ILCA(イルカ)とは、 |
本記事では、ゲーム開発・映像制作を手掛ける株式会社ILCAについて記述する。
概要
2010年10月1日に設立。CG好きなメンバーが集い、アニメ・映画・テレビ業界と接点を持ちながら映像制作を手掛ける会社として始まった。社名は「I Love Computer Art」の頭文字から採られている。企業理念は「ジャンルと国境を超える!」。本社は東京にある他、新宿・名古屋・京都の3つにスタジオを所有している。総社員数は2020年12月1日時点で288名。
代表取締役はナムコで『エースコンバット2』『エースコンバット3』のディレクターを務め、キャビアに移籍後『ドラッグオンドラグーン』などのプロデュースを行った岩崎拓矢。後に関連会社として設立されたILCAAPPS・ORCA・TIAも同じく岩崎氏が代表取締役を務めている。
現在はコンシューマーゲームの開発を主な事業としており、その他にスマホアプリ・アニメ・漫画・舞台・ライブ等、CG技術が活用される幅広い分野で活動している。社風はチャレンジ精神を尊重し、ゲームと関係のない事柄でも日々勉強し続け、新たな挑戦を続けていくスタンスを取っている。
2020年に『Pokémon HOME』の開発に協力。2021年には『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』のリメイク作品『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』を制作。これまでポケットモンスターシリーズは、『ポケモンコロシアム』や『ポケモン不思議のダンジョン』等のスピンオフ作品をジニアス・ソノリティやスパイク・チュンソフトなどの会社に委託する例こそあれど、本家シリーズリメイク作品をゲームフリーク以外の会社が制作する例はILCAが初。
主な作品
コンシューマーゲーム
- アイドルマスター スターリットシーズン(開発全般)
- エースコンバット7 スカイズ・アンノウン(シネマティックシーン制作、エンパイロメント制作)
- コードヴェイン(ゲームグラフィック制作)
- ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて PS4版(グラフィック全般の開発協力)
- ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて S(グラフィック全般の開発協力)
- NieR:Automata(各種PV制作・ゲーム内アトラクト映像制作・プロデュース)
- Pokémon HOME(アプリ開発)
- ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(制作)
- ONE PIECE ODYSSEY
スマホアプリ
- SINoALICE-シノアリス-(世界観設計、シナリオ制作、音楽制作、PV制作、その他監修)
- NieR Re[in]carnation(ムービー制作・監修、一部シナリオ制作、グラフィック制作・監修、モーションキャプチャー収録・監修、音声収録、ディザー動画制作)
- プロジェクト東京ドールズ(企画、開発、運営)
VR
その他
- 音楽劇 ヨルハVer1.2(制作)
- KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(ショット制作)
- NieR:Theatrical Orchestra 12020(スクリーン映像制作)
- 舞台 少年ヨルハVer1.0(制作)
- モンストアニメ 消えゆく宇宙編(CGパート制作協力)
- ラブライブ!The School Idol Movie(CGパート制作)
関連動画
関連リンク
企業インタビュー
関連項目
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