ニコニコ大百科

>>1137
「侵略戦争を、やりまぁす！！」
諸外国（何を言ってるんだこいつは…）

基本的に2項の改変は前提だけど1項も細かい整合性のために改変した方がいいのでは
「国際紛争を解決する手段」の件がちょっと広く取れすぎるからもうちょっと定義づけを深めた方がよさそう

そこはパリ不戦条約が下敷きにあるから国際ルールに従いますよという意味合いでこのままでいいんじゃないかと
国連憲章ベースに書き換えるのもありかもだけど、冗長になりそうだし

2項も改定いらんでしょ、じゃないと必要なくなれば無くすという事が出来ん。
それは理想主義的な日本国憲法の思想にはあまりそぐわない。いつになるかは分からんがね。

ま、9条削除はねーわ、置き換えるならともかく。2項改定はまあ、現実的だねぇって思うだけだけども。

今更だけど、日本は軍がクーデター未遂何回もやってるから、これもある意味、民主主義的傾向の復活強化に対する障害だと思うよ。
自衛隊になってもさほど変わらんというか、別班とかの文民統制に反する話もあるからね。
これが政治主導で行われたなら話変わるけど、そうじゃないなら本質的には同じこと。

自衛隊も70年も経てば旧日本軍のDNAを根絶することができたかと思ったけど、未だに田母神みたいなのいるからなあ。

>>1144
常備軍でなきゃならんという話でもなかろうし、無くすときの心配はいらない
イギリスみたいに必要な時だけ募兵しますよ（建前）で問題ない

というか日本の地理的条件として、支那大陸が死の大地にでもならない限り必要性がなくなることはないでしょ

7条4号の「国会議員の総選挙」はいつ訪れるのやら

てか9条くらいしか変える必要がないって、やっぱこの憲法の出来はいいんだな

改憲要件が厳しすぎて変えられないから本来変えなきゃいけないところを無理のある「解釈」で無理やり使ってるだけ

その無理のある解釈って9条以外になにかあったっけ

89条の「公の支配」なんかは厳格に解釈したら不都合だから適当に流してる

>>1150
当時と現代の社会構造は大きな相違点をいくつも抱えており、小手先で済まない再構築が必要かと
特にネットワーク社会化に伴う様々な変化は既存の概念をひっくり返したものも少なくない
今後数十年も様々な技術的革新が予想されており、人権という概念自体の見直しまで必要になりかねないものも存在する現状にこのままではいられない

プライバシー関係だと21条2項とかな
同じ項にあって似たような文言なのに前半は絶対的禁止だけど後半については制約可能というわけわからん解釈

人権に関する項目は、いじる必要はないだろう。

社会の変化への対応は、基本的に法律の役目。
現代に対応するため人権を拡張しなければならない項目はあっても、制約する項目は要らないし、歴史上そういう例もほとんどない。
憲法レベルでいじるのは危険。

仮に人権の内容を変えなくても条文変えるべきとこはあるでしょ

例えば、「何人も」と「すべて国民は」の使い分けが国民にのみ認められる権利の範囲と合致していないところとか

>>1155
そのへんの文面は、実際の権利の性質から決定されるから、現状でも実用上の問題がない。
憲法が「国民の国家に対する要求」である、という根本から考えて、「何人も」と「すべて国民は」を変化させて「国民」の人権が拡張される、という性質のものでもないし、その実効性もない。

将来的に「ヒト」の外の知性体の存在がわりとありえる段階に入っていることを今回は指摘したんだ、スマン
いわゆる高強度人工知能問題とかを含めた人権の適用範囲ってどこまでなのっていう話

>>1156
文言を無視した解釈を「実用上は問題ない」とするのは望ましくはないと思うし、文言を無視した解釈を必要とする憲法はよくできてるとは言えないと思うのですよ私は

憲法文言なんて社会の必要に合わせていくらでも無視できるんだから改憲の必要なんてないという反立憲主義者でなければだけど

憲法記念日になると毎度のように憲法特集の番組やりますな。

日本国憲法第24条をつくったベアテ・シロタ・ゴードンとか、憲法研究会の憲法草案要項、その構成メンバーで日本国憲法第25条に生存権を復活させた森戸辰男の話題はよくある。

>>1148
勤労の義務とか自由主義の国としては頭おかしいレベル。あれは社会主義の条文だよ。
働くのは義務じゃなくて権利。親の遺産で悠々自適に暮らすのだって当然の権利として認められるべきなんだが、勤労の義務があるんだわなこの国には。

まぁ「憲法は国民を縛るものじゃないんだからこれはスローガン的条文でしかないん」なんて意見もあるが。だったらそんな毒にも薬にもならん条文は削っちまえばいい。

働けニート

>>1161
>>1160は当たり前のことを言ってるんだが･･･

勤労の解釈による気もする
というか閉じた経済構造を自力で組み上げられなければ必然的に働くはめになる

以前どこかで見たのをうろ覚えなので、もしかしたらほかの条文と混同してるかもしれないけど。

「権利」（してもよい）より強い「義務」（しなければならない）なので
義務を遂行できない（労働する環境がない）場合に、行政に対する強制力が強い。
たとえば、障碍者などの社会的弱者が、その障碍によって働く場を得られないような場合など。
また、第18条があるので、第27条を根拠として強制労働を課す……なんてこともない。
第27条は、社会主義的な解釈より、福祉国家的な解釈のほうが支持されているかと。

素朴な疑問だが、一切憲法の文言を無視しないで国家運営を行えている国家って実例があったのかな。

そんなに解釈改憲が嫌なら、ドイツ基本法みたいに「官公庁のベンチマークテスト」も書く位に書き込んでる憲法に改憲しような(ゲス顔

あんまり言われる事が無い視点だが、君主制国家の憲法として見ると憲法制定当時では考えられない位に先進的な憲法だった。

(途中送信ミス)
制定当時の「もはや共和政体では？」という声もあったけど、蓋を開けてみれば、バジョットの言う「尊厳的部分」と「実践的部分」の分離に見事に成功した憲法になっていた。改憲議論は数あれど、天皇制あたりの条文はある程度コンセンサスが取れてるのがその証拠と言える。こんな理想的な君主制憲法を必死に作ったのが、「アメリカ人」てのも割と皮肉が効いている。

その土地伝統の王族は国家・国民統合の象徴であり、その地位は主権の基づく国民の総意に基づく、とする象徴君主制は、共和制と伝統のいいとこどりが非常にうまくできた、いい条文だよね。
（この制度自体が日本の古来の伝統、為政者と天皇家の関係に根ざしてる、というのも素晴らしいが）

日本を立憲君主制に戻そう、という人がいるけど、むしろ他国の実態も考えると、象徴君主制の方が他国の王族にとっても安定した、ありえる未来だと思う。

立憲君主制の定義を「君主の権能を憲法で制約している政体」とするなら、立憲君主制ではあるけどね〈象徴君主制　別に立憲君主制という言葉に復古的な意味合いは無いよ。
　保守色が濃いような層でも、改憲案は精々「天皇を国家元首」にくらいが限度。ある程度論争にはなる天皇元首論だけど、別に元首と明記しても、現憲法に定められた権能でも充分他国では元首の権能だし、国家元首の役割を「象徴」と表現する憲法も増加してるので、天皇元首論自体が無意味。でもまぁ逆に言えば、ここ位しか憲法上では論点にならない時点で現憲法はよく出来てるとも言える。

どうせ変えるなら勤労の義務を消して欲しい、納税の義務で十分だし。
すべての国民は、勤労の権利を有する。
でおｋ