水筒とは、携帯を目的とした飲料保管用容器である。水を携帯する物のうち筒型のもの。
曖昧さ回避
概要
水筒は、ピクニックや遠足で活躍する飲料容器。また、お昼代を浮かせるためなどの目的で社会人にも利用される。
近年では自動販売機の設置やペットボトルの普及により以前より使われる機会は減ったと思われるが、自動販売機の設置が期待できない場所への遠足や自宅で作ったお茶などを行き先で飲みたい場合などには使用される。
また、スポーツ選手などは既存の飲料ではなく自らやチームの栄養士などが調合した特別製のドリンクを飲む機会が多いが、その際にも試合場に携帯できる水筒が使われる場合がある。特にサッカー選手はピッチ上での水分補給に水筒を使用している姿がよく見られる。
水筒の変遷
伝統的な水筒は竹筒を加工したり、あるいは動物の膀胱などを加工して作られてきた。
砂漠などなかなか水を手に入れる機会が訪れない地域では一度に大量の水を水筒に収めてそれを以後数日から数十日の飲料水とする。必然水筒は巨大化、あるいは大量に必要になり、家畜を使って運ぶことも多い。
逆に日本に代表される水の豊かな地域においては一度に携帯する水は少量でよく、むしろ携帯性が優先され、必然的に比較的小さく作られてきた。
現代においては水筒はプラスチックや金属などで丈夫に作られ、また保温性も上がっているため温かい飲み物を作りたての温度に近いまま飲むこともできるようになっている。
2010年代になるとエコ意識の高まりの影響や節約目的などで、半数以上の人が月に1回以上水筒を利用したというアンケート結果も出ている。
コミケなど、長時間の列に並ぶときには必須のアイテムかもしれない。ペットボトルでの代用もできるが、全員がペットボトルを持ち込むなどすると大量のゴミが発生することも考えられるのである。
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