小松江里子(こまつえりこ)とは、
1962年3月17日生まれ。大阪府松原市出身。夫はTBSプロデューサーの伊藤一尋。
夫の伊藤がドラマ「高校教師」の大ヒットによってTBSのドラマを数多く任されるようになると、伊藤がプロデューサーを務めるドラマのほとんどのシナリオを手掛けるようになった。小松の同郷であるKinkiKidsの堂本剛や赤井英和が常連俳優となり、伊藤プロデュース×小松脚本×堂本主演の「若葉のころ」「青の時代」「Summer Snow」は青春三部作と呼ばれる。その後は、TBS以外にも、連続テレビ小説「どんど晴れ」、大河ドラマ「天地人」「花燃ゆ」、映画「利休にたずねよ」などの脚本を手掛けている。
ここまで聞くと、さぞや人気の売れっ子脚本家なのだろうと思われるが、実際(少なくともネット界)はその逆ですこぶる評判が悪い。まず、彼女のシナリオの主人公はいわゆるメアリ・スー的な人物であることが非常に多く、周りからの異常なまでに礼賛される。その一方で、主人公と考えを異にしたり否定的な人物は矮小な悪役にされるパターンが非常に多い。
主人公に有利なご都合主義も当たり前であり、彼女の作品を見ると一時期話題になったスイーツ(笑)的な内容が盛り込まれるのも特徴である。
さらに小松の作品は、他の作品の盗用・パクリもまたやたら多い。ストーリーそのものを盗用しているわけではないが、ヒットコンテンツに便乗して勝手に拝借するパターンが多いのである。
例えば、堂本主演のTBSドラマに「to Heart 〜恋して死にたい〜」という作品があるのだが、この作品が作られた当時ゲームの「To Heart」がヒットしており、小松自身がその人気にあやかってこのタイトルにしたと示唆した。アニメ好きで知られるTBSアナウンサーの向井政生をはじめ、東鳩が実写ドラマ化したと勘違いした人も多かったという。
また、朝ドラ「どんど晴れ」が放送される直前にNHKドラマ「ハゲタカ」が大ヒットすると、その「どんど晴れ」の終盤に突如ハゲタカを彷彿させるファンドマネージャーが登場、ヒロインの旅館を買収しようとするなどそっくりな展開を見せた(ちなみに演じたのは石原良純)。が、硬派のハゲタカと違い三流の悪党という印象が強く、最終的にはヒロインにお説教されて丸め込まれてしまっている。
他にも「天地人」では、幼い兼続に母が「紅葉のごとくなれ」と叱咤する場面があるが、これはたまたま小松が見たNHKの教養番組で落葉の仕組みをそのまま流用したものである。
また、小松は業界きっての韓流好きとしても知られる。マスコミによって韓流がさかんに宣伝された頃、韓流ドラマばかり見て韓流スターにメロメロになる韓流おばさんがよく見られたが、小松はまさにそんなステレオタイプの韓流おばさんである。上記のどんど晴れは、主人公のメアリ・スー化×ご都合主義×スイーツ(笑)と、近年の純と愛やまれに匹敵する叩かれっぷりが目に付いたが、5週目のゲストキャラに韓流スターのリュ・シウォンを登場させてネットを辟易とさせた(リュ・シウォンはPVで日の丸を燃やしたり、ドラマで日本兵を竹槍で串刺しにするなど、実際はかなりの反日家であり、後に妻へのDVが発覚して業界から干された)。
また、市川海老蔵主演の映画「利休にたずねよ」は(元の原作小説もそうなのだが)若き日の利休が高麗の女性と駆け落ちして心中を図り、利休の茶の起源は韓国にあるというトンデモな内容である。この映画が作られた頃は韓流ブームの最中であり、本来なら日本人と高麗人の悲恋を前面に押し出す予定だったが、映画が完成した頃は既に韓流は終焉し、嫌韓が一般にも広まる時勢へと変わっていったため、逆に高麗の女性を演じた韓流アイドル・クララの宣伝はほとんどされなかった(高麗人を日本人が奴隷として売り飛ばす、豊臣秀吉が救いようのない悪人として描かれているなど、反日描写もやたらと多い)。現に、モントリオール賞を受賞したことを盛んに宣伝したにもかかわらず、映画は見事なまでに大コケした上にネットで大炎上し、これが遺作となった市川團十郎の名に泥を塗ることとなった。
そして、大河ドラマ「天地人」では歴史考証の担当者から幾たびもシナリオの手直しを求められるなど日本史に対する無知・無理解と、あまりにも稚拙なシナリオが大問題となった。例えば、本作では主人公の直江兼続に興味を持ち接近する真田幸村の姉・初音という人物が登場するが、原作小説では姉のはずが、小松は幸村の妹にした方がいいだろうと勝手に設定変えてしまった(このため公式ガイドブック上巻では「幸村の妹」と説明されている)。しかし、ドラマでは織田信長にも接近したり、本能寺の変の直後に明智光秀を暗殺しようとするなどの出番があると、「幸村の妹」では年齢的にあまりに無理がある(本能寺の変が起きた時、幸村は数え16歳)ため、結局は原作通り「幸村の姉」に戻し、その無知を露呈させてしまった。
また、兼続の兜の愛は「愛情」「博愛」の愛と勘違いしている(それどころか、定説である愛染明王由来は全く違うとまで明言)、上杉謙信死後の上杉家を中心に描いているにもかかわらず、重要な存在である揚北衆が完全にスルーされる、上杉景虎に殉死したはずの遠山康光が生き残り、最終的に徳川家康の腹心になる、そして徳川家康は権力と欲望の亡者というステレオタイプの悪党に貶められるなど、天地人の悪評はだいたいこの小松江里子が原因と言っても過言ではない。
こうしたことから、小松江里子のシナリオは最低最悪ともっぱらの評判である。そもそも夫の成功によって脚本家に引き立てられたのも、同じTBSで悪評を呼んだアニメを作り上げたどこぞの夫妻を彷彿させることも、さらにネットで叩かれる原因となっている。そのためネットでは、苗字をもじって「粗末先生」「粗末豚」さらには金髪豚野郎ならぬ「粗末豚女郎」とまで罵られており、いかに忌み嫌われているかがわかる。
そして、天地人から6年経った2015年に、ドラマの内容の質の低さを指摘され低視聴率にあえぐ「花燃ゆ」のてこ入れとして、9月からそれまで脚本を担当した大島里美・宮村優子らを降板させて小松が登板したが、この発表を聞いてネットでは「もう花燃ゆは終わった。来年の真田丸に期待しよう」という声が多数聞かれた。実際、小松が脚本になってからはシナリオの質の低下はさらに悪化(例として、叛乱を起こした奇兵隊の鎮圧の黒幕にして実質上の首謀者は、序盤に登場した富永有隣なのだが、ドラマでは影も形も全く見せず、架空のオリキャラに差し替えられている)。終盤の群馬編でも架空の群馬県人(よりによって演じるのが名優・江守徹)が美和や楫取素彦と徹底的に敵対する悪役として登場するなど、彼女の手に掛かればどんな作品も三流以下の愚作・駄作となる。そういう点において、小松江里子という人物はある意味天才なのかもしれない。
掲示板
50 ななしのよっしん
2021/12/30(木) 00:13:37 ID: rQq4qS5Nv9
>>39 シンフォギア2期以降の金子彰史とタレント化路線に舵を切ってからの唐澤貴洋みたいなもんか
51 ななしのよっしん
2022/09/06(火) 21:51:18 ID: P2RPHDGLS4
>>43>>44
海難って2015年の『海難1890』のことか
当時見ようと思って見られずじまいだったんだけどなんだかなぁ…
52 ななしのよっしん
2023/04/29(土) 13:18:02 ID: +8aFZq7VWV
シリーズの救世主として20年以上支持され続けてるガンダムSEEDとその監督を無意味に罵倒するくだりのせいで記事の信憑性が落ちてるな
SEEDと同じく痛いアンチが粘着して難癖付けてるだけと思われても仕方がない
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最終更新:2024/04/20(土) 09:00
最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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