※注意※
このゲームにはホラー表現やスプラッタ描写が含まれております。
苦手な方や心臓の弱い方はプレイを控えてください。
BLACK LABOとは?
BLACK LABOとは、XyliShoot氏がRPGツクールVXで制作したホラーゲームである。
2010年6月に公開され、現在はVer1.23が最新のバージョンとなっている。
また、少しだけ簡単になったセーフティ版も同時に公開されている。
ちなみに通常版とセーフティ版とでは、難易度以外にも入手可能なアイテムが若干異なる。
実際どの様なゲームなのかは後述するが、詳しく知りたい方は作者であるXyliShoot氏が動画をアップしているので、まずそちらを見てもらいたい。
(関連動画参照)
実際にプレイしてみたい方は、公式サイトでダウンロードが可能なのでプレイしてみよう。
"BLACK LABO 公式サイト" へ移動
また、バグ報告があると数日中に修正・公開する等、バージョン更新速度が恐ろしく早い。
公式サイトには「上手く先へ進めない方へ」と云う制作者のアドバイスコーナーもある。
※あくまでアドバイスであり、攻略方法が記載されている訳ではない。
なお、続編としてBLACK TOWNの制作も進んでいるがボリュームが比べ物にならないものとなったため、しばらくは公開しないようだ。ニコニコ静画でスクリーンショットのみ公開している。
ストーリー
イギリス北部の、とある山中にある"研究所"。
さまざまな分野の科学者が研究に邁進し、最近では学校の社会科見学にも利用されるなど、一般の人達にもオープンな姿勢を取っていた。
しかしその一方で、麓の人達の間では、ある"噂"が流れていた。
「あの研究所には、何かある」・・・と。
そして・・・研究所を、突如謎の惨劇が襲った。
プレイヤーキャラクターは、この惨劇の唯一の生存者となった人物。
(ある動画で「25歳前後の女性」とだけ判明している。名前は登場しない。ゲーム開始時に入力する名前は、セーブデータ認識用)
先に進むに連れ、この研究所で行われていた研究の内容や、惨劇が起きた原因、そして彼女がどの様な形で研究所に関わっていたのか、徐々に謎が明らかになっていく。
ゲームの目的
「生き延びて研究所を脱出すること」が、このゲームの主な目的である。
研究所内では、秘密裏に行われていた実験の"被験体"が特定のマップ内を常に徘徊(後述)しており、プレイヤーはこの"被験体"から見つからない様に隠れながら施設内の探索を続け、知恵を駆使して先に進んでいくことになる。
行く手を阻むのは敵ばかりではなく、時には入手したアイテムを組み合わせて活路を見出したり、特定の場所を行ったり来たりしなくてはならなかったりと、ある意味とても嫌らしい構成やギミックが存在する。
そして、このゲームのもう1つの特徴としてメニューは部屋でしか開けない、また敵に追われている間もメニューが開けないというものがある。
簡単に言うと「探索中に装備を交換したり、セーブをすることはできない」、「敵に追われている最中に対策を用意することはできない、見つかったら自身の力だけで逃げ切るしかない」ということになる。
また、このメニューが開ける部屋だが・・・別に安全という訳ではなく、敵も当然のように入ってくるので注意が必要。そのため同じ場所で隠れ続ける訳にもいかず、常に緊張感を持って行動する必要がある。
こういったさまざまな要素も、恐怖感を煽る演出に一役買っている。
作者曰く「非常にハードコアなゲームバランス」であり「気軽な気持ちでプレイすると後悔するかも」とも書いているほどで、システムに慣れない内は満足にクリアすることも難しい。
例え充分に理解していたとしても、ノーセーブプレイや1度もゲームオーバーにならずにクリアするのは、非常にハイリスクな行為になるだろう。
ただ1度慣れてしまえば、忍び歩きやアイテムを駆使したり、敵の足音を聞いて隠れ潜んだり、マップや敵の行動を把握して思い通りの場所に誘導したりと、どこかの忍者や工作員もかくやといった非常にスマートなスニーキングミッションを行うことができるようになっていく。
何度もチャレンジしながら襲撃を恐れずゴールを目指すも良し。湧き上がる恐怖に抗って暗闇の中で敵の足音を背後にコソコソ歩き回るも良し。施設内を調べつくして研究所の実験の真相と、物語の真実を解き明かすも良し。
初見での難度は高いが、それ以上に楽しめる要素も多いのがこのゲームの魅力であり、クリア後の新要素もあるため、それを含めて自分なりの目的や目標を見出してプレイすると、より一層このゲームを楽しめると思われる。
"被験体"について
このゲームの敵である"被験体"は、他の一般的なホラーゲームの敵と違いランダムに出現することはない。その代わり研究所の決まった区域内に常に存在し、そのステージを彷徨い歩いている。
(言わば鬼ごっこの"鬼"であり、『逃走中』に登場する"ハンター"のようなもの)
彼らはプレイヤーを発見すると全速力で執拗に追いかけてきて、捕まると致命傷に近い傷を負わせてくる(両足骨折+出血多量=瀕死の重症)ので、基本的に見つかったら全力で逃げるしかない。
また同じマップにいる時はプレイヤーの走る音を聞き取ったり、懐中電灯などの光源を視認して追いかけてくるので、行動中は常に緊張を保ちながら探索を進める必要がある。
(ならば明かりを消して進めばいいのではと思うが、施設内はほぼ真っ暗なので施設の備品を調べるためにも明かりは必須であり、また明かりが無ければ静止している"被験体"を見つけられないことも多いため、暗闇の中を闇雲に探索するのは非常にリスキーな選択になる)
逆にプレイヤー側も歩いて行動することで、同じマップにいる"被験体"の足音と、その方角を知ることが出来るため、それを元に彼らの行動を予測して接触を回避したり、追われている時に相手の位置を把握して撒くこともできる。
ただ場合によっては特定の場所に居座って進路を塞がれたり、袋小路に追い込まれて詰むこともあるため、安全に逃げ切るためには『相手の現在地をおおよそ把握する』か、防犯用品や特定の部屋にあるアラームなどで『思い通りの位置に誘導する』ことも重要。
だが予想通りの場所に行ったと思っても、思いもしない位置で再度遭遇することもあるため、気を抜いていると痛い目どころか死兆星死に目を見ることも。
こまめな(分割)セーブを忘れずに。
作中に登場するアイテム
ネタバレにならない程度にアイテム紹介。(主に序盤に出てくるアイテム)
上記アイテムの説明でもあるように、複数のアイテムを組み合わせる事で使用可能になるアイテムや、より効果が高いアイテムに変わることがある。
組み合わせについてはネタバレになる危険があるのでここでは記載しない。各々で試してみよう。
また、2週目以降でないと登場しないアイテムも存在する。また、セーフティ版のみ「注射器<酒石酸>」が登場する。
関連動画
XyliShoot氏による動画
プレイ動画
実況プレイ
ゆっくり実況プレイ
その他
ゲームバージョンの変遷
2010/06/?? BLACK LABO Ver1.00を公開。
2010/06/15 Ver1.02へアップデート。
2010/07/20 Ver1.02へアップデート。
2010/08/08 Ver1.03へアップデート。
2010/08/17 Ver1.04へアップデート。
2010/10/09 Ver1.05へアップデート。
2010/10/17 Ver1.06へアップデート。
2010/10/30 Ver1.07へアップデート。
2010/11/14 Ver1.08へアップデート。
2010/11/16 Ver1.09へアップデート。
2010/12/13 Ver1.10へアップデート。
2010/12/19 Ver1.11(通常版)へアップデート。
2010/12/25 Ver1.11(セーフティ版)を公開。
2011/01/06 Ver1.12へアップデート。
2011/01/07 Ver1.13へアップデート。
2011/01/09 Ver1.14へアップデート。
2011/01/16 Ver1.15へアップデート。
2011/01/23 Ver1.16へアップデート。
2011/01/29 Ver1.17へアップデート。
2011/02/20 Ver1.18へアップデート。
2011/03/31 Ver1.19へアップデート。
2011/04/01 Ver1.20へアップデート。
2011/04/11 Ver1.21へアップデート。
2011/04/12 Ver1.22へアップデート。
2011/04/13 Ver1.23(通常版・セーフティ版)を公開。
関連項目
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