PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS 単語

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これはただのゲームではない。バトルロイヤルだ。
Not Just a Game. This is BATTLE ROYALE.

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDSとは、Bluehole社および同子会社のPUBG Corporation開発運営を行うバトルロイヤルシューター2017年頃に新しいゲームジャンルとして定着したバトルロイヤルゲームの先駆者であり代表作である。

名前が長すぎても正式名称で読んでいないためか、略称の「PUBG」という呼び方が一般的でもあり、現在開発運営元の名称やクライアントアイコンもこちらの呼称が使用されている。ちなみに読み方は「ピーユービージー」もしくは「パブジー」「パブグ」が多いようで開発元はどちらでもお好みでとメディアで回答している。[1]

2021年8月からは「PUBG: BATTLEGROUNDS」にタイトル変更された。

概要

ゲーム情報
ジャンル バトルロイヤル
MO
FPS, TPS
開発 Bluehole
PUBG Corporation
PUBG Studios
販売元 PUBG Corporation
Krafton
Microsoft(Xbox One)
機種 Win
PS4
XB1
Xbox Series X|S
iOS
Android
発売日 2017年3月24日(EA)
2017年12月20日(製品版)
価格 ¥ 0
ゲームソフトテンプレート

ゲームプレイの基本的な内容は8km x 8kmの広さの孤に最大100人のプレイヤーが一堂に集まり、武器アイテム乗り物を駆使して最後の1人になるまで生き残りをかけて試合を行うものである。

PUBGはSteam2017年3月24日アーリーアクセス版の配信が開始された。販売3ヶ(6月24日時点)で400万本のセールスを記録し、収益1億ドルを達成した。販売ペースは伸び続け8月21日時点で800万本を突破。その後、コンソール版のリリースが決定され、XboxOne版が同年12月12日に発売、こちらもまた発売から40日後には合計プレイヤー数が400万人をえる好記録となった。

Steamの同時接続ユーザー数ではDota 2に次ぐ2位キープし続けてえるのも時間の問題と思われていたが、8月27日の最大ピーク数でついに1位記録した。新規タイトルとしては近年で最も勢いのあるゲームの一つといえる。

そして同年12月20日アーリーアクセス期間が終了し製品版がリリースされた。アーリーアクセス時のロードマップ了後も、新規マップアイテムの追加、新規サーバーの追加、イベントモードの追加、統計データに基づいたバランス調整などのアップデートが行われている。

2020年12月開発ゲームスタジオのPUBG Corporationが吸収合併され、組織再編が行われた。PUBGの開発チームは「PUBG Studios」の名義で新たな開発元に。販売元はPUBG Corporation持株会社である「Krafton」名義に変更された。[2]

2021年8月、本ゲームタイトルが、「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」から「PUBG: BATTLEGROUNDS」にタイトル変更されることとなった。同年9月には、PUBGの生みのである「PlayerUnkonwn」ことブレンダングリーン氏のKraftonからの退社が報じられている。 [3] [4]

本作はながらく有料タイトルとして販売されてきたが、2022年1月からは基本プレイ無料に変更されている。[5]

DMM GAMES

PC版Steamとは別に、日本国内独自の窓口として大手ECサイトであるDMMからも2017年9月21日よりサービスが展開されており、こちらは同サービスDMM GAMESポイントが使用できた。なお、PC版サーバーは統一されているが、ゲーム通貨で購入するアイテム類やアイテムマーケットなどのサービス内容の一部仕様DMM版独自のものでSteam版とは異なっていた。

契約満了に伴い、2021年6月サービスは終了している。[6]

PUBG Mobile

2018年3月iOSAndroid端末向けの基本無料F2Pタイトルとしてリリースされたバージョン日本国内では5月サービスが開始された。ちなみに、モバイル端末版のPUBGは中国と一部の地域限定のサービスとして、「PUBG: Army Attack(绝地生 全军出击)」と「PUBG: Exhilarating Battlefield(绝地生 刺战场)」が先駆けてリリースされていた。

PUBG Mobileの開発Tencent下のLightspeed & Quantum Studioによるもので、基本的なルールに変更はいがオートエイムの導入やゲーム通貨である"BP"の配布方法やルートレートガチャ)などの仕様が変更されている。独自の追加要素として、射撃場やパルクール練習トレーニングモードチュートリアルの追加、プレイヤーレート(戦績)に応じて試合に参加するbotの導入、テキストチャットと定チャットゲームクランなどといったものがある。

また、PUBG MobileのPC版アプリエミュレーター)もリリースされており、こちらはマウスキーボードプレイ最適化されている。なお、操作方法の理由からエミュレーター版のサーバーモバイル版とは隔離されている。

PUBG LITE

2019年12月リリースされた低スペックPC向けのバージョン。その名の通りWindows向けでありながら映像処理の大幅な軽量化・簡略化が行われており、最低環境では「Intel HD Graphics 4000」というIntelCPUに標準搭載されているレベルグラフィック力さえあれば動作する。

ARCADEモード」「ドン勝メダル」「ボイスカード」など、モバイル版での要素がいくつか導入されており、PC版モバイル版の中間的な立ち位置となっていた。

2021年4月29日サービスを終了している。

ゲームの流れ

ゲーム開始時にプレイヤーたちは飛行機に載せられ、ステージとなるへと運ばれる。の降下エリアに到着すると、プレイヤー自身の望むタイミングでいつでもパラシュート降下できる。

フィールド上の建物にはアイテム、いたるところに車両が置かれており、降下したプレイヤーはそれらを利用しながら敵プレイヤーと戦う。敵プレイヤーを倒すと所持品は全てその場に落ちるので回収も可。最大100人で戦闘を行い最終的に生き残ったプレイヤーただ一人が勝者となる。

ここで重要なのは勝利条件が一般的な対戦シューターと違いキル数のスコアで競うのではなく「生き残る」ことである。どんなに多くのキルを取っても一度キルされたらそれで負け。そのため、通常のシューターでは敬遠されがちなキャンプ行為や""が本ゲームでは立戦略でもある。ひたすら戦闘を避け続け、ボロボロになった残り1人の敵を漁夫の利するのも立な勝ちなのだ。

1ゲームは長くても30分程度で終わり、マッチングも待たされることはない為、リプレイ性の高いゲームである。

このゲームでは一定時間ごとに戦闘エリアが狭まって限定されていく仕様になっており、戦闘エリア外にいるプレイヤー体力が削られて最終的に死んでしまう、その為絶対に安全な地帯は存在しない。ちなみに飛行機通過するルート戦闘エリア定は毎回変わる。

ゲームモード全に1人で戦うソロ、2人でチームを組むデュオ、3-4人でチームを組むスクワッドの3種類があり、チームモードの場合は最後まで生き残ったチーム勝利となる(敵チーム全滅した時点で決着)。オートマッチングもあるのでぼっちフレンドがいなくてもデュオやスクワッドで遊ぶことができる。また、本作はTPS視点FPS視点の切り替えが可ゲームであり、切り替え可とは別にFPS視点限定のマッチを選択することも出来る。

ゲームマップアーリーアクセス当初は孤Erangelのみであったが、
正式リリースと同時に砂漠Miramar実装された。
その後に密林Sanhok、Vikendi、極小マップKarakinと追加がされていっている。
マップによって使用できる車両武器に違いがあり、ダメージエリアの縮小サイクルも差異がある。

開発経緯

本作はArma3MODである「PLAYERUNKNOWN's Battle Royale」が原となっており、MOD開発者であるPLAYERUNKNOWNことBrendan Greene氏はPUBG以前にも「H1Z1: King of the Kill」の監修を行っている。

同氏は、日本小説映画作品である「バトル・ロワイアル」をインスパイアしている事をバトルロイヤルMODを作っていた時から発言しており、PUBGもそれを踏襲したスタイルとなっている。[7]ゲーム内ではバトル・ロワイアルを意識したと思われる文字マップ上の建物などに描かれていることが確認できる。

当初の開発元であった韓国デベロッパーBluehole社は、MMORPGの「TERA The Exiled Realm of Arborea」を開発したことで有名である。PUBGが人気作となってからは開発部門を独立させて現在子会社のPUBG Corporation開発運営を行っている。

より詳しい開発経緯は「バトルロイヤルゲーム」の記事を参照してください。

関連記事

公式サイト

脚注

  1. *[TGS 2017]「ドン勝」とは一体なんなのか。「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」のディレクター&プロデューサーにインタビューexit
  2. *『PUBG』開発チームがPUBG Studioとして活動開始。組織再編により開発事業に集中、パブリッシング事業は親会社が受け持つ (AUTOMATON 2020-12-02 16:00)exit
  3. *元祖バトルロイヤルゲーム『PUBG』が名前を変えた理由とは? 今後はユニバース化も (RealSound.jp 2021.08.10 20:00)exit
  4. *『PUBG: BATTLEGROUNDS』の“産みの親”Brendan Greene氏がKRAFTON退職を発表。新スタジオ設立し新作開発へ (AUTOMATON 2021-09-01 13:42)exit
  5. *『PUBG』全プラットフォームで基本プレイ無料に! 新要素“タクティカルギア”や新モード“チュートリアル”も追加されるアップデート15.2を実施exit 2022.1.12
  6. *DMM版『PUBG』が6月2日にサービス終了へ。対象ユーザーはSteam版へのデータ移管が可能exit 2021.4.21
  7. *【特集】今からはじめる『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』初心者ガイド&プレイレポ (GameSpark 2017.4.2 Sun 0:48)exit
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