に代打に限られていた。忸怩たる思いを抱えながらも調子を上げ、代打起用される試合展開やチームの意図をイメージしながら準備していたところ、その通りになったので結果を出せたと後に振り返っている。その裏で行われていたNTR凌辱モノから純愛モノへの逆転も、栗山からすれば当然の結果だったのかも知れない。
作中、一部が8/31の試合展開と一致しないが(編集ミスか敢えて間違えたと思われる)、該当箇所は偶然にも翌日の西武対日本ハム戦の試合展開と一致する。この試合も9回に西武が2点ビハインドをひっくり返してサヨナラ勝ちを収めている。
作中で小野寺が着ていたレプリカユニフォームは私物ではなく、撮影側が用意したものであると本人が明かしている。また、作品タイトルや説明文については発売時まで知らなかったとのこと。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/onoderamai_sub/status/1878021972380254564
前述の通り小野寺は筋金入りの西武ファンであるため、特定も早かった。8月31日に現地観戦した旨をSNSに投稿しており、翌日のサヨナラ勝ちもテレビ中継で見届けている。
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https://twitter.com/onoderamai_/status/1829832911115469095
サンプル写真には「ストーブリーグでイイことありますように」という一文が載ったものがあるが、2024年シーズンをぶっちぎりの最下位で終えた西武は渡辺久信GM兼監督代行の辞任に始まり、契約更改では平良海馬の起用法で揉め、レアンドロ・セデーニョの獲得を除けば目ぼしい補強も皆無。加えて年末には源田壮亮の不倫が発覚するなど、正反対の結果となってしまった。なお、源田は発売日の翌日に謝罪会見を行った。
これら一連の事情から作品への反響は大きかったようで、当作品は発売から1週間足らずでレーベル売り上げ本数1位に躍り出た...が、苦情が入ったのか約2週間後に販売が打ち切られている。
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