ロマンポルシェ。とは (ロマンポルシェとは) [単語記事]

ロマンポルシェ。とは、結成から20年以上経ってもまだ売れない音楽ユニットである。

メンバーは掟ポルシェとロマン優光。

概要

1997年 7月15日結成。1998年 4月には、1st アルバム「人生の兄貴分」をリリース。
ユニット名は、掟ポルシェが小学生時代、書道の時間に「ロマンポルノ」と書いたところ、担任の女性教諭に睨まれ、慌てて「ノ」に「゛」を書き足して「ェ」を付け加え、「ロマンポルシェ」としたエピソードに由来している。その発想はなかった。
2000年、ユニット名に「。」をつける。もちろんあのアイドルグループからパク(ry。その後、ユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。
2002年 4月15日放送のHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPに、きくちプロデューサーの手違いでうっかり出演してしまったことがある^[1]。
イギリス国営放送「BBC」で、ロマンポルシェ。の代表曲「全裸で書いたラブレター」のPVが放送されたことがある。「日本のポップアートの代表」として紹介された。当時日本でまったく知られていなかった曲が、イギリスの国営放送に取り上げられたことは極めて異例である。なお、YouTubeにアップロードされている「全裸で書いたラブレター」動画のコメント欄には、外国人から多くの賞賛コメントが寄せられている。
「テクノ、歌謡曲、80年代ニュー・ウェイヴ、エレクトロ・ポップ、掟の説教」など、とにかく様々な要素を盛り込んだユニットである。
音楽性が非常に前衛的であるため、一般大衆に理解されずCDがまったく売れていない。でも聞いているとだんだんクセになってくる。でも売れない。
2016年 5月28日に代官山 UNITで行われたhy4_4yh ライブのゲストとして出演、約4年ぶりにライブを行った。
2017年 9月10日に行われた『夏の魔物 2017 in KAWASAKI』に登場、約1年3ヶ月ぶりにライブを行った。11月26日に下北沢 SHELTERで最早いつぶりか分からない単独ライブ『ロマンポルシェ。男の20周年ワンマンLIVE』を行った（2018年 2月4日には大阪公演も行っている）。
その後はちょくちょく対バンイベを中心に活動している。
自分たちで自身のウィキペディアを荒らすことがある。現状ではロマンポルシェ。3人めのメンバーとして知人のモデル・青柳文子が参加していることになっている。

メンバー

掟ポルシェ（おきてぽるしぇ）

ボーカル・楽器・説教担当。長髪で目の周りが銀色ラメのほう。ロマンポルシェ。での活動時は白ランを着ていることが多い。DJ活動時はサンバイザーにTシャツかトレーナー着用。
1968年 5月3日、北海道留萌市に生まれる。
北海道留萌高等学校を卒業。立正大学卒。
宍戸留美や女子プロレスの追っかけをしていた。アイドルヲタでありプロレスヲタでもある。
ハロー!プロジェクト好きとして有名である。特に菅谷梨沙子（Berryz工房）の大ファン（当初は石川梨華ファンだった）。矢口真里脱退を機に一時決別を宣言するが、今なお興味は持っている模様。最近のお気に入りはアンジュルム新メンバーの伊勢鈴蘭。
ユニット名だけでなく自身の芸名にも「。」を付けていた時期があった、と一部で誤解されているが、雑誌に掲載された際のミスが原因で、事実ではない。
2006年 8月1日に放送されたTVアニメ「銀魂」第18話『ああ　やっぱり我が家が一番だわ』に、明らかにBerryz工房がモデルのアイドルグループ「苺娘。厨房」（ベロチュウベリちゅう）の握手会のシーンがあるのだが、「掟は橋を使わない梨沙呼命」と書かれた白い特攻服を着てメンバーと握手している、明らかに掟をモデルにしたヲタが登場している。
2004年、彼が司会するイベントにインリン・オブ・ジョイトイがゲスト出演した際、「今から登場するオ○ンコはそんじゃそこらのオマ○コとは違う!」と掟流のジョークで紹介したところ、これにインリンがまさかの大激怒。楽屋でインリンから「私のようなアーティストを、あなたのような芸人に、このような下品な言葉で紹介されるのは心外」と怒鳴られた。その後、掟がインリンの公式サイトの掲示板で謝罪する形で事態は収束した（関係が修復されたとは言ってない）。
Perfumeをこよなく愛している。以前はPerfumeのイベントの司会も多くこなし、Perfume解散危機の際には、Perfumeが売れるための方法を本気で模索していた。そのため、古くからのPerfume ファンの間では非常に知名度が高く、初期Perfumeを影で支えた功労者の一人として高い評価を受けている。なお、自身の結婚式にはPerfumeを呼んでパフォーマンスしてもらっている。
2007年、サッポロ生搾り(ビール)のCMにナレーターとして出演。
2008年、BSフジのドラマ(スミレ 16歳!!)にジェニー(里山学園高校校務員)役で出演。
同2008年、火事で自宅のマンションの一室が丸焼けになった^[2]。実は、2004年 9月22日に「おうちが火事だよ！ロマンポルシェ。」というタイトルのアルバムをリリースしており、まさにアルバムのタイトル通りになってしまった。
2009年春、男の子が生まれてバカからパパにジョブチェンジ。
本業はミュージシャンだが、文筆家・DJ・俳優・声優・アイドルイベント司会・タレントなど、多方面で活躍している。トークセンスもピカイチである。
DJ プレイは主に説教の他、プレイ中にフロアに降りていって缶ビールを一気飲みする、気に入った女性客をガムテープでぐるぐる巻きにする、おもむろにちくわを取り出し男性客にちくわポッキーゲームを強要するなどの荒業を連発するスタイルである。クラブ DJでかつては全く受け入れられていなかったJPOPや女性アイドル曲を用いた先駆者の一人でもある。
近年はバニラビーンズや各地のご当地アイドルを推している。
「ド・ロドロシテル」という一人打ち込みデスメタルユニットでも活動している。
現在は東京都中野区と奥さんの実家がある博多を往復する暮らしを送っている。
女性アイドルの祭典、トーキョーアイドルフェスティバルに出演してパフォーマンスを行った数少ない男性（ニューハーフは除く）の一人である。（他にはDream5の高野洸、清竜人（清竜人25）、DJ ダイノジぐらい）

ロマン優光（ろまんゆうこう）

ディレイ担当。小太りで目の周りが黒いほう。最近は素顔での活動もあり。黒系の衣装を着ていることが多い。
芸名の由来は「UWFインターの頭脳」宮戸優光から。
1972年 12月22日、高知県で歯科医の長男として生まれる。
幼少時にはクラシックピアノを習っていた。
愛媛県松山市にある私立愛光高等学校を卒業。早稲田大学第一文学部入学(その後中退)
DMBQのサポートメンバーを務めたことがある。
エアセックスプレーヤーとしても活躍中。
「プンクボイ」という一人パンクユニットでも活動している。
缶コーヒー(JT ルーツ)のCMに出演したことがある。
文筆に優れ、著書「音楽家残酷物語(2004年出版、ひよこ書房)」は、処女作にして第一回中原昌也文学賞を受賞。見かけによらず非常に多才な人物である。
相方に全く引けを取らないアイドルヲタで、アイドル雑誌やアイドル関連本に度々コラムを書いたり寄稿している。ハロー!プロジェクト（特にBerryz工房）やPASSPO☆などを愛好している。