イストワールとは (イストワールとは) [単語記事]

概要

シナリオ

海中に没した古代都市、
粉雪の舞う雪原、
現世の果ての大河、
雷雲の狭間に浮かぶ竜属の遺跡……、
あなたはそのうちのどれだけを目にすることになるのでしょうか。
本作には決まった解き方はありません。
あなたの好きな歩き方で物語の結末を目指してください。
(はじめにお読み下さい.txtより)

世界崩壊の原因を調べるべく館主に集められた仲間たちだったが、一向に館主が現れない。館の外に出るには「同調の像」の登録が必要となり館にある同調の像を探すことになったが、主人公が見つけて登録されてしまったため、主人公が中心となり世界崩壊の理由や館主、新たな同調の像を探すべく館の外にと旅立つこととなった。

用語

キーワード

イストワール(本): この世界の成り立ちが書かれた本。色々あってページは世界中に散らばっている。すべてそろえると……
同調の像: 未定義空間との移動のために使われる像。現在残っているものはわずかで登録者の変更は基本的にできない。
大結晶石: 力の結晶体。世界中にいくつかある。その気になれば砕いて通貨として使うこともできる。

仲間

仲間は主人公を除き強制転移の影響を受けて技能を忘れており、レベルを上げることで技や魔法を思い出すということになっている。主人公はレベルを上げても技能は増えないが、大結晶石を消費することで技能の習得ができる(取り消しはできないので慎重に)。

大結晶石での技能習得は「調理」「あらかじめ登録した武器への変更」「敵グループからアイテムを盗む」「レベルアップ時のステータス上昇ボーナス」「アイテムドロップ率上昇」など、他の仲間が覚えられないものもある。

主人公: 本作主人公。どうやらどこからか転移してきたわけではないようだが……
バランス良くステータスが伸び、装備できるものも多く、大結晶石で技能修得ができる。基本的に物理攻撃役を担当することとなる。
グヴァリフ: 古龍。いつも何か食べている所ばかり見かける。
HP・攻撃・防御が高く、炎氷雷に耐性があり恐怖状態が効かない上、防御するとダメージが1/4になる(普通は1/2)が、行動不能になる状態異常に滅法弱く、ドラゴン特攻の攻撃で大ダメージを受ける上に装備できるものも少ないなどの欠点が。
戦闘外では固定配置されている強敵の情報を得ることができ、一定条件を満たすと敵の足を止めることも可能。
アレク: 砂の街レサの戦士。
HP・攻撃が高く、装備品の一時的な破壊も起きない上、防御時ダメージは1/4。特技は武器の攻撃属性に一致したものだけ使うことができる。さらに特定の武器を装備させることで固有技を使うことも可能。主人公以外に重鎧をすべて装備できる唯一の仲間でもある。
特技はMPを消費するがMPの伸びは非常に悪いため使いどころを考える必要がある。戦闘外ではグヴァリフ同様強敵の情報を知ることができ、さらにあえて強い敵と戦うことができる能力を使うこともできる。
ジャネット: 神殿の巫女。巫女をしていた宗教自体は宗教戦争で滅んだようである。
攻撃回復共に行え、さらに弱点も恐怖状態に耐性がないぐらいで後は目立ったものがない安定性が魅力。一定条件でさらに強くなる。
戦闘外ではその場所に関する情報を得ることができ、敵の強さを下げる能力を使うこともできる。
レスター: レイブンヒルの領主。
戦闘中 HPがターンごとに自動で少し回復し、即死と行動不能系の状態異常無効に加え、特技ではこのゲームでは強力な行動不能系の状態異常の追加効果がついた技を使えるなど非常に強いが、聖・ゴースト特攻属性に非常に弱く、回復魔法も無効でたまに行動不能になるなどの不安な所も。また銀製や神聖な装備品は装備することはできない。
戦闘外ではパーティにいると自動的に暗い場所での視界が広がる。
シェーラ: 魔道士。なぜか半透明だが幽霊ではない。
精神・MPが高く魔法攻撃を多数覚え、その体のせいか物理攻撃・酸への耐性や毒状態が無効になっている。しかしHPや防御力が低く攻撃力も低いため、MPが切れると大したことはできない。回復魔法も効果が半減し、ゴースト特攻攻撃にも弱い。
戦闘外ではテレポートで登録端末までの移動や特定アイテムの代用魔法が使える。
葬儀屋: 名前は不明。
武器を両手に持てるため攻撃力は非常に高くなり、特技でも即死の追加効果がある技を使える。しかし、盾などの手の防具を持てないため防御面に難がある。
戦闘外ではパーティにいるとトラップダメージを軽減できる。
セラフィ: 図書院の司書。天使のような格好をしている。
精神・MPが高くよろめき状態は無効。特技は回復魔法が多く、HPや状態異常だけでなく自分のMPを仲間に渡せたり、唯一戦闘不能を回復する魔法を使えるなどサポート役としての活躍となる。シェーラと違い攻撃力はそこそこあるので手が空いたら攻撃させることも可能(おまけ程度の火力になるが)。回復魔法はパーティの相手次第では回復効果がかなり変わってくるので注意。レスター・シェーラは回復魔法の属性の関係から相性が悪く、MPが低く頻繁に回復が必要なアレクとの相性がいい。
戦闘外ではジャネット同様その場所に関する情報を得ることができ、シェーラよりも早くテレポートを覚える。

場所

館: 主人公たちの拠点。回復やアイテム購入、主人公の技能修得が行える。
船乗りの墓場: 霧がかかった海域。難破船が何隻も止まっていてモンスターの巣窟となっている。
砂漠の街レサ: 砂に埋もれた街。マップは障害物で通路が遮られている街路と屋根の上の2層構造になっている。
夢の凍える地ソルグラント: 一面銀世界の土地。所々にある洞窟の中も凍りついている。館から行くにはある方法で凍りついた扉を開かないといけない。
千年樹海: ゴブリンなどが生息する樹海地帯。その中には賢樹と呼ばれる知識を蓄えた木がいる。
図書院: 書物を収めた建物。世界崩壊を受けて一部が崩れている。館にも分館として一部の書物が置いてある。
パンデモニアム: かつての大戦で戦った魔王を封じた場所であり、強力な魔物の根城でもある。位置的には館とつながっているため館の地下の穴から飛び降りることも可能。