神代文字 単語


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カミヨモジ

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神代文字(じんだいもじ、かみよもじ)とは、漢字日本に伝来する以前に大和民族が独自に持っていた、とされている文字である。

概要

古代画と共に岩に刻まれていたり(ペトログリフ)、古文書や武術書に暗号として用いられたり、一部の神社の札や護符に使用されたりしている他、「竹内文書」や「大友文書」などの所謂「古史古伝」(通常今日私たちが知っている歴史とは異なる古代史が書かれている文書)を書くのに用いられている。

通説では、漢字伝来以前は日本人文字を持たない民族だったとされている。なので基本的には平安時代以降の創作であるとみなされている。そのため、日本史教科書にも載っていないし授業でこの文字について教えることはない。しかしながら、一部のオカルト研究歴史学者、古神道の中には存在を支持している人もいる。

また、スピリチュアル界隈で「神秘的な力が宿っている」と言われることもある。

有名なものとしては「文字」「アイ文字」「出雲文字」「豊文字」「ヲシテ」「カタカムナ」「忌部文字」などがある。特に「阿比留文字」はいくつかの神社で護符や神事、神事に用いられ、ドラマ鹿男あをによし」のOPにも用いられたため有名である。

オカルトとして超古代文明などと結びつけられて語られる他、創作にも登場することがある。

なぜ使われなくなってしまったのか

                                     ・・・などの説がある。

肯定論

  • 縄文時代には日本にも高度な文明があったことが現在ではわかっている。また、縄文時代は非常に長かったこともわかっている。にもかかわらず、文字がなかったというのは不自然である。
  • 各地には、岩に刻まれた文字(ペトログリフ)が残されている。これが神代文字があった拠である。
  • 神社の縁起や護符に使われている。

否定論

  • 書倭伝には「文字 刻木結繩 敬 始有文字」(日本には文字がなく、ただ木に記号を刻んだり縄の結びで意思疎通をしていた。仏教が伝わって済から典をめて、文字が始まった」とある。→逆に言えばこの木に刻んだ記号や縄こそが文字があった拠だという肯定意見や、中華思想に基づいて漢字以外を文字と見なしていなかったのだ、という意見もある。
  • 高校漢文勉強した人ならわかるであろうが、漢文日本語は文法が異なっている。だからわざわざレ点などを補って語順を入れ替えて読むなどめんどくさいことをしなくてはならない。しかも、漢字は元々外国語であって日本語を表記するのには向いていない。神代文字があったのなら、なぜわざわざ漢文漢字を導入しなくてはならなかったのか。
  • 神道でも重要視される斎部広成が書いた文書「古語拾遺」には「蓋聞 上古之世 未有文字 賤老少 (二文字不明)相 前言往行 存不忘」(昔は文字がなかったから、口伝えでみんなが記録して忘れないようにしていたという)と書かれている。他にも昔の日本には文字がなかったと書いている文書がある。
  • 奈良時代までは日本語音は8音あったという。それなのに、なぜ多くの神代文字は平安時代以降と同じ5音しかないのか。奈良時代以前の日本語矛盾している。
  • 単純に種類が多すぎる。
  • 銅鏡に刻まれた文字としての出土例が少ない。

なぜ政府は神代文字を認めないのか

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