キューティーハニーとは、永井豪とダイナミックプロによるメディアミックス企画としてリリースされた漫画・アニメの作品名とその続編・リメイク作品群、およびその主人公を務めるスーパーヒロインの名前である。2004、2007、2016年には実写化もされている。
第1作目は1973年に発表。女性型半生体アンドロイド(人造人間)である如月ハニーと、彼女が持っている「空中元素固定装置」を狙おうとする犯罪組織「パンサークロー(豹の爪)」との戦いを描いた作品。空中元素固定装置とは、物質を分子レベルまで分解した上で再構築できるというもので、「ハニーフラッシュ」のコールともにハニーを様々な姿に変身させたり、武器や道具などを生み出したりする力を持っている。
当時としてはインパクトの強い主題歌が有名となり、作品自体を見たことはなくても歌は知っているという人は多い。その後のリメイク作品でも代々主題歌は継承され続けている(後述)。
幼くして亡くなった少女「如月ハニー」の父親である如月博士は、それまでの少女の記憶を残しつつアンドロイドの少女を創り上げ た。人間と同じように涙も流し、汗もかき、傷を負えば流血もし、痛みも感じるように出来ている彼女の心臓部には「空中元素固定装置」が内蔵されており、 使い方によっては大量殺戮の手段にも、無限の富を生み出す元にもなりえるものであった。それをねらったパンサークローに親である如月博士を目の前で殺害されたアンドロイドのハニーは「愛の戦士・キューティーハニー」としてパンサークローと戦う決意を固める。空中元素固定装置を狙って、またテロや略奪で世界の平和を破壊すべく暗躍する女怪人達を相手に、ハニーは装置を用いた変装術と戦闘能力で立ち向かっていく…。
「愛の戦士、キューティーハニーさ!」
無印の続編。100年後の未来が舞台(詳しくは当該記事参考)。全4話の予定で製作を開始し、ビデオの売れ行きが好調だったため全12話に延長になるが、制作会社が倒産したことにより結局8話までしか出なかった不遇な作品。ハニーのCVは根谷美智子。OVAということもあって頻繁にハニーのおっぱいが画面を舞う演出が特徴。
2013年12月にはブルーレイでの発売が決定。フルHDでおっぱい。
PC-FXにて発売。声優は新のものを使用しているがストーリーは無関係。残念ながら例の主題歌はない。
「愛の光を持つ乙女、キューティーハニー!あなたの人生、変わるわよッ!」
初代のリメイク作(正確には初代を元に飯坂友佳子が翻案したもの)。セーラームーンの後番組ということで少女向けアニメとして製作された。本作のハニーはアンドロイドではなく人工生命体(事実上、人間)の設定であり、変身後の名乗り口上が他作品と大幅に異なる。ハニーのCVは後に緑のプリキュアとなる永野愛。
スポンサーのバンダイが行った当時の女の子たちへのアンケートでは好きなキャラクター1位に選ばれるなど、人気が高かった。Gガンダムやセーラースターズ、ドキドキ!プリキュアを手がけた山口亮太が構成を担当しているが、ミスティハニーを中心とした昼ドラのようなドロドロ展開は今も賛否両論。EDの岡本真夜『泣けちゃうほど せつないけど』は地味に人気曲だが、サントラ盤やテーマソングベストからはオミットされ、岡本真夜のアルバムに収録されているものはすべてシングルとは別ミックスと不憫な扱いをされている。
実写映画版。エヴァなどで有名な庵野秀明監督で佐藤江梨子主演・倖田來未が主題歌を歌うなど、話題性はあったが興行成績は不振に終わった。本作とRe:では、ハニーは学生ではなく派遣OLの設定。
Re:と本作のみ、空中元素固定装置に”iシステム"という固有名詞が付け加えられている。
「天に星、地に花、人には愛を!愛の戦士、キューティーハニーさッ!」
実写版の設定を引き継いで製作されたリメイク版。製作はガイナックスでこちらの総監督も庵野監督。ハニーのCVは堀江由衣。名乗り口上は初代に少し付け加えられたものが使用されている。主題歌も映画と同じ倖田版を使用。クオリティは非常に高かったが知名度は低い。このOPをパロったMADが多く見られる。
監督に「牙狼<GARO>」を手がけた横山誠を迎えて送る特撮ドラマ版。時系列では初代より前の物語。漫画・アニメを実写化したときにありがちなオリジナル要素がやたらと多く、パンサークローの構成も人間を改造した、外見上人間の面々で構成されている。主演は原幹恵で、初代やFとは違い、テレビ東京系で放送。井上敏樹が脚本に関わっているため、Fとはまた違ったドロドロ展開が繰り広げられる。空中元素固定装置を持つハニーが3人存在しており、村上幸平がハニーに変身するのが特徴。
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のOP映像を担当したA.T.(Asai Takeshi)が監督、数々の映像効果で評価の高い白組に所属する樋口良がVFXディレクターとなり製作される新たな実写劇場版。西内まりやが主演。サトエリハニー、THE LIVEから大幅に進化した映像技術にて製作される近未来を舞台とした作品になる。
シリーズ構成に百合に強い高橋ナツコを迎えて送る、21年ぶりのTVアニメシリーズ。如月ハニー/キューティーハニー以外の5形態全てが異なる声優をキャスティングしているのが大きな特徴。本作のハニーは対パンサクロー組織「PCIS」と協力関係を結んでいる。
詳細は個別記事にて。→Cutie Honey Universe
曲名も「キューティーハニー」。上記のように曲自体が高い知名度を誇り、「Universe」を除く全てのアニメ・実写で、アレンジされ歌い手を変えながらも使用されている。(初代のED主題歌である「夜霧のハニー」も何度かカバーされているが後続のシリーズでは挿入歌として使用され、実際のEDは別の新曲であることが多い)
作詞の「クロード・Q」は初代放映当時の電通社員のペンネーム。また、「新・キューティーハニー」でハニー役を演じた根谷美智子の他、多くの声優や歌手がカヴァーしている。
掲示板
101 ななしのよっしん
2023/11/18(土) 17:01:07 ID: kCsYTTCx++
終盤はわりとイヤーンだったような
102 ななしのよっしん
2024/02/04(日) 23:47:55 ID: YGxIlp2rRs
Fの青児さんは生真面目で下心出す関係にならないので・・・
ハニーも最終的に決意した時はシリーズ屈指の精神力だがそこまで悩む期間が長すぎて・・・
サバサバした初代ならすぐ気持ちの切り替えが出来るしREはそもそも悩む事もなさそう。
決心する前の葛藤の方が印象に残る。一話暗さは全編続くというか父を救う希望のあった初期が一番気楽なレベル。
一番いい子だけど、立ち直りの遅さと近寄りがたさもシリーズ一番。
103 ななしのよっしん
2024/03/14(木) 17:30:07 ID: 9xAtFphQMJ
>>99
シスタージルのコスだけ見ても
Fが一番エロく感じるわ。
あと顔芸も印象的だわFジル。
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最終更新:2024/05/24(金) 01:00
最終更新:2024/05/24(金) 01:00
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