マルカシェンクとは、2003年産の日本の競走馬であり職人である。
主な勝ち鞍
2005年:デイリー杯2歳ステークス(GII)
2008年:関屋記念(GIII)
父サンデーサイレンス、母シェンク、母父Zafonicの牡馬で、一つ下の半妹に2009京成杯AH(GIII)を制したザレマを持ち、自身もデイリー杯2歳S(GII)や関屋記念(GIII)など複数の重賞・オープン勝ちをするなどの成績を収めている。2002年にこの世を去ったサンデーサイレンスのラストクロップのうちの一頭。
2歳時に新馬戦、デイリー杯2歳S、京都2歳Sをと3連勝し、そのパフォーマンスから一時は世代最強馬との呼び声もあった。
が、京都2歳S後に骨折、長期休養を余儀なくされた。その後、明け3歳の京都新聞杯で復帰、京都新聞杯で5着、日本ダービーで4着と、同世代の一線級を相手に善戦も勝ちに届かないレースが続いた。以後も、秋には古馬への挑戦やクラシックへの再挑戦を挑むも、惜敗惨敗を繰り返すこととなった。
そうしているうちに、ただのオープン馬の一頭になってしまったマルカシェンクだが、後に再び脚光を浴びることとなった。
マルカシェンクは、古馬になってある問題を抱えるようになっていたのだ。それとはスタートのときの出遅れである。編集者の記憶が正しければマルカシェンクの出遅れが目立ち始めたのは、08ダービー卿チャレンジトロフィーに出走したあたりからである。
当時は、そこまで注目されることは無かったが、出走するたびに出遅れることを繰り返しているうちに、マルカシェンクが出走するたびに某巨大掲示板などで話題になり、マルカシェンク出遅れ専用のスレがたったりするなど、某巨大掲示板での競馬板のアイドルとなっていた。また、ニコニコ動画においても、マルカシェンク出遅れ集なる動画の存在が確認されている。
そのように、出遅れを繰りかえし話題になっていると、いつしか彼の出遅れはファン達に『伝統芸』とよばれるようになり、GI級の競争であってもこれを見る事だけが楽しみというものを出現させるにまで至った。
名前を呼ばれるために出遅れる新種のテレビ馬(逆テレビ馬)と言っても過言ではないかも知れない。また、同じように出遅れ癖のあるペルーサとは師弟の関係とされており、同じくサンデーサイレンスの血を持つ先輩後輩の間柄。
2011年に良血を見込んで種牡馬入りしたがこれといった産駒は出せず、2017年末に乗馬クラブでひっそりと亡くなったようである[1]。
*サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
*シェンク 1996 鹿毛 FNo.4-m |
Zafonic 1990 鹿毛 |
Gone West | Mr. Prospector |
Secrettame | |||
Zaizafon | The Minstrel | ||
Mofida | |||
Buckwig 1984 黒鹿毛 |
Buckfinder | Buckpasser | |
Shenanigans | |||
Dickie Ludwig | T.V. Commercial | ||
Coppahaunk | |||
競走馬の4代血統表 |
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最終更新:2024/11/05(火) 08:00
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