この記事では、ポケットモンスターのゲームシリーズに登場するライバルキャラクターについて記述する。
各作品とも、基本的には主人公と同じ年頃の少年ないし少女。主人公と同じように最初の3匹の中から1匹を受け取り(あるいは奪い)、トレーナーとして旅立つ。この時ライバルの選ぶポケモンは、主人公の選んだポケモンに対してタイプ相性が良いものとなる。
冒険の中でも様々な場面で鉢合わせ、場合によっては勝負することになる。彼らもまた冒険を通して少しずつ成長しており、戦うごとに手持ちのポケモンが強化されている様子が見られる。最終的には一般のトレーナーを遥かに越えた強さを持ち、作品によっては最強の敵として立ちふさがることとなる。
デフォルト名はグリーン(赤版)、シゲル、ジョンなど。なぜか戦闘画面のグラフィックが2回も変わる。アニメのシゲルのモデル。と言っても赤・緑・青のグラフィックはあまり公式イラストに似ておらず、なぜか後ろ髪がやたらとハネている。ピカチュウ版で補正が掛かり、公式イラストやアニメに準拠したグラフィックとなった。
マサラタウンの主人公の近所に住む茶髪の少年。オーキド博士の孫であり、図鑑の完成をめざしつつ最強のトレーナーとなるのが夢。自信家でいやみったらしい性格であり、しばしば主人公に対してあてつけのような発言を行うことも。しかしその実力は確かで、終盤においてはなんとカントー地方のポケモンリーグチャンピオンまでのぼりつめ、四天王を撃破してきた主人公に勝負を挑んでくる。ストーリー進行上では歴代最強レベルのライバルである。(クリア後はジュンが最強)
赤緑の3年後にあたる金銀クリスタル・HGSSにおいてはサカキに代わるトキワジムリーダーとして登場。名前はグリーンで統一されている。少しは落ち着いたもののやはり自信家な性格は健在で、主人公とグリーンバッジをかけて戦うこととなる。ゲーム全体を通して唯一専門とするタイプを持たないジムリーダーである。歴代最強のジムリーダーでもある。
⇒詳細はグリーン(ポケモン)を参照
デフォルト名はシルバー(金・クリスタル版)、ソウル(HG版)など。
鋭い目つきをした赤髪の少年。 最初はウツギ研究所の中を窓から覗いており、不審な様子を漂わせる。その後ウツギ研究所からポケモンを盗み出して自らの手持ちとし、主人公にたびたび勝負をしかけてくる。ある理由から最強のトレーナーとなるのが目標で、そのために手段は問わずひたすら強いポケモンを求める。強さこそが全てという信念の元に行動していたが、主人公と関わることで少しずつ彼の心境にも変化が見られるようになる。いわゆるツンデレ。
ポケモンに対して厳しい態度を取り、主人公に負けるといつも自分のポケモンが弱いと言うが、彼の手持ちからメンバーが抜けたことは実は一度もない。(初代ライバルの手持ちからはラッタが消えたことがある。この理由についての考察も諸説ある)最終的にはポケモンが自分を信じてくれるから自分も頑張ると言う主旨の発言をするようになり、ゴルバットがクロバットになつき進化するなど、ポケモンに優しく接するようになった面が垣間みれる。
リメイク版では殿堂入り後に盗んだポケモンをウツギ博士に返しにくるというイベントが追加された。盗まれたポケモンがライバルにとても懐いている姿を見て、ウツギ博士は彼を許し、正式に譲り渡した。博士の助手は「帰る時の彼の横顔がとても幸せそうだった」と語っている。
作中ではロケット団をやけに嫌悪する様子が見られるが、それにはある秘密が隠されていることがHG・SSの隠しイベントで発覚した。
⇒詳細はシルバー(ポケモン)を参照
RSEにおいては、プレイヤーが選ばなかった方の性別の主人公がライバルとして登場する。
男主人公を選んだ場合はハルカ、女主人公を選んだ場合はユウキとなる。名前はデフォルト固定。
オダマキ博士の娘/息子で、主に彼を助けてポケモンの調査をしにホウエン地方を回っている。戦うのは得意ではないらしく、実際に作中でライバルとして戦うのはストーリー中盤まで。このため御三家の最終進化形を見ることなく終わってしまう。
リメイク版では(以下反転)ライバルポジションとしてはフェードアウトするが、初回殿堂入り後のエンディングで賞金の入らないエキシビジョンマッチとして一度だけ戦える。このためオリジナルの流れを汲みつつ御三家の最終進化系・メガシンカ形態を拝むことができるようになった。また、バトルハウスのマルチバトルでパートナーとしてタッグを組むことが出来たり、追加シナリオの最後では主人公と二人でシシコ座流星群を見るイベントも。完全にデートだコレ
病弱な緑髪の少年。ライバルであると明言はされていないが、ストーリー中幾度か戦うため上の2人と合わせてライバルポジションにいると考えられる。名前はデフォルト固定。最初は病弱さもあいまって弱々しい性格だったが、主人公の助けを借りてラルトスを捕まえてからはポケモンと一緒に戦うことに楽しさを見いだし、ストーリー終盤ではチャンピオンロードのトレーナー達にも見劣りしないほどの実力をつけて主人公に勝負を挑んでくる。
またリメイク版では(以下反転)初戦後に「できたら あなたの ことを ぼくの ライ……」と言いかける台詞があったり、チャンピオンロードではリメイク前よりも更なる飛躍的な成長を見られたりと、よりライバルとしての側面が強まった。ちなみに専用テーマの曲名は「ミツルのテーマ」と「ライバルのテーマ」。
⇒詳細はミツル(ポケモン)を参照
主人公の近所に住む、とにかくせっかちな金髪の少年。「遅れたら罰金な!」「なんだってんだよー!」が口癖。登場するたびに人にぶつかってばかりいる。父親はバトルフロンティアのタワータイクーン・クロツグで、彼のような強いポケモントレーナーになるのが夢。彼と親交のあるノモセジムリーダーのマキシを師匠と呼び、よくまとわりついているらしい。序盤はかなり楽観的に最強のトレーナーを目指していたが、ギンガ団との戦いの中で次第に本当の強さとは何かを考えるようになる。
ストーリークリア後にしょうぶどころへ行くと曜日限定で彼と戦うことができるが、幾度も殿堂入りを繰り返して最大に強化された状態の彼の手持ちはかなりの高レベルを誇る。中でもプラチナにおける強化後の御三家進化体はLv85。これはフロンティアのオープンルールを除く歴代全ての相手トレーナーの手持ち中で2番目に高レベルのポケモンとなっている。(1位はHGSSレッドのピカチュウLv88)
⇒詳細はジュン(ポケモン)を参照
カノコタウン出身のトレーナーで主人公の幼馴染。物知りであり序盤では主人公やベルに対してアドバイスをする。ポケモンについて「強さが全て」と考えていたがアデクやヤーコン、プラズマ団との戦いを通して考えが変わっていった。
続編のBW2にも登場。こちらではヒオウギシティジムリーダーとして新主人公に立ちはだかる。
⇒詳細はチェレンを参照
チェレン同様カノコタウン出身のトレーナーで主人公の幼馴染。明るく天然な少女。旅を父親に心配されており強い反発にあうが後のイベントで仲直りする。また夢の跡地でムンナを蹴ったプラズマ団に向かって「やめたげてよお!」と叫んだ。主人公に対して相性で不利な御三家をパートナーにする。
続編のBW2でも登場。アララギ博士の助手として新主人公をサポートする。
⇒詳細はベル(ポケモン)を参照
カラクサタウンで出会う謎の青年。ポケモンのことを「トモダチ」と呼んでいる。観覧車が大好きでBWの観覧車に主人公と一緒に乗るのだが、このとき衝撃の事実が明らかになる。
⇒詳細はN(ポケモン)を参照
主人公と同じヒオウギシティの近所に住む先輩トレーナー。口癖は「オレは今から怒(いか)るぜッ!」。
博士からもらったものではなく、自分でタマゴから孵化させた御三家を使用。主人公に対して「オレをサポートしろ」と協力を求める場面が目立つが、その態度はお兄さん的な目線から来ているのか、それとも対等な目線から頼っているのか、受け取り方は人によって様々。
ある理由によりプラズマ団を激しく憎んでおり、その怒りっぽい性格からやや強引な印象を受ける。
が、実はシスコン…ではなく、妹想いで優しい性格の少年である。
公式の悪意により(むしろよくやった)発売前からネタ要因として定着してしまったちょっとかわいそうな人。
過去作品とは違い、ときには助け合う友人であり、ときには一緒に成長しながら競い合うライバルでもあると言う位置付けになった。歴代シリーズのライバルポジションはセレナ/カルムだが、本作では御三家入手直後や序盤でバッジを1つ以上取った後の道中など、過去作でライバル戦が起こっていた場面でセレナ/カルムの代わりに他の3人のうちの誰かと戦うことがあり、マルチバトルのイベントもある。殿堂入りまでに4人うちのの誰かと対戦する回数を合計すると10回となり、歴代最多となる。戦闘BGMは4人共通で、3D化したためそれぞれ固有の登場モーションや敗北モーションがある。セレナ/カルム以外の3人とは限られた回数しか対決できないが、殿堂入り後は3人ともバトルハウスのマルチバトルでタッグを組むことができる。
ルビサファと同じようにプレイヤーが主人公として選ばなかった性別の主人公がライバルとして登場する。名前はデフォルト固定で、男主人公を選んだらセレナ、女主人公を選んだらカルム。どちらも主人公版と異なり無帽で、セレナは女主人公デフォルトの髪型と異なりポニーテールとなる。
プレイヤーが選んだ御三家に対して有利なタイプを選んでくるのは歴代ライバルキャラと同じだが、初対決以降の勝負は3つ目のジム戦へ挑む直前とかなり遅い。また、度々タッグを組んでマルチバトルをすることが多く、フレア団イベントでは何度かタッグで戦うことになる。
アサメタウンへ引っ越してきた主人公の隣に住んでおり、最初は同じ町に住む友人として接しているが、その後次第に主人公をライバルとして意識するようになる。
褐色肌の女の子で、主人公の選んだ御三家に対して不利なタイプを選んでくる。御三家入手直後の初バトルもセレナ/カルムではなくサナと行う。
強くなるためというより思い出作りのためにトレーナーとして冒険をしており、イベント発生時にはよく姿を見せる。
⇒詳細はサナ(ポケモン)を参照
太めの体格が特徴で、見かけによらずダンスが好きな少年。ライバルキャラだが御三家ポケモンは使わない。主人公と何かを競い合う意思はないようだが、時々思いついたように勝負を申し込んでくる。
ポケモンでダンスチームを作りたいと言っており、「~のまい」や「~ダンス」といった技を好む。友人思いの心優しき少年だが、冴えない外見とそれに似合わぬ軽快な動きにより一部のプレイヤーからダンシングデブと言われている。
⇒詳細はティエルノ(ポケモン)を参照
誰にでも丁寧語で話す小柄な少年。ティエルノ同様に御三家ポケモンを使わないライバルキャラ。
強さよりもむしろ図鑑集めに力を入れており、しばしば集めた数を主人公と競ってくる。
⇒詳細はトロバを参照
リリィタウンに住む褐色の肌に半袖短パンの少年。メレメレ島の島キングハラの孫で、「本気のじいちゃんに勝つこと」を目標の一つにしている。カントー地方から引っ越してきた主人公とともに島めぐりの試練に挑むことになる。語尾を伸ばして喋るのが特徴で、笑顔を絶やさない明るい性格。
プレイヤーが最初に選んだポケモンに対して不利な相性の御三家を連れている。
⇒詳細はハウ(ポケモン)を参照
スカル団の雇われ用心棒として8ばんどうろのモーテルを拠点にしている若干中二病のクールな少年。タイプ:ヌルをパートナーとしていて、バトルロイヤルでは実力者として知られているらしい。
したっぱからは「正式なスカル団じゃない」と煙たがられているが、グズマには気に入られている模様。謎の多いコスモッグについての事情を知っているようで…。
タイプ:ヌルが進化したシルヴァディは特性により最初に選んだ御三家に有利なタイプに変化する。
⇒詳細はグラジオを参照
ハロンタウンに住む褐色肌の少年で主人公のお隣さん。ガラル地方チャンピオンダンデの弟で、兄に憧れを抱くとともに彼を超えることを目標としている。主人公と共にジムチャレンジに挑む。
プレイヤーが最初に選んだポケモンに対して不利な相性の御三家を選ぶ。
また、御三家をもらう前からウールーをパートナーとして連れている。
⇒詳細はホップ(ポケモン)を参照
ジムチャレンジの開会式で出会うパンクファッションの少女。パートナーはモルペコ。
クールで一見無愛想な雰囲気だが中身はいい子。
エール団という厄介ファン集団から熱烈な応援を受けている。
歴代の女性ライバルが勝負の世界にあまり深く関わらなかったり友達としての面が強かったのに対し、マリィは明確に主人公をライバル視し勝とうという意識を持っている。
⇒詳細はマリィ(ポケモン)を参照
ガラルリーグ委員長のローズから推薦を受けてジムチャレンジに参加した少年。挑発的かつ慇懃無礼な態度が目立つ。ローズの役に立とうとして彼が必要とする「ねがいぼし」を大量に集めているが…。
⇒詳細はビート(ポケモン)を参照
主人公と同じ1年生の女子生徒、お隣さん。1年生ながら生徒会長も務める。また序盤にポケモンリーグ委員長に加え、チャンピオンランクにいる凄腕のトレーナーで無類のバトル好き。
プレイヤーが最初に選んだポケモンに対して不利な相性の御三家を選ぶ。
⇒詳細はネモ(ポケモン)を参照
掲示板
226 ななしのよっしん
2022/12/09(金) 04:22:54 ID: kg2uidEBQM
同じ道を歩く必然的なライバルとかなんか突っかかってくるやつとかいろいろいるけど、「主人公と戦いライバルになること」それそのものが目的なライバルは初めてだな
227 ななしのよっしん
2023/05/01(月) 19:05:56 ID: Mrg+aWyU9z
228 ななしのよっしん
2024/01/29(月) 05:51:37 ID: tFiZTtYdl0
初めてエメラルドを女主人公でやってたんだが男ライバル(ユウキ)が終始上から目線のヤな感じで、今の時代だったら非難轟々だっただろうなってちょっと笑ってしまった
しかし何度やってもライバルの御三家が最終進化までいかないのはスッキリせんな~。ライバル2人体制でミツルと枠を食い合った結果なんやろか
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/01(水) 23:00
最終更新:2024/05/01(水) 23:00
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