WANDS(ワンズ)とは、ビーイング系のロックバンドである。
概要
ビーイング系の音楽学校に在籍していた上杉昇、BADオーディション(ビーイング系のオーディション)で最終選考に残っていた柴崎浩、LOUDNESSのサポートミュージシャンとしての活動をしていた大島康祐の3名がプロデューサーの長戸大幸によって集められ結成。
その後、幾度のメンバーチェンジを行っており、メンバー構成により第一期~第五期と呼称される。
- 第一期
- 上杉昇(ボーカル)、柴崎浩(ギター)、大島康祐(キーボード)の3名体制。1991年12月に「寂しさは秋の色」でデビュー。3枚目のシングル「もっと強く抱きしめたなら」で注目され始める。中山美穂 & WANDSとして発売された「世界中の誰よりきっと」の効果もありミリオンセラーとなる。大島は「もっと強く抱きしめたなら」のリリース後に脱退。脱退後も編曲に携わっている。
- 第二期
- 大島の脱退後、木村真也(キーボード)が加入。シングル「時の扉」、「愛を語るより口づけをかわそう」、「世界が終るまでは…」がミリオンセラーを記録する。また上杉が他のアーティストに提供した曲のセルフカバーがシングルのB面やアルバム曲として収録されているが、上杉の歌唱力の評価により人によっては原曲を超えるほどとの評判が高い。「Secret Night ~It's My Treat~」以降は上杉の目指す音楽となり、それまでの大衆受けするキャッチーな曲調から一変する。そして、音楽性の違いから上杉と柴崎が脱退(後に2人はal.ni.coを結成)。WANDSは活動休止となる。
- 第三期
- 和久次郎(ボーカル)、杉元一生(ギター)の加入により「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」でWANDSは再始動。前ボーカル上杉と声質が似てたこともありボーカルの交代に気づかなかった人も多数いた。その後「Brand New Love」「明日もし君が壊れても」とリリースするがアルバム「AWAKE」を最後に活動休止。2000年に解体(解散)が発表される。ちなみに、和久次郎は本名である松元次郎の名義で5年間ジャニーズJr.として活動していた。
- 第四期
- ナタリーの記事
によれば、ビーイングのプロデューサーである長戸大幸は2018年から再始動させようと、第1期のキーボーディストの大島こうすけ、第1期および第2期のギタリストの柴崎浩、新ボーカリストの上原大史の3名で楽曲制作をさせていた。このメンバー構成を4期としていたが、大島が制作に専念することになり、第2期および第3期のキーボーディストの木村真也にメンバーチェンジ。
- 第五期
- 上原大史、柴崎浩、木村真也の3名体制を第5期WANDSとして正式に活動することが発表され、同時に2020年1月に21年ぶりのシングルをリリース。2021年4月から木村が療養のため一時活動を休止し2名体制になっていたが、2023年1月から復帰し元の3名体制に戻っている。
関連動画
第一期作品
第二期作品
第三期作品
第五期作品
セルフカバー作品
関連商品
シングル・コラボレートシングル
アルバム・ベストアルバム・ミニアルバム
DVD・Blu-ray
関連項目
関連リンク
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