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この記事は関東民及び事情に詳しい方の編集協力を求めています。 また、掲示板では、情報提供や記事内容の質問・相談などを受け付けております。 |
この記事では関東地方1都6県(群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)のアニメ視聴・アニラジ聴取事情について記載しています。場合によっては状況が変化することがある・・・と思います。
「関東ってどこもアニメやってんだろ~、羨ましいなぁ~」とその他地方の方々は思われるだろうが、前々から北関東(群馬県、栃木県、茨城県)と南関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)とで大きな差がある。そして最近になって、南関東の中でも「東京都」と「南関東三県」とで分類され、且つ、大きな差が生まれてしまっている。
例えば、あるアニメは、関西(2府4県)では全域で観られるのに、関東(1都6県)では特定の地域でしか観られないことがある。もちろん放送対象から外れているその他関東の地域では、ケーブルテレビ経由やスピルオーバーで視聴できる場合もある。
東京都域局の独立テレビ局の東京メトロポリタンテレビ(略称:MX、以下愛称の「TOKYO MX」で表記)は、日本一アニメ放送を多くやっているとされる。東京都外のテレビ局や在京テレビ局でもある関東広域局と違うところは、新作に限らず旧作も多く放送する点であると言える。
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を観ただけでも、あまりの多さに地方民からしたら「担当者は頭がおかしい」としか思えないんだが(※褒めてます)。結果、地方在住のアニメ好きで上京を志す人間を増やしており、また、今までアニメが好きというわけではなかったものの、上京してからTOKYO MXを視聴し続けた結果アニメ好きになってしまった人間を増やしている、罪深きテレビ局とも言える(※褒めてます)。
例え孤島でも、東京都の管轄であれば関東広域局とTOKYO MXが受信できるので、そういうところも一応アニメ超過剰地帯ではある。小笠原諸島とか伊豆諸島とか。これらが静岡県の管轄だったらと思うと・・・。
去る2014年春、TOKYO MXは全時間帯で「HD画質チャンネル1つ&SD画質チャンネル1つ」の計2チャンネルによるマルチ編成を開始した<情報元
(※要PDF閲覧ファイル)>。これは、従来のメインチャンネルと並行してサブチャンネルでも放送しようという試みである。
例えば、現在デジタル放送では1局に付きチャンネルの枠が3つあるのだが、マルチ編成を行った場合は全チャンネルともSD画質になる。これは総務省は各局に対して用意された周波数領域が「SD画質3チャンネル分 or HD画質1チャンネル分」であるためだ。これに対しTOKYO MXは、今回に向けて採用した圧縮技術により、HD画質1チャンネル分を確保したままの2チャンネルマルチ編成が可能になったという。
だが、このマルチ編成により、視聴者から懸念されていた問題が発生した。
マルチ編成枠で「ラブライブ!」や「ジョジョの奇妙な冒険」などの新作アニメが放送され始めた当初、動きの激しいシーンのあるアニメではブロックノイズが酷いと話題になった。(※こちら
の画質比較を参考のこと)
せっかくHD画質を保っているはずなのに、これはどういうことなのか・・・?
これについてTOKYO MXは、
「(番組を放送する際は)非圧縮の原素材に対して、BSであっても、地上波であっても、圧縮エンコードは行っています。圧縮はおもに動きの速い画面など、人間の視覚的に見えにくい部分を中心に行っており、今回の24時間マルチ編成による圧縮比率の変更で、動きの速い画面などで若干の変動は見られるものの、番組の内容については問題なくご視聴いただけるレベルと考えております」
と回答している。
・・・結局のところ「画質を劣化させてしまった」ということに変わりはないようである。
もちろん、TOKYO MXが主張する通り、単に視聴する分には困らないわけではあるが、画質も同時に気にする視聴者には考えものであろう。
取り敢えずTOKYO MXに「マルチ編成やめちくり~!(´;ω;`)」と要望を出したほうが早く解決出来るかもしれない。
そんなTOKYO MXだが、実は2013年5月12日付を以って、送信所を東京タワーから東京スカイツリーに移行している。これは主に、都内の難視聴地域を改善するべく行われたものである(なんと都心でも、移行前はTOKYO MXが映らないところがあったらしい)。また、改善した結果、スピルオーバーが大幅に広がり、TOKYO MXを通じてアニメを視聴できる地域がさらに広がる。
だが、これがある問題を引き起こしてしまった。
南関東が誇る独立テレビ局、神奈川県のテレビ神奈川(tvk)、千葉県の千葉テレビ放送(CTC:チバテレ)、埼玉県のテレビ埼玉(TVS:テレ玉)の3局は嘗て、TOKYO MXと並んで超過剰な本数のアニメを放送する民放テレビ局としてそれぞれ有名だった。
しかし、このスピルオーバーの大幅な広がりによって、この3局へのアニメ番組販売が減り、各々のアニメ本数はTOKYO MXと比較して激減してしまった(2014年5月現在のアニメ本数は時間帯・作品新旧問わず併せると、TOKYO MXの合計71本に対して、tvkが合計21本、チバテレが合計13本、テレ玉が合計19本となっている)。
そして、この件は東京都在住のアニメファンにも痛手である。何故なら、『仮にTOKYO MXでの放送を逃したとしても、同じアニメを時差ネットしているこの3局から逃した分を視聴する』ということがほとんどの作品で出来なくなってしまったからだ。同じアニメ作品の同一回は1~2週間内に観ようものなら、例え東京都在住でもBS必須であることが今まで以上に尚更なものとなってしまった。特にこの3局も直接受信する目的で東京都区部の東京湾側(東部)の区に在住しているアニメファンは涙目であろう。また、BSでは放送してくれないアニメは勿論のこと、果ては関東でしか放送されないアニメもあったりするので、今まで以上に逃し行為を起こさぬように尚更対策する必要がある。
これまで様々な要因により「地上波視聴最強」を誇ってきた南関東。そろそろこの危機を乗り越えるために、あらゆる手を打っていそうな気はするものの、南関東のアニメファンがそれを実感出来るのはいつの事になるのか・・・。
A.だがTOKYO MXを再送信していないケーブルテレビ局があるっちゃある。
調べた限りでは以下のケーブルテレビ局。ただ、その地域では、実際は別の手段(直接受信など)でTOKYO MXを観れている可能性がある。
そもそも関東は全域が、テレビ東京を含めた東京民放キー局5局の放送対象地域であるため、全国ネット作品やの視聴で困ることはない。唯一、北関東での事情において問題視することと言えば、南関東より圧倒的に深夜アニメ事情が悪いことだ。特に独立局向けに放送される深夜アニメ作品の視聴自体、南関東と異なり衛星放送やネット配信で補完せざるを得なくなる作品数が多い。
そして実は茨城県のみ、民放テレビ局が存在しない(ノA`)。NHK水戸・総合はあるんだが・・・。
・・・と、何だかんだ言うものの、一部地域を除けば(※県庁所在地含む)、ケーブルテレビ局を介して近隣地域の独立テレビ局を視聴できる。当然、TOKYO MXを始めとする南関東独立局4局も再送信しているケーブルテレビ局もある。
ケーブルテレビや衛星放送を介しての視聴で我慢できるのであれば困らない・・・はず。
| ☆は無料BSでも視聴可能 |
|---|
| 関西(近畿広域圏)と東海三県(中京広域圏)では全域で視聴できるのに関東(関東広域圏)では視聴できる地域が限定されるアニメ |
|
読売テレビ・中京テレビで放送しながら日本テレビにはネットされなかったケース(いずれもytvが制作)
|
| 関西では全域で視聴できるのに関東と東海三県では視聴できる地域が限定されるアニメ |
|
| 東海三県では全域で視聴できるのに関東と関西では視聴できる地域が限定されるアニメ |
| 無し |
| 関東のみ視聴できるアニメ |
A.今のところコレ
。
・・・でもどうせ、いつかは関東でも遅れネットで放送されるんでしょ!知ってる!(ヤケクソ)
ニッポン放送と同じくNRN系列のキー局を担う関東広域局の文化放送は「東のアニラジの雄」として全国的に有名で、土日のプライムタイムから深夜帯にかけてアニラジを放送している。出力が強いため夜間では関東圏どころか全国で聴取することが可能。
しかし、文化放送で放送するアニラジについては関東ローカル放送の番組が多い(タイアップ番組でも同様のことがある)。なので、民放ラジオ局の全国ネットといえるアニラジは文化放送でもぶっちゃけ少ないが、『水樹奈々スマイルギャング』のように徐々にネット局を増やしながら全国ネットと言われそうなところまで近づいている番組もある。逆にニッポン放送やJRN系列のキー局であるTBSラジオでもアニラジは放送されているが、文化放送と比べると極端に少ない(2014年現在ニッポン放送は帯番組の『ミュ~コミ+』および不定期放送の『オールナイトニッポン』関連番組など、TBSラジオは全国ネットの『林原めぐみのTokyo Boogie Night』のみ)。ちなみに神奈川県を対象とする独立局、ラジオ日本にもアニラジはあったりする。
・・・ただ、ネット社会が充実した現在では、後日ネット配信したり、文化放送に限っては別途に設立したインターネットラジオ局「超!A&G+」限定で放送する番組もあり、超!A&G+限定番組にはアニメとのタイアップ番組もある。(※関東外のアニラジを有料配信のradikoプレミアムに入らず無料で聴取したい人は、アナログラジオチューナーを駆使して受信するところから頑張ってみよう。)
その他、南関東1都3県では、一部のFMラジオ局でも有名声優を起用するなどしてアニラジを制作している。なお、ここで言うFMラジオ局はコミュニティFM局も含む。コミュニティFM局までアニラジ制作しているとか、南関東のアニラジ事情はやはり底が深いというか広いというか・・・。
| 全国のアニメ視聴・アニラジ聴取事情 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 東日本 | 北海道 | 東北 | 関東 | 甲信越 |
| 中日本 | 北陸 | 静岡県 | 東海三県 | 関西 |
| 西日本 | 山陰山陽 | 四国 | 九州七県 | 沖縄県 |
掲示板
22 ななしのよっしん
2016/04/24(日) 21:42:29 ID: 3742T8wR7K
東京MX開局前(というか、MXがアニメに力を入れる前)は実は東京よりも周りの県の方がアニメが見やすかった時代もあったよね。
23 ななしのよっしん
2016/04/28(木) 09:57:45 ID: 8VcEkjoqvz
茨城は県内格差が非常に大きいんだよなあ
県西部寄りはテレ玉(場所によっては群テレ、栃テレも)、県南部寄り(鹿行含む)はチバテレ、県南の坂東~つくば~牛久付近はMXが視聴できるからね
県内のTX沿線ならテレ玉、チバテレ、MXの3局受信も可能と思われる
一方県北方面は、旧U局はほぼ全滅という状況。県央は一部地域でチバテレが見れると聞いたことがあるが詳細のほどは不明。
記事中にも書かれていたが、広域圏内なので民放5局の視聴は勿論できるが。
24 ななしのよっしん
2016/05/29(日) 19:07:27 ID: 3742T8wR7K
東京都の孤島はアニメ過剰地帯ではなく「アニメ放送過剰地帯」だとおもう。
MX含め放送されるアニメは多いが、過去の作品のDVDをレンタルしようと思ったら大変だしネット配信もそこまで速度が出ない。
地上波放送が東京都心と同じだからといって、孤島部が同じ環境だと思ったら大間違い。
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最終更新:2025/12/12(金) 04:00
最終更新:2025/12/12(金) 04:00
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