『ワンパンマン』とは、漫画家ONEによるWeb漫画作品である。話数カウントは「○撃目」。
本項は村田雄介のリメイク版(およびテレビアニメ版)の内容も混在しているが、リメイク版(村田版)では原作(ONE版)にない新キャラが多数追加され、一部展開(特にガロウ編以降)が大きく異なっている点に注意。
概要
あまりにも強くなりすぎて、あらゆる敵をワンパンチで粉砕してしまうヒーロー"サイタマ"が主人公の物語。仲間のヒーロー達と敵の怪人達の熾烈な戦いと、その怪人を瞬殺する主人公が対照的な漫画。
2009年7月から2011年6月まではウェブコミック・小説投稿サイト「新都社」に登録されていたが、ONEの活動方針により独立した。
後に「となりのヤングジャンプ」にて漫画家の村田雄介がリメイクしたマンガも並行して連載されるようになり、2024年3月時点でリメイク版コミックスは既刊30巻、累計発行部数は2800万部を越えている。
2012年12月、「となりのヤングジャンプ」と「ニコニコ静画」とのコラボ企画「となりのヤンジャン!」の開始に伴い、ニコニコ静画でもリメイク版が期間限定で読めるようになった。
登場人物
この項目は、ネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
【】内はヒーローネーム。本名が登場している場合は併記する。声はテレビアニメ版のキャスト。
作中では、ヒーローは本名ではなくヒーローネームで呼ぶのが常識とされている。
主要人物
- 【ハゲマント】サイタマ - 声:古川慎
- C級388位(プロ合格当時の最下位)→C級342位→C級5位→C級2位→C級1位(深海王戦後。即日昇級しB級最下位101位)→B級63位→B級33位→B級7位→A級39位(ガロウ戦後現在)。
趣味でヒーローを目指すうちに規格外の強さを手に入れた主人公。25歳にして完全にハゲており、風貌は完全にギャグキャラのそれである。いかなる強大な敵でもワンパンチで倒してしまう異次元の強さを持つ。 - 喜怒哀楽に乏しいがハゲ呼びには怒る。ヒーローネームよりはオジサン呼びの方がまだマシらしい。
- 【鬼サイボーグ】ジェノス - 声:石川界人
- S級17位→S級16位→S級14位。19歳の正義のサイボーグ青年。
サイタマの強さに惹かれ強引に弟子入り志願し、ヒーロー登録を条件に弟子&プロヒーロー入り。サイタマを「先生」と呼び慕うが、良かれと思って暴走する事もしばしば。15歳の生身の人間の頃に故郷を破壊した狂サイボーグに復讐を誓っている。
- 【地獄のフブキ】フブキ - 声:早見沙織
- B級1位。タツマキの5歳下の実妹で23歳。姉には遠く及ばないが超能力者で、念動力を操り攻撃する。
- 黒いスーツで統一された「フブキ組」と呼ばれるヒーロー協会最大派閥を従える。
- 学生時代に異能研究会の会長を務め、その元副会長”第三の眼”サイコスとは同志だった。
村田版ではセクシーさを強調した絵にアレンジされている。
- ソニック - 声:梶裕貴
- 自称「音速のソニック」。ヒーローや怪人ではなく裏社会の住人で、名の知れた暗殺者。
- 忍者の里の生まれで、幼少の頃より凄まじい移動速度と殺人術を身につけてきた。得意技は爆弾を仕込んだ「爆裂手裏剣」や、特殊な歩行技術と超高速によって残像を発生させる奥義「四影葬」など。
- ただ自慢のスピードをもってしてもサイタマには通用せず、パンチ寸止めでチェックメイトを言い渡された際に自身のスピードが仇となり股間を強打。ものすごく格好悪く退散した。番外編では再度股間を強打している。
- サイタマに敗れた後は勝手にライバル視し、彼に打ち勝つための修行に明け暮れる。リベンジを挑もうと再会した際にはサイタマに「関節のパニック」と名前を間違えられていた。その後も幾度となくサイタマに挑んでは返り討ちに遭っているが、懲りることも無い様子。
- サイタマのマジ反復横跳びの衝撃波に吹き飛ばされて以降出番が途絶える。サイタマVSタツマキへの乱入で久々に登場しホーミング爆裂手裏剣を投げつけるも、タツマキの超能力で手裏剣の流れを自分へ反転されてしまい、それを回避中に偶然犬が出したフンに足を滑らせ自爆した。
- S級ヒーロー「閃光のフラッシュ」とは扱う一部の技名が同名であり、なんらかの関係性をうかがわせる。名前がトートロジー的である点も共通しているが、ONE版では二人共が揃って同じ忍者の里の出身であることが明らかに。より過酷な環境に置かれることで自分の実力を高めるため、あえて落ちこぼれを演じて修行に打ち込んでいたが、フラッシュの造反の際に毒を飲まされ行動不能に。動けない間、フラッシュの造反とブラストの襲撃によって忍の里は壊滅。この襲撃において(フラッシュを除き)唯一生き残った彼はその実力を利用し闇の世界へと堕ちていった。
村田版では同じ忍者の里の出身者である「疾風のウィンド」と「業火のフレイム」より怪人細胞を渡されるが、人の話を聞かなかったソニックはわざわざ火を通して食べてしまい怪人化することなくただ腹を壊しただけだった。
ONE版では忍者の里の残党の襲撃を受けるもフラッシュとともに一掃している。
ヒーロー協会
3年前に大富豪アゴーニの孫が怪人に襲われ、通りすがりの男性に助けられたという話を孫から聞いたアゴーニが私財を投じて設立した。登録しないと世間にヒーローと認められないため、ヒーローはほぼ全員加盟している。
A級・B級・C級は協会設立当初から存在しているランク分けで、実績・能力・貢献度・人気などを総合的に判断しランク付けする。このため強ければA級という訳でもなく、戦闘力で必ずしも上位ランカーが勝るとも限らない。各級1位には任意の昇級権が与えられる。C級は数も多く水準も低いためノルマがあり、一週間以上ヒーロー活動しない使えないヒーローは名簿から除外される。また常にグループでまとまって行動する派閥「C級連合」がある。
対してS級は後から設けられた戦闘能力に特化したランク。災害レベル鬼の怪人は上位ランク長期キープのヒーローが束になってやっと倒せるレベルだが、それを単独で倒せてしまうような、軍隊の一個師団並の戦闘力を持つと認められたヒーローに用意される別枠。彼らは稀有な才能を持ちながら、ランキングに固執しないせいでB級やC級に埋もれていた。
在籍ヒーローは45撃目時点でC級390名、B級101名、A級38名、S級17名。どの級も順位が常に変動する。
S級ヒーロー
- ※特に断りがない場合は全17人のヒーローネームとランクが一気に紹介された32撃目以降の順位
- ブラスト
- S級1位。束縛されるのが嫌いで完全に自由意志でしかヒーロー活動を行わず、ヒーロー協会の依頼で動いてもらうことは不可能なほど。このため2位のタツマキが実質トップとして動いている。
- 目立つのが嫌いで、名前以外は全て秘密とされている。作中でも長らく名前のみだったが、ONE版106撃目でタツマキの18年前の回想中に初登場。普段は働いていて趣味でヒーロー活動をしていたという。当時のタツマキに『いざというときに誰かが助けてくれると思ってはいけない』との言葉を残している。
- 【戦慄のタツマキ】タツマキ - 声:悠木碧
- S級2位。一見チビ・クソガキ少女だがフブキの実姉で5歳上の28歳。妹に超過保護。
正攻法で彼女に勝てる生命体はこの世にいないと謳われる超能力者。本人曰く、ヒーローネームが”タツマキ”なのは彼女に歯向かった相手が念力で渦を巻いてねじ切れる光景からで、敵は”戦慄”する。
キングとブラストにだけは一目置いていて、幼少時ブラストに出会った影響でプロヒーローになった。
- 【シルバーファング】バング- 声:山路和弘
- S級3位→退会。S級設立前はB級77位。流麗な動きで凄まじい攻撃も軽くいなし強烈な反撃を見舞う「流水岩砕拳(りゅうすいがんさいけん)」の師範。ボンブという兄がおり、お兄ちゃんと呼んでいる。
老人ではあるが驚異的な身体能力で、長年の鍛錬ゆえか高レベル怪人の攻撃にもビクともしない桁外れな頑強さも併せ持つ。ジジイ口調と若者口調を混ぜて使う。
基本的に温厚な性格で、なるべく相手を殺めない事がモットーの良識派。「手加減が下手糞」なため本気のバングは滅多に見られないが、ガロウ捜索でイライラしたときは口数が極端に減り怪人に八つ当たりしたほか、怪人協会のブサイク大総統とハグキを瞬殺している。 - サイタマの実力を知る数少ない人物の1人でよき理解者でもあり、よく道場に勧誘している。道場には多くの門下生がいたが、元弟子ガロウの暴走によりチャランコだけとなってしまい、自身でガロウを追うためチャランコもあえて破門にしている。ヒーロー活動は道場の宣伝のためにしていたが、ガロウ戦後は弟子の暴走の責任を取ってヒーロー協会を抜け、後進育成すると語っている。
- 【アトミック侍】カミカゼ - 声:津田健次郎
- S級4位。侍の風貌をした自称ハードボイルドかつ人情派の37歳。人の話を聞かずオッサン呼びを否定する。
瞬時に無数の剣戟を振るう「アトミック斬」の使い手だが、刀を失うと無力化する。
弟子にイアイアン(A級2位)、オカマイタチ(A級3位)、ブシドリル(A級4位)のA級上位トリオを持つ。
- 【童帝】イサム - 声:高山みなみ
- S級5位→退会。弱冠10歳にしてS級上位に君臨する天才的な頭脳の少年。比較的常識人で、かつて(科学者として尊敬していた)ボフォイの助手をしていた。脳に糖分を補充するため、甘い菓子を常に口にしている。
理論的な考察からの洞察力に優れる。並のヒーローをはるかに凌駕する程度に身体能力も鍛えており、ある程度の体術が可能。だがその真価は戦闘用ランドセルを武器にするとき発揮される。
村田版番外編では能面型測定器「オカメちゃん」を発明。ヒーローや怪人の肉体強度のみ1~9999の範囲で数値化するが、キング(と勘違いしてるが実際はサイタマ)の規格外な肉体を測定した時にヒビが入ってしまい最終的に完全に壊れた。自身の数値は1880(C級赤マフを100とした基準で約19倍、熊の905の約2倍)。 - 怪人協会との一戦後はヒーロー協会の現状にほとほと愛想が尽き、協会内部の後ろ暗い情報を漏洩させつつ新興団体「ネオヒーローズ」へ移籍した。
- 【メタルナイト】ボフォイ博士 - 声:玄田哲章
- S級6位(第20話で初登場した時は7位)。
世界最高水準の高度な科学技術を保有する天才科学者。戦闘用ロボット(メタルナイト)を遠隔操作して戦うヒーローで、普段は新兵器の開発などにいそしんでいる老人。ロボットの端末は用途別にいくつものバリエーションがあるようで、戦闘用の他に調査用ボディが確認されている。 - その科学力はおびただしい数のロボットを完璧に統制し、10年はかかると見込まれていたA市の復興及びヒーロー協会本部の改築強化をわずか7日間で竣工させ、人々に脅威すら覚えさせる程。
- 活動動機は興味をそそられるかどうかが基準になっているようで、自身の科学力を生かせる協会の依頼には協力的だが、大したことない・興味のない呼び出しは無視する。彼の手によって要塞化されたヒーロー協会本部はボロスによるA市攻撃(大質量弾による爆撃)にも問題無く耐えていたが、ガロウ戦後に移住したサイタマが新品・新築の防衛システムや極秘に監禁していた怪人の檻を簡単に破壊したせいで信頼が失墜した。
- 【キング】 - 声:安元洋貴
- S級6位→S級7位。左顔面に鉤爪痕の残る、鋭い眼光の大男。29歳。
- 「地上最強の男」「戦闘力はS級でもトップ」などと噂される、ヒーロー協会最高戦力の一人。
キングエンジンと呼ばれる「ドッドッドッドッ…」という大きな効果音と共に登場し、高度な分析力と圧倒的な攻撃力をもって一撃の下に怪人を葬ると言われる。
その正体はゲームが上手いだけの引きこもり一般人。サイタマの戦果を自分の功績と誤解され引くに引けなくなった結果、サイタマ以外の誰にも真実を明かせず現在に至る。
怪人協会との一戦ののち、本当に強くなろうとバングのもとに弟子入りを求めるが、その実力を勘違いされたまま他の格闘家の元をたらい回しにされた上、結局何も得られずに終わってしまう。
- 【ゾンビマン】 - 声:櫻井孝宏
- S級8位。三白眼の青白い顔色の青年で、数少ない常識人。
- 素の戦闘能力は特別高くはなく銃や斧などの武器を使用して戦うが、名前に違わぬ驚異的な再生能力を使い、泥仕合の消耗戦に持ち込んで勝利をもぎ取る。身体が吹き飛ばされるようなあまりにも激しい戦いになると、服ごと吹き飛ばされる一方で身体だけ再生されるため、最終的に全裸になる。
- 元は普通の人間で、10年前「進化の家」で実験サンプル66号として不死身シリーズで唯一成功し不死身となったが、研究所を破壊し脱走。進化の家を壊滅させるためにヒーロー活動をしていたものの、その復讐はサイタマとジェノスによって果たされてしまった。後に因縁のジーナス博士のもとにたどり着く。
- 【駆動騎士】ゼロ - 声:上田燿司
- S級9位。仮面のような白い顔にモノアイと、メカらしい外見をしている。存在自体が機密事項らしく、彼がサイボーグなのかロボットなのかすら判然としていない。
ジェノスに「メタルナイトはお前の敵だ」などと意味深な忠告をしている。
- 【豚神】 - 声:浪川大輔
- S級10位。巨大な体躯を持つ肥満界の生ける伝説。相手を丸呑みにし、何でも消化する。
- 常に何かを食べておりその風貌からは知性は感じられないが、気の回る常識人な面を時折見せる。ほとんど喋らないが、時折「予言」だの「その時」がどうのと意味深な発言をする。ガロウ編で重症を負うが、後に病院を脱走し、サイタマの攻撃でも生き残っていた怪人エビル天然水を始末している。その際の言動から、ヒーローとしての自覚や責任感を持っている模様。
- 【超合金クロビカリ】 - 声:日野聡
- S級11位→引退。S級設立前はC級383位(最下位)だった。体が黒光りするほどの筋組織を持つ筋肉全一。
かつてひ弱な少年だった自らを変えようと、15歳から昆虫の強さを目指し身体を鍛えに鍛え抜いた結果、ヒーロー界ではバングと双璧をなす肉弾戦の頂点と評価され、圧倒的防御力と大いなる自信を育んだ。
その防御力はプリズナーの全力攻撃を受けてもノーダメージだが、急成長したガロウにボコボコにされて精神面で折れてしまい、いくら鍛えても次の戦いを想像することに恐怖を感じるようになった。
引退後は新興団体「ネオヒーローズ」にトレーナーとして登録し、後進の育成に向けて活動することを決めている。
- 【閃光のフラッシュ】 - 声:鳥海浩輔
- S級13位。凄まじいスピードを持ち、刀(瞬殺丸)や体術を武器に戦う。別名:怪人前髪ジャーマ。
ガロウ戦でがれきに腕を挟まれ「(愛刀が)折れたら困る」とサイタマに慎重な岩の除去を頼むが、岩から抜けた際に「腕じゃねーのかよ」とサイタマに突っ込まれ刀を折られる。
「純粋な戦闘の場においてはS級の中でも一級品の実力を発揮する」…と、噂されている。 - 元は暗殺者教育機関である「忍者の里」の出身者で、忍者の里を終わらせた「終わりの44期」と呼ばれる男であることがONE版で明らかになっている。実力を隠し、より過酷な環境に置くために落ちこぼれのふりをして自らの実力を高め、ある程度の実力が付いたところで造反。なお忍者の里はその後に現れたブラストによって壊滅している。造反後に自らの力をどう使うかと考えた先がヒーローであった。
- その後も暗殺者として名を馳せる忍者の里出身者を次々に倒していた。
- 音速のソニックとは元同期で、お互いに実力を隠して修行していた間柄であった。
- 怪人協会との一戦のあとはサイタマの実力をやや勘違いし、自らの弟子にするべく行動をしている。
- 【金属バット】バッド - 声:羽多野渉
- S級15位→退会。S級設立前はC級223位。昔の不良のようなリーゼント頭の男。気が短く頭もあまり良くないが、基本的にはいい奴で仕事ぶりも真面目そのもの。だが妹のゼンコには頭があがらない。
- 名前通り戦闘では金属バットでの殴打しかできないが、それでも災害レベル鬼級の怪人を単独で倒してしまう。怒りや気合いなどメンタルの状態に直結してパワーが上下するタイプのようで、気合いを入れた後の攻撃力は災害レベル鬼の怪人すら一撃で粉砕する。また洞察力も優れ、メルザルガルドの弱点をいち早く発見するなど活躍の場は多い。
当初は周囲の脅威を振り払っていただけだったが、気がつけばヒーローとして登録され、S級にランキングされていたという。その頃は市販の金属バットを戦闘毎に折っていたため、災害レベル鬼の怪人を叩きつぶしてもビクともしない特注品をヒーロー協会に要求し、現在愛用している。おそらくメタルナイトの技術によるもの。
家族思いで、歳の離れた妹のお願いには逆らえず、個人的に気に入らないアマイマスクにも躊躇せずサインをねだっている。また妹のピアノの発表会や買い物の予定を仕事で潰されて怒っていた。大事な猫のタマの出産予定日に災害レベル竜のケンザンネズミ退治に駆り出された際は、イライラしつつマラソンして現場に向かうも、当のケンザンネズミがサイタマと戦うタツマキにとばっちりで倒されてしまったため、キレかけつつもタマを優先し帰っている。 - 怪人協会との一戦後、「ネオヒーローズ」からの勧誘を受け移籍。どうも福利厚生面での待遇の良さが移籍の理由らしい。
- 【タンクトップマスター】 - 声:小西克幸
- S級14位→S級16位。男中心のタンクトッパー軍団の頂点に君臨する、タンクトップを着た筋肉質な男。愚鈍な舎弟ばかりの派閥だがマスターは非常に人間ができており、大地を割り岩を投げる程の怪力を武器に戦う。
- 必殺技は、大地を揺らして相手の動きを止めタンクトップの動きやすさを利用してタックルをたたき込む「タンクトップタックル」。一方で身体ひとつでは超能力や機械に勝てない事に焦りも感じている模様。
- タンクトッパーはヒーロー協会内でも比較的大きな勢力だったが、マスター共々集団でガロウに負け、ショックでベジタリアンらがこぞってヒーローを引退。定例集会の集まりも非常に悪くなってしまった。
- 【ぷりぷりプリズナー】 - 声:小野坂昌也
- S級16位→S級17位(S級最下位)。ケツアゴのマッチョな男で、ヒーローでありながら刑務所に服役中の囚人。事件の際には圧倒的なパワーを以て脱獄して駆けつけるため、基本的には囚人服を着ている。
- ゲイで、気に入った男の名前は全てチェック済み。ガマンできずに男を襲うせいで超凶悪犯用監房「臭蓋獄」に万年服役中だが、現在は逆に自分で捕まえたお気に入りの凶悪犯を連れ帰ってハーレムを作っている。
- パワーを解放する度に筋肉が膨張するが、深海王戦では半分程度の力で彼氏の手編みセーターが破けてしまい勝手に激昂していた。100%解放すると「エンジェル☆スタイル」(全裸)に変身(脱衣)する。
- 必殺技は無数のパンチを叩き込む「エンジェル☆ラッシュ」だが、深海王には通用せず「一発一発殺意をもって打つ」連打で逆に倒されてしまう。後にこの反省から、殺意を込めて放つより強力な「ダーク☆エンジェル☆ラッシュ」を編み出す。「エンジェル☆クロール」は圧倒的な筋力でもって瓦礫の中もまるで水中のように進むことができる技で、ガロウ編でヒーロー達が瓦礫に埋もれてしまった際には大いに活躍した。
A級ヒーロー
- 【イケメン仮面アマイマスク】ビュウト - 声:宮野真守
- A級1位。モデル・俳優・歌手としても活躍している美形で、多くの場合アマイマスクと略される。
- 悪を異常に憎んでおり、怪人に対する容赦が一切ない。生け捕りにせよと言われた怪人も躊躇せず殺してしまう。そのため悪に負けたり悪事を阻止できなかったヒーローは徹底的に見下す。
- 常人離れした戦闘力を持ち、素手で大抵の怪人を倒してしまう。ただし美的感覚やナルシストなせいで、ブサイク大総統のような極度のブサモン(ブサイクモンスター)を見ると体が震えて動けなくなってしまうという。
- 切断された腕を強引にくっつけたり胸を撃ち抜かれても死なないなど、その身体や素性には謎が多い。
- 本来ならS級ランクの実力を持つが、弱者をS級に昇らすまいという気持ちからA級に留まっている。事実、推定災害レベル竜の黒い精子と一人で互角に渡り合っている。また、なぜか協会と強い癒着があり、協会の人間がヒーロー人事で許可を伺いに来ることもある。
ガロウ戦の戦いぶりを見てから、圧倒的な強さという華を持つサイタマに強い関心をもつようになる。 - その本質は半怪人というべきものであり、元々は自身の容姿の醜さから顔を隠して「シークレット仮面」という名で活動していたのだが、自らの容姿を憎むあまり怪人化。自身の意志でその容姿を望むままに変えることができるようになっていた。
- ONE版では自分の意思も怪人化しつつある現状に危機を感じ、後任にふさわしいと選んだサイタマとの交渉に失敗したところに怪人の襲撃を目撃。当初こそ優勢だったが徐々にその力を増していく怪人に手も足も出なくなってしまう。
一旦諦めてS級ヒーローの到着を待つかとも考えたものの、サイタマとの交渉の際に言われたことを思い出し、自身の変身を解除して戦う決意を決めた。 - しかし怪人そのものと言っていいその禍々しい容姿を見た市民やヒーローたちが一斉に困惑と恐怖を覚え、これまでの立場を一気に無くしてしまう。その後遅れて戻ってきたサイタマによって連れ出され(一般市民には「ハゲマントが連れ去られた」と見られている)、ヒーローとして戦ったその姿勢を讃えられるが…
- 【イアイアン】 - 声:細谷佳正
- A級2位。通称イアイ。アトミック侍の弟子トリオのトップで超高速の居合い斬りを駆使して戦う実力者だが、S級レベルの非常識な戦いぶりと比べると常識的な強さに留まってしまっている。
洋風のプレートアーマーに身を包んでいるが、居合いというスタイルのためか武器は日本刀。
メルザルガルドとの戦いで左腕を失うがそれ以降も片腕で戦っており、失った腕にはギミックを内蔵している。
- 【スティンガー】 - 声:関智一
- A級11位→10位。槍使いで戦闘能力も高く、オカメちゃんの数値は1600と熊の2倍近い。積極的に売り出し中のようで、海人族編や読み切りで何度も登場する。
愛槍はその名も「タケノコ」。実は実家から送られてくる新鮮な生の筍で、毎回付け替えている。何度も敵を突くうちに皮が剥けていくため、剥き身のタケノコは激戦の証でもある。だが何故筍でこれほどの攻撃力を叩き出せるのかは不明。となジャン掲載時と単行本では、コスチュームやタケノコの穂先のデザインが異なる。
必殺技は槍を高速回転させて貫通力を増した突きを放つ「ギガンティックドリルスティンガー」。海人戦では四連突きで瞬時に4体に風穴を開けたが、撃破直後に現れた深海王の一撃でのされた。
- 【大哲人】
- A級13位。寡黙ながら筋骨隆々のギリシャ彫刻のような風貌の大男。オカメちゃんの数値は2442。
常に分厚い哲学書を持っており、必殺技はひとしきり思案した後にこの哲学書でぶん殴る「3t哲学全書」。
デザインは元カプコンのデザイナーでONE・村田と親交のある西村キヌ。他にもモブヒーローの数人をデザインしている。
- 【バタフライDX】- 声:堀総士郎
- A級16位。再建後のA市に出来たヒーロー協会本部居住区でサイタマと同じ棟102号室に住んでいる。
自己顕示欲の塊で、パンツ一丁にサンバカーニバルの衣装のような巨大な蝶の羽根飾りを付けている。この羽根は実際にビルの屋上間を飛んで移動でき、その様子がテレビで話題になる事を非常に喜んでいる。
体毛が濃い。鎖ガマ共々フォルテの賭けに巻き込まれ、ポチと黒い精子を押しつけられる。
- 【雷光ゲンジ】- 声:佐藤元
- A級17位。ゲンジボタルをモチーフにした鎧に身を包み、ギミックを内蔵したローラースケートによる高速機動と両手に持つスタンバトンで戦う。元ネタはローラースケートを使っていた元アイドルグループ光GENJI。
- 【イナズマックス】マックス - 声:保志総一朗
- A級20位→19位。ハイパー空手という武術を使い、火薬仕込みの蹴りを切り札とする。常人としてはかなりの強さだが、切り札を含めワクチンマンや深海王には歯が立たず、逃げ腰気味になってしまった。
アニメでは「くぁwせdrftgyふじこlp」というセリフが声優により再現された。またA市壊滅の際に無免ライダー、スティンガーらと一緒に駆けつけ、取り残された一般人の救助にあたっている。
- 【黄金ボール】 - 声:荒井聡太
- A級29位→26位。村田版に登場する金玉。ヒップホッパーのような服装で軽口を好む。スリングショットによる正確無比な射撃が武器で、酒が入っていても弾道の正確さは全く変わらない。射出するとロケットのような形状に変化する金属球「形状記憶弾金(けいじょうきおくたまきん)」を使う。
必殺技は跳弾を利用して四方八方から攻撃を浴びせる「ゴールデンブレイクアウト」。
公私ともにバネヒゲと関わることが多く、よく一緒に呑んだり組んだりしている。
- 【フォルテ】
- A級31位。常にサングラスとヘッドホンを身につけ、音楽のリズムを取り入れた動きで戦う24歳。本人曰く、ファッション誌にも載った事がある。ヒーロー協会本部居住区101号室に住む。
性格はやや粗暴で自意識過剰気味。戦闘スタイルを侮辱したサイタマに腹を立て勝負を挑むも、ヘッドホンで大音量を流していたためサイタマの忠告やクラクションが聞こえず、フブキ組の車に轢かれ足首を痛めた。
入院中にサイタマとタツマキの戦闘を目撃しそれまでの高慢な対応が豹変。リベンジをあきらめ、生活用品を提供したり食事に誘うなどサイタマを受け入れようと協力的な態度をとるようになった。
- 【バネヒゲ】 - 声:保村真
- A級33位→28位。村田版に登場するタキシードを着た特徴的なヒゲの男。レイピアを用いたフェンシングスタイルの剣術で戦う。必殺技はレイピアの刀身をバネ状に縮め、一気に解き放つことで爆発的な貫通力を生み出す「踏無暴威(トムボウイ)」。だが貫通力が高すぎるため市街戦では使いにくいという欠点もある。
- 【フェザー】
- A級34位。エリカという女を解放すべく、N市最大のギャング団”アイアンフィスト”に一人決死の覚悟で挑むドラマチック展開を繰り広げる。が、争うサイタマとタツマキが突っ込んできてフェザーは気絶、団は壊滅。女は気絶してた彼の語りをスルーしタツマキに感謝する有様で、やるせない気持ちを帰って寝て忘れようとする。
- 【エアー】
- A級35位。インディアンのような見た目でブーメランが武器。ガロウ戦後の現場に現れた豚神を「手負いの豚」「S級の権威は地に墜ちた」と見下すが、その場に現れた残党のエビル天然水を攻撃してあっさり返り討ちにあう。手術で命はとりとめるも、貫通された首の損傷が激しく、のどを機械化された。
- 【鎖ガマ】- 声:相馬康一
- A級36位。本部の居住区103号室に住む、カエルのかぶりものに胴着という姿をした鎖鎌の達人。中の人はひげ面のおっさんで、食事やお茶を飲む際は普通に外している。かぶりものを始めたのは、武芸者としては一流だが地味で人気が出ないのが悩みだったため。そのおかげか子供からの知名度は少しだけ上がったらしい。
- 【アクロバティック白スーツ】(ONE版)/【蛇咬拳のスネック】(村田版) - 声:三木眞一郎
- A級38位(当時のA級最下位)→A級37位。原作では白スーツ、村田版では蛇柄のスーツを着た拳法家。蛇が襲いかかるような流麗な動きが特徴。
ヒーロー協会の合格者セミナーでサイタマとジェノスにヒーローの心得を説くが相手にされず、眼鏡の協会職員に愚痴るも逆に立場の危機を指摘され、サイタマに「新人潰し」するもあっさり返り討ちにされた。
深海王襲撃時は一般人に紛れてシェルターに避難していたが、深海王がシェルターを襲ったことで迎撃を余儀なくされ、他のヒーロー達と協力して立ち向かったものの数秒しか持たなかった。結果的にジェノスが到着するまでの時間稼ぎには成功している。
B級ヒーロー
- (フブキ組)
- フブキが統率する黒スーツの派閥。村田版9巻時点ではB級を中心に35人が所属しており、人数で言えばヒーロー協会内最大。組総出の対応限界災害レベルは鬼らしい。
B級2位マツゲ、B級3位山猿を側近に、三節棍のリリーなどが何度か登場している。
- 【マツゲ】 - 声:長谷川芳明
- B級2位。フブキ組におけるフブキの側近。男性のわりにマツゲが長いのが特徴で、長髪、ヒゲと濃いめの風貌。また、フブキの車の運転手も担当している。
- 戦闘の際はビューラーを持っているが、これは形状を変化させる事が可能で、変形後は手の甲から2本ずつ伸びる針状の武器「網膜千枚通し」となる。
- 【山猿】 - 声:浜添伸也
- B級3位。フブキ組メンバーでフブキの側近。筋骨隆々の体格でパワータイプ。ボディーガード的な役割もあるようだが、作中では遭遇する相手がサイタマやタツマキといった規格外のバケモノのため全くいいところが見せられていない。
「野生スイッチ」をオンにする事で戦闘力を大幅に向上させる事ができる模様。 - 【メガネ】
- B級21位。村田版初出キャラ。元はフブキ組に在籍していたが、その実力はお世辞にも高くなく組の中でも足手まといと冷遇されいていたヒーロー。レベル竜の怪人との戦闘でフブキもろとも全滅してしまうが、突如現れたタツマキによって怪人は一旦あっさりと倒され、ヒーローとして超えられな実力差とサラリーマン時代の環境に変わらない現状に絶望。その後遅れてきたサイタマによって復活した怪人は例によって一撃で破壊され、より自身の実力の限界を悟る。しかしその時のサイタマの言葉によって立ち直り、フブキ組を脱退。単独でトレーニングに励むようになった。それ以降はジャージ姿で活動しており、A級ヒーロー主導によるガロウ討伐戦にも参加し支援へと回るも、A級ヒーローたちが総崩れとなり自身もガロウに倒されてしまう。しかし寸でのところで救援を回しており、ジェノスが急行することとなった。
- 【三節棍のリリー】 - 声:小澤亜李
- B級74位。村田版にフブキ組員として登場し、後に原作100撃目や105撃目でも彼女らしきキャラが出ている。
- 頭にユリの花(リリー)を飾った少女で、武器は三節棍。村田のツイッターによれば年齢は14歳で、フブキの豊満な胸に憧れブラジャーにパッドをいれている。
- フブキに心酔しており、レンタカーの狭い後部座席でフブキの隣でぎゅう詰めになりながら恍惚とした表情を浮かべていた。中学生の年齢なのにコンビニ「アゴマート」でバイトしていたらしい。
- 【タンクトップブラックホール】 - 声:伊丸岡篤
- B級81位。黒タンクトップだから「ブラックホール」。タンクトップタイガーの兄貴分。隕石後にサイタマの昇級をねたみ市民の扇動に成功するも、欲をかいて売名行為しようと襲い掛かったため返り討ちにされた。
C級ヒーロー
- 【無免ライダー】サトル - 声:中村悠一
- C級1位。正義の自転車乗り。主に戦闘面以外の実績・評価を得て1位の地位にのぼりつめるが、自分が弱い・実力的にB級で通用しない、と理解していて、あえてC級にとどまっている。
戦闘能力は一般人と何ら変わらないと自覚しつつ、明らかに勝てない相手にも立ち向かっていく熱い正義の心の持ち主。必殺技は「ジャスティスタックル」と自転車ジャスティス号をぶつける「ジャスティスクラッシュ」。 - 中学生時代からすでにヒーロー的な活動を行っており、その正義感は筋金入り。深海王との戦いで助けられて以来サイタマと親しくなったが、実は中学で同学年だった事が示唆されている。
ヒーロー協会登録前から行っていたヒーロー活動では原付に乗っていたが、現場に急ぐあまりスピード違反で度々検挙され免許を失効。以来無免許のため自転車を愛用するようになった。
ヒーローとしての心意気はS級ヒーローであるタンクトップマスターからも一目置かれている。
- 【タンクトップタイガー】 - 声:宮崎寛務
- C級6位→C級13位。トラ柄のタンクトッパーで、ブラックホールの弟分。C級ノルマに必死な姿を通報されたサイタマに高圧的な態度をとるが、乱入したソニックに爆撃される。
隕石後にはサイタマに完全に忘れられ「タンクトップサイダー」と呼ばれた。そしてブラックホールをB級上位と偽りハッタリするも、欲を出して返り討ちにされる。
その他
- ハンマーヘッド - 声:高木渉
- スキンヘッドのB級賞金首で、身長2m15cm体重210kgの大男。働きたくないという思いから、働きたい奴だけ働いて他は養ってもらえる理想郷を実現させるため、スキンヘッド集団の新都団を率いてF市一番の大富豪ゼニール邸(通称:金のウンコビル)に八つ当たりを試みるが、建物を間違えて破壊し未遂に終わった。
メンバーはいずれも無職で働く意志のない若者であり、「例の組織」から命がけで盗んだ新開発バトルスーツで武装していた。だがソニックに露出していた首を切られ、全員殺される。
ハンマーヘッドも初めて喧嘩で負けるが、頭蓋骨が通常の何倍も分厚く、投げクナイが脳まで到達せずに刺さったまま止まり助かる。その後サイタマにスーツを粉砕され組織の追手に頭部を殴打されたが、やはり頭蓋骨が硬く流血程度で命拾いする。
2度も頭蓋骨に命を救われたことで丈夫な頭に産んでくれた母ちゃんに感謝しつつ改心し、働くことを決意。リクルートスーツに着替え就活に励んでいるが、採用試験は140連敗中。一方で倒した面接官の数は81人、破壊したオフィスの数は100以上とのこと。
必殺技は腕を子供のようにグルグル振り回す「グルグルアタック」。サイタマはその技や無職・ハゲなどの境遇を自分に重ね「俺に似ている…?」「俺も一歩間違えばアイツみたいになってたのかな」と思っている。
- クセーノ博士 - 声:緒方賢一
- 秘密研究所で日々研究をしている正義の科学者。ジェノスよりも前から狂サイボーグを追っていて、その危険さを嫌というほど知っている。
ジェノスをサイボーグ化した張本人で、無理をしていないか心配しつつ、彼が持ち帰ったパーツで強化を続けている。ジェノスの話す師匠(サイタマ)に興味を持ち、秘密のはずの研究所に連れてくるよう促す。
- ボンブ- 声:ふくまつ進紗
- バングの実兄で「旋風鉄斬拳」という武術の使い手。ヒーローではないがバングに引けをとらない実力の持ち主。自分の道場を持っていたが、バングと共にガロウを追うにあたり身辺整理のため畳んでいる。
- チャランコ - 声:増田俊樹
- 「モテたい」という理由でバングに弟子入りし流水岩砕拳を学んでいる青年。ただやる気はあまりなく、岩山の上にある道場に通うのが辛いためあまり顔を出していなかった。そのため強さも一般人レベル。曰く「結構鍛えているんだ!地元のヤンキーくらいなら不意打ちすれば勝てる!」。
そんな中ガロウのせいで門下生が居なくなった事で期せずしてバング最後の弟子(=一番弟子)となり、やる気が復活したが、突然バング直々の実戦稽古でボコボコにされ才能が無いと破門を言い渡される。それがガロウを追うためにチャランコを遠ざける行動だと知り、自身の強さを省みずガロウに挑むも返り討ちに遭う。だがその行動はバングを奮い立たせる結果につながる。
村田版では、流水岩砕拳の一番弟子という地位に浮かれて異種格闘技大会スーパーファイトに参加を申し込んでおり、入院中の病室でサイタマと話をした際に参加チケットを「入場券にもなるから」と渡している。
- シッチ - 声:飛田展男
- 鼻の大きなヒーロー協会幹部で「地球がヤバい予言緊急対策チーム」リーダー。名前の由来は「七三分け」。
ボロスのA市襲撃の際はS級ヒーロー達を本部に集めていた。
協会本部に犯罪者やお尋ね者、裏社会の実力者を招集し、人格や経歴度外視でヒーローとして活動出来そうな人材を発掘しようとしたが、その中の一人ガロウによって、招集された全員および保険として同席したA級ヒーロー3人を全て倒され「ヒーロー狩り」の口火を切る舞台を提供する結果となってしまった。
オカメちゃんの数値は「測定不能」(一般中年のため、ヒーローの肉体としては弱すぎて適さない)。
- シババワ - 声:斉藤貴美子
- 災害の発生を言い当てる大予言者としてテレビなどでも度々取り上げられていた老婆。その予言は実際に起こる災害のごく一部ではあるが的中率100%のため、ヒーロー協会が彼女の身辺を警護していた。
- だが「半年先までの未来を占っていたところ気が動転したのか息が荒くなり咳が出たためのど飴を口に入れたら喉に詰まって死んだらしい」。喉に飴を詰まらせながらも「地球がヤバい!!」というメモを書き残した。
シババワは過去に起きた多くの深刻な大災害ですら「ヤバい」と表現した事は無かったため、この予言は半年以内に災害レベル鬼や竜以上の危機的な大災害が発生する事を示唆したものと推測されていた。 - ゼンコ - 声:真野あゆみ
- S級ヒーロー【金属バット】の妹で目元が似ている。ピアノを習っていて、タマという猫を飼ってるらしい。
気が強いがヒーロー活動で忙しい兄を気遣い慕っている。一方で粗暴な兄を諫める事も多く、「私の目の前で暴力を見せない」という約束をしているため金属バットはガロウにとどめを刺さなかった。逆に彼女の気丈な振る舞いを見たガロウも金属バットにとどめを刺さずゼンコにも手を出さないまま去っている。
学校では兄がヒーローだという事は自慢せず秘密にしているらしい。
- アクセル
- 民間有志48人(登場時に53名から5人死亡)の自警団”ハンターズ”のリーダー。ヒーロー協会スカウト部のシズカから好待遇でスカウトされるが、ヒーロー協会への不信感から受ける気はなく、何度も断っている。新たなヒーロー組織の立ち上げ情報を知っていて、今後自警団は全員その組織の所属になるという。
- スイリュー - 声:松風雅也
- 村田版初登場の格闘家。格闘大会「スーパーファイト」に過去四度出場し、その全てで優勝している。冥躰拳の使い手でありA級ヒーローを圧倒する実力を持つ。
ONE版でも後に登場し、「ネオヒーローズ」に参加している。こちらでは「スイコ」という妹がおり、彼女はヒーロー協会に登録している。
怪人や怪人関係者(一部キャラのみ)
ヒーローが出動する事件には「災害レベル」というものがあり、危険度合によってレベルを割り当てられている(怪人の強さのランク付けにも使用される)。
レベルには5段階あり、低い方から「狼」「虎」「鬼」「竜」「神」となっている。
災害レベル | 定義 | 作中で明示されている例 |
---|---|---|
狼 | 危険因子となる生物や集団の出現 | |
虎 | 不特定多数の生命の危機 | 海人族(アニメでは深海族) |
鬼 | 町全体の機能が停止もしくは壊滅の危機 | 深海王 |
竜 | いくつもの町が壊滅するほどの危機 | 巨大隕石、ボロス、黒い精子 |
神 | 人類滅亡クラスの危機 | ガロウ(自称) |
- ワクチンマン - 声:中尾隆聖
- 1撃目に登場。災害レベル竜。
本人曰く、地球の命を蝕み続ける人類を滅ぼす為に生み出された存在。
その壮大な設定に違わぬ圧倒的な力でA市を破壊し尽くすも、サイタマのワンパンで瞬殺される。 - ワンパンマンがアンパンマンのオマージュであることから、外見が完全にばいきんまんのそれである。
- アニメ版ではなんとばいきんまん役の中尾本人が声優を務め話題を呼んだ。また、対応に当たったヒーローの一人スマイルマンはまるで歯が立たなかったが、アンパンマンによく似たコスチュームを着ている。
- カニランテ - 声:徳本恭敏
- 2撃目に登場。災害レベル虎。
カニを食べ過ぎて突然カニのような姿に変態したらしい。カニらしく上体は甲殻に覆われ、両手はハサミ。
だが下半身は人間のままで、着衣は何故かブリーフのみ。「プクプク(笑)」という特徴的な笑い方をする。
公園で寝ていたところ「アゴの割れたガキ」に油性マジックで乳首を描かれてしまい激怒していた。
1話限りの出演ながら、当時22歳の有毛サイタマがヒーローを目指す転機となったことや、アゴーニがヒーロー協会を設立するキッカケをつくったという意味では、作品の根底にかかわる超重要な怪人である。
- 筋肉弟(マルゴリ) - 声:浜添伸也
- 3撃目に登場。災害レベル鬼。
頭脳担当の兄(フケガオ 声:鈴木琢磨)が発明した究極のステロイド「上腕二頭キング」の作用により山よりも巨大な肉体を手に入れ、D市を拳一振りで消滅させた。サイタマの「パンツはけよ」という発言からも分かるように、巨大化で服が破れ全裸である。サイタマに顔面を殴られ敗れるが、勢いで巨体が倒れB市が消滅した。
村田版ではこの兄弟にマルゴリ(弟)、フケガオ(兄)という名前が付けられた。
- 地底人 - 声:山本翔太 / 地底王 - 声:上田燿司
- 4撃目に登場。
サイタマの寝込みを襲い作中で唯一大きな傷を与え、サイタマをもってして「強い・ピンチ」と感じさせる強敵!あまりの強さから彼に久しく忘れ求めていた戦いの気持ちを呼び覚ませた!!
……という夢を見て珍しくやる気満々のサイタマにあっさり地底王(災害レベル鬼)を踏みつぶされ「すいませんでした」の白旗を掲げ地中に逃げ帰った。地底王は後に登場する蟲神と絵が被ってるのを気にしている。
- モスキート娘 - 声:沢城みゆき
- 5撃目に登場。災害レベル鬼(血を吸収した状態)。
「進化の家」の試作品で、蚊の身体を持つ女性型怪人。
遺伝子操作で強化された殺人蚊の群れを自在に操り、サイタマの住むZ市を襲撃した。
初登場のジェノスと交戦し足を失うなど苦戦するも、配下の蚊から血液を吸収して自己強化し足も再生。逆に圧倒して自爆寸前まで追いつめるが、サイタマのビンタ一発でビルに叩きつけられ飛んで行った。 - 現時点でハゲた後のサイタマに外傷(虫刺され)を与えた唯一の怪人(ただし配下の蚊によるもの)。
- 原作版はかなり昆虫らしいフォルムだが、村田版はグラマラスで官能的なフォルムにリファインされている。
物語序盤では貴重な女性キャラだったこともあり表紙裏やイベントの配布品などで度々登場し、データブック裏表紙の集合イラストでは最も目立っている。
後に非公式ながら村田のツイッターにて、実は生き残っていてタコヤキ屋の看板娘をしているというイラストが公開された。昆虫の腹部を失い手足の一部をサイボーグ化しており、裸エプロン。
- 阿修羅カブト - 声:石塚運昇
- 災害レベル竜。
ジーナス博士の生み出した人類の人工進化の最終形で「進化の家」の最大戦力。 - パワー、スピード、タフネス、さらには知能も兼ね備えた強力な怪人だが、精神が不安定で品性が足りないため失敗作とされ、地下深くに閉じ込められていた。
- 研究所に乗り込んできたサイタマとジェノスを迎え撃つため解放されるも、博士のクローン達を虐殺。その後ジェノスを手玉に取りサイタマに一騎打ちを申し込むも、直感で危険性を感じて距離を取っており、拳を交える前にサイタマの強さに感づく事の出来た数少ない怪人の一人となっている。
- 闘争本能と身体能力を解放し「阿修羅モード」という状態になると戦闘力が飛躍的に向上する。一度このモードに入ると闘争本能の赴くままに破壊と殺戮を繰り返し、その暴虐はちょうど一週間続く。
おそらくS級ヒーローでも苦戦必至だが、スーパーの特売日を忘れていたサイタマの八つ当たりであっさり敗れる。
- ジーナス博士 - 声:浪川大輔
- 「進化の家」という研究所の所長で、日夜「人類という種全体の人工的進化」を研究するマッドサイエンティスト。実年齢は70歳をゆうに超えているが、計画の一環で若い身体を手に入れ、さらにクローン技術によって自身を何十人も複製して共同で研究にいそしんでいる。
思想を危険視された事から人類に失望しており、遺伝子的に優れた新人類に人工進化させるべく人間の遺伝子を組み合わせた怪人を数多く作り出している。災害レベル鬼から竜といった強力な怪人を何体も作り出せる点を見てもかなりの危険人物。以前「不死シリーズ」という研究をしており、その時の被験者で唯一成功したのが現在S級ヒーローとなったゾンビマンである。 - 戦闘能力における最高傑作の阿修羅カブトが一撃で倒され、サイタマの常識破りな強さと葬られた理由がスーパーの特売日というWショックから自分の野望を滑稽に感じ、自分が変わるべきとの結論に達した。
進化の家を畳んだ後はアーマードゴリラと共に「たこやきの家」を設立し転職。たこ焼き屋を選んだ理由は、人体再生研究の際に偶然タコの足を無限に作り出すことに成功したため。調理と売り子はアーマードゴリラが担当しており、材料が材料だけに安全性は不明だが味はそこそこ好評との事。
転職後はサイタマの異次元な強さについて、独自の観点から仮説をゾンビマンに述べている。
実年齢は後期高齢者であるため肉体年齢に比べ認識が古く、コーデュロイをベッチンと呼ぶ。
- 深海王 - 声:小山力也
- 推定災害レベル鬼。海から来た海人族(アニメ版は「深海族」)の王。サイタマには珍海族と言われた。
- 見た目はマッチョな変質者そのもので口調もカマ臭いが、本性は残虐かつ冷酷無比。
- 水がない地上では弱体化してしまうが、雨などから水分を吸収することで本来の強さを取り戻すことが可能。
S級ヒーローのプリズナーやジェノスを倒す程の戦闘能力を持つが、サイタマのワンパンで即死した。 - 似たシリーズに「地底王(上記)」、「天空王(ボロスの手下に斬られる。声:上田燿司)」がいる。
- ボロス - 声:森川智之
- 遠い宇宙より飛来した暗黒盗賊団・ダークマターの頭目で、大きな一つ目の宇宙人。
20年前の占い師の言葉を信じて地球にたどり着き、空中要塞でA市を消滅させる。
鎧と宇宙随一の自然治癒力により作中初めてサイタマのパンチで倒れなかったが、必殺マジシリーズ「マジ殴り」の衝撃波で再生不能となり息絶えた。サイタマが「過去一番の強さかも」と評価する程の実力者であったが、ボロス本人はサイタマの強さについて「まるで歯が立たなかった。戦いにすらなっていなかった」と死の間際に述べている。
- サイコス
- 怪人協会のリーダー。推定災害レベル竜。その正体は地下深く潜む眼鏡をかけた巨乳の女。
かつて学生時代にフブキが会長を務めた「異能研究会」の元副会長”第三の眼”。未来視を試みて精神に異常をきたし人類を滅ぼそうとするも、フブキに阻止され行方をくらまし怪人化した。
フブキとの会話から、未来視を受けて何か考えがあって怪人協会を結成したような描写がある。 - 村田版ではリーダーとしての姿は「ギョロギョロ」という名で登場しており、さらなる怪人を育成するなどの行動を見せている。「オロチ」も彼女による改造を受けた怪人である。
- 魔ロン毛
- 推定災害レベル鬼。怪人協会の一員で、なぜか全然うまくないことを言いながら攻撃してくる。
長い頭髪を駆使してA級トップクラスの3人(アトミック侍の弟子)を苦しめたが、髪の毛を斬りまくってただけで無傷のまま倒れた。ブシドリル曰く「3人がかかりでギリギリだった」。
- 黒い精子 - 声:梅原裕一郎
- 推定災害レベル竜。怪人協会の怪人で体を分裂・巨大化させる。謎の人気がある世界一カッコいい精子。
- 11兆4491億71万2554体の黒い精子の集合体で、細胞のストックがある限りいくら倒しても分裂できる。さらに、合体する事で多細胞精子となり、二度と分裂が出来なくなる代わりに格段にパワーアップする。さらに10兆の個体が合体する事で敬語口調の「黄金精子」となり、タツマキをも圧倒するとてつもない戦闘力になった。しかしガロウ戦で最後の一体を残し全滅。子犬にも勝てないほど小さく弱っている。
- 最後の一体は生き延びるためにプライドを捨て、ポチを拾ったサイタマに便乗して雑用役を志願し(「犬はともかく」と言われつつ勝手についていき)ヒーロー本部の居住区で生きている。
- 育ち過ぎたポチ
- 推定災害レベル竜。怪人協会入口を守る黒くて巨大かつタフな番犬で、口からエネルギー弾を撃つ。
ガロウを侵入者と見なし襲うも逆に「おすわり」の一撃を食らい、サイタマにも「おすわり」の声とともに強烈な一撃を与えられる。その後怪人協会に侵入を試みたフブキやバングらが猛攻するも効果がなく、バングが何気なく放った「おすわり」の言葉で二人を思い出したか、ビクついて座り大人しく道を空けた。
怪人協会本部が崩壊した事で生き埋めになり死んだかと思われていたが、普通の子犬程度のサイズに縮んだもののなんとか生存していた。何故かサイタマに懐くようになり、かなり弱っていた事もあってサイタマに保護される。だがヒーロー協会本部に設置されている怪人センサーに反応してしまい(防衛ロボは一緒に居た黒い精子のほうを狙ったため、反応したのは黒い精子側の可能性がある)騒動の引き金となる。
サイタマのパンチで死ななかった数少ない怪人怪獣の一匹だが、死ななかったというよりは、サイタマが「ただの犬」と見なして手加減をしたものと思われる。
リメイクではレベル鬼3人を瞬殺している他、ガロウの一撃を食らっても平然としているなど竜相応の強さの描写が追加されている。
- ホームレス帝
- 推定災害レベル竜。怪人協会の一員で、ひと月前までは公園に寝泊まりしていたホームレスだった。
新人社員歓迎会で上司に裸踊りをやらされた翌日にセクハラとしてクビにされ、死のうとしていた時に目の前に「神」が現れたことで神通力を授けられたのだという。
高威力の光の玉でゾンビマンを破壊するが、キングに気を配っていた隙にかろうじて生き残っていたゾンビマンにつかまり、うっかり「神」の存在を口走った瞬間与えられた力と命を没収された。
- ブサイク大総統
- 推定災害レベル竜。怪人協会の一員で、アマイマスクを襲ったブサモン(ブサイクモンスター)。
外見だけでなく心も不細工で、美形のアマイマスクや才能あるタツマキには妬みを口にしていた。
卑屈になるほど強くなるらしいが、本気のバングに胴体を貫かれ一撃死する。
- エビル天然水
- 推定災害レベル竜。怪人協会の一員で、液体状の身体に二つの目玉が浮かぶ怪人。
超高圧の水流をビームのように噴射してあらゆるものを切り裂く。怪人協会所属だが本人に意思と呼べそうなものは見受けられず、他者の感情に反応して自動的に攻撃するため他のメンバーからもヤバイ奴と言われるほどに見境が無い。一方で殺気がない者は攻撃しない。 - 核となる部分が弱点だが、それ含め身体が液体状のため物理攻撃は効果がない。サイタマのパンチによって爆発霧散したものの、一件落着後に最後の小さな残骸が出現。警戒していた豚神に捕食され、体内から反撃するもあえなく消化された。サイタマのパンチを受けて死ななかった数少ない怪人の一人(匹)。
- ガロウ - 声:緑川光
- 幼い頃からヒーローという存在に疑問を抱き、人間でありながら「最強の怪人」にあこがれる18歳の男。ゴモラのような髪型をしている。ヒーローの「正義執行」を怪人視点に置き換えた「悪を執行する」を口上に使う。
- 元バングの弟子だが、突如他の門弟を再起不能にする暴挙に出てバングに破門された。
強力なヒーローとの戦闘経験を最強の怪人になる「糧」とし、夜な夜な「ヒーロー狩り」を行う。
天才的な武術のセンスに加え非常に高い適応能力と学習能力を持ち、強者との戦いを続けるうちに爆発的に成長していく。一度受けた攻撃は二度通じず、一度見た技を自分のものにして使う事もある。やがて激闘の最中、流水岩砕拳をなど様々な武術を混合・昇華させたオリジナル拳法「怪害神殺拳」を編み出す。 - ヒーローに対して執拗な敵意をぶつけるが、いじめられっ子には同情する一面がある。一方で、勧誘に来た他の凶悪な怪人達にも自らの怪人観とのズレから疑問を抱いていて、容赦なく退治している。
人間離れした頑強さを持ち、何度も致命傷を負うがその都度異常なスピードで回復。後に全身が怪人のような姿に変形し、災害レベル神を自称する。 - だが食い逃げの末の犯行と勘違いするサイタマには全く歯が立たず、自身の気付かないうちに抱いていた疑念をアッサリ看破される。敗北後はヒーローたちに処刑されかけるが、ガロウ自身が救った不細工ないじめられっ子が止めに入り、彼の言葉で目に光を取り戻し夜の闇へ消えた。
テレビアニメ
2015年10月~12月にテレビ東京などで放送。全12話。ベースは村田版で、内容はボロス撃破までで、ヒーロー協会の活動や裏話など漫画の補足となる部分が目立って追加されている。なお、漫画ではまだ出番の無かったキャラ(フブキなど)もチョイ役で出演したほか、BD・DVDにはそれぞれ番外編オリジナルエピソードが収録されている。
2016年9月25日の「ワンパンマン祭り」では第2期制作が決定・発表された。2019年4月~6月に放送された。前12話。
スタッフ
- 監督 : 夏目真悟(第1期)、櫻井親良(第2期)
- シリーズ構成・脚本 : 鈴木智尋
- キャラクターデザイン・総作画監督 : 久保田誓
- 音響監督 : はたしょう二(第1期)、岩浪美和(第2期)
- 音楽 : 宮崎誠
- アニメーション制作 : マッドハウス(第1期)、J.C.STAFF(第2期)
主題歌
第1期
- オープニングテーマ「THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~」
- 作詞・作曲:影山ヒロノブ / 編曲:宮崎誠 / 歌:JAM Project
- エンディングテーマ「星より先に見つけてあげる」
- 作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:前山田健一 / 歌:森口博子
- 第12話(最終回)エンディングテーマ「悲しみたちを抱きしめて」
- 作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:飯塚昌明 / 歌:森口博子
第2期
- オープニングテーマ「静寂のアポストル」
- 作詞:森雪之丞 / 作曲:ヒカルド・クルーズ / 編曲:宮崎誠 / 歌:JAM Project
- エンディングテーマ「地図が無くても戻るから」
- 作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:本多友紀 / 歌:古川慎
放送局
第1期
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
テレビ東京 | 2015年10月4日 | 日曜 25:05~25:35 |
ニコニコ生放送 | ||
テレビ大阪 | 2015年10月5日 | 月曜 25:05~25:35 |
TVQ九州放送 | 月曜 26:00~26:30 | |
KBS京都 | 2015年10月6日 | 火曜 24:00~24:30 |
BSジャパン | 火曜 24:58~25:28 | |
AT-X | 2015年10月8日 | 木曜 21:30~22:00 |
第2期
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 |
---|---|---|
テレビ東京 | 2019年4月2日 | 火曜 25:35~26:05 |
テレビ大阪 | ||
テレビ愛知 | ||
ニコニコ生放送 | ||
あにてれ | ||
ニコニコチャンネル | 2019年4月11日 | 木曜 12:00 |
AT-X | 2019年4月12日 | 金曜 21:30~22:00 |
青森テレビ | 2019年4月22日 | 火曜 25:15~25:45 |
ワンパン☆はみ出し劇場
- ワンパン☆ヘッドライン
- Blu-ray や DVD 等の告知コーナー
- 中の人ご考案☆オリジナル怪人図鑑
- 出演キャストが考えたオリジナル怪人を絵に描かせて60秒でコーナーを成立させろという無茶ぶりコーナー
- ワンパン☆無駄知識アワー
- 各話の解説をサイタマとジェノスで行う
各話リスト
第1期
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 怪人図鑑 | ニコ生 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
#01 | 最強の男 | 夏目真悟 | 久保田誓 | 古川慎 | |||
#02 | 孤高のサイボーグ | 夏目真悟 | 牛嶋新一郎 | 小嶋慶祐 | 石川界人 | ||
#03 | 執念の科学者 | 夏目真悟 八田洋介 |
八田洋介 | 石橋翔祐 | 浪川大輔 | ||
#04 | 今時の忍者 | 柴田勝紀 牛嶋新一郎 |
武藤信宏 | 金世俊 | 梶裕貴 | ||
#05 | 究極の師 | 吉沢俊一 | RYU SEUNGCHEOL 澤田英彦 |
宮野真守 | |||
#06 | 最恐の都市 | 小嶋慶祐 | 悠木碧 | ||||
#07 | 至高の弟子 | 八田洋介 | 石橋翔祐 RYU SEUNGCHEOL |
山路和弘 | |||
#08 | 深海の王 | 川尻善昭 | 武藤信宏 | 吉田南、大舘康二 | 小野坂昌也 | ||
#09 | 不屈の正義 | 吉沢俊一 | 亀田祥倫 | 中村悠一 | |||
#10 | かつてない程の危機 | 牛嶋新一郎 | 小嶋慶祐 RYU SEUNGCHEOL |
櫻井孝宏 | |||
#11 | 全宇宙の覇者 | 八田洋介 | 金世俊、石橋翔祐 | 羽多野渉 | |||
#12 | 最強のヒーロー | 夏目真悟 | 久保田誓 | 安元洋貴 |
* 【TV同時放送】「ワンパンマン」1話上映会では、「ワンパンマン」第1話先行上映会と同じ本編のみが配信されたため第2話直前に【TV同時放送】「ワンパンマン」1話上映会で配信されるはずだった番組が「ワンパンマン」1話上映会にて配信された。
第2期
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | ニコ生 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
#13 | ヒーローの帰還 | 櫻井親良 | 宮崎修治 | 谷川亮介 |
||
#14 | 人間の怪人 | 櫻井親良 滝川和男 |
奥野浩行 | 中山由美/加藤愛 角谷知美 |
||
#15 | 狩りの始まり | 安藤良 | 大野良成/加藤愛/中山由美 星野守/村上雄/小川浩司 |
|||
#16 | 金属のバット | 櫻井親良 | 福島利規 石田美由紀 則座誠 |
中山由美/星野守/林央剛/加藤愛 大野良成/村上雄/安田祥子/石原恵治 |
||
#17 | 武術の大会 | 櫻井親良 大久保政雄 |
神谷智大 海宝興蔵 |
安田祥子/迫由里香/谷川亮介/関本美穂 大野良成/中山由美/加藤愛/佐野隆雄 林あすか/山中いづみ |
||
#18 | 怪人の蜂起 | 髙田耕一 | 岡本英樹 | 渡辺浩二/星野守/秋月彩 大野良成/中山由美 |
||
#19 | S級のヒーロー | 渡部高志 | 粟井重紀 | 安田祥子/小野和美/加藤愛 星野守/林あすか |
||
#20 | 強い奴の抵抗 | 櫻井親良 髙田耕一 |
鈴木吉男 | 中山由美/安田祥子/林央剛/小川浩司 林あすか/前田ゆり子/加藤愛/関本美穂 園瀬基/村上雄/伊藤葉子/坂本哲也 高橋みか/石原恵治/大野良成 |
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#21 | 最強の悩み | 古田ジョージ | 宮崎修司 | 大野良成/渡辺浩二/加藤愛/藤井昌宏 松浦麻衣/谷川亮介/中山由美 |
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#22 | 正義の包囲網 | 安藤良 | 大野良成/加藤愛 中山由美 |
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#23 | それぞれの矜持 | 沖田宮奈 | 桜美かつし 櫻井親良 |
中山由美/大野良成/井本由紀 小川浩司/林あすか/加藤愛 |
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#24 | 弟子の尻拭い | 櫻井親良 | 則座誠 鈴木洋平 櫻井親良 |
渡辺浩二/加藤愛/中山由美/大野良成 前田ゆり子/藤井昌宏/松浦麻衣 |
関連動画
アニメ
MADなど
MMD
関連静画
関連チャンネル
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関連項目
外部リンク
脚注
- *ONEのPixivにおけるページ。投稿作品数・投稿頻度ともに少なく「基本は放置している」とのこと。ただし、公式サイトで最新作を公開してしばらくはアクセスが集中して不安定となるため、避難所的にこのpixivページにも新作が投稿されることがある。
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