ジョニー(ギルティギア)とは、格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズに登場するキャラクターである。
というテーマで組まれたキャラクターである。
また、瞬く間に“J”を描くように切り付ける覚醒必殺技「それが俺の名だ」は見栄えが良く人気の技の一つ。
「アークシステムワークス、世紀末の1ページ」と名高いGGX。その名に漏れず一番ぶっ壊れた性能をしていた時代。
悪名高い“フォルトレスディフェンスキャンセル”の恩恵は少なかったのだが、それ以上に壊れた要素を持っており…
『霧ハメ』はまさに本作のジョニーを語る性質と言える。
射程短い・弾速遅い・ダメージ無い飛び道具「バッカス・サイ(霧)」を当てると、その直後の1度のみミストファイナーがガード不能技となるという性質がある。
これを起き上がりに重ねることが簡単に出来たため、1発コンボされてダウンされればミスらなければ即死させられる。
後の作品では発生までの速度が落ちたため、状況次第で不可能になるのだが、本作では“ほぼすべてのコンボから霧が重ねられる”というとんでもない事態であった。
ついでに通常技性能も本作の反省を活かして弱体化されるほど軒並み威力や判定が強く、最近の作品では重量級の味付けがされたジョニーだが、本作は「バランス型キャラに即死コンボが内蔵されていた」のである。
それでもキャラランク2位。1位のミリア・レイジはもっと起き攻めが壊れてたし、いっこ下のディズィーや紗夢は見えない崩し+確定気絶コンボ持ちだったりとホントにこの時代のアーク製格ゲーは世紀末だったのである。
流石にやんちゃの過ぎたGGXの反省を踏まえてぶっ壊れた部分はかなり丸くなった。
霧の発生が遅くなり、すべてのコンボで重ねられることはなくなったものの、「燕穿牙」を1発だけ当てることでエリアルから確定ダウンが取れることから、『コンボ>燕穿刃(カス当たり)>霧』に繋がる連携が開発されたりと、お手軽ではないがテクニックとして残る。
また、前作から“構え”だけを必殺技キャンセルで発動させることで強攻撃の隙を大幅に軽減させる“構えキャン”はそのまま継承しているため、単品では大振りに見える攻撃も、使い手のコマンドの速さと精度で大幅に硬直が縮小される。
FRCの実装により、コンボ序盤に「ディバインブレイド」を当てることでコンボ難度は上がるが火力と画面運び性能も相応に上昇する“ディバコン”が開発される。
それらを用いて、ゲージを作りながら立ち回り、一発刺したらば“ディバコン”を狙い、〆の「燕穿牙」から霧を重ねてマッチポイントを取ってしまうという火力・ガー不・リーチを備えた難解だがロマン溢れるキャラとしてファンを獲得してゆく。
「ミストファイナー」のLv2以降の吹き飛び方が変更され、画面中央でのコンボ火力・コンボ後状況が劇的に悪化。
その結果、霧が重ねられるタイミングが極めて少なくなり、封殺できる状況が減少。結果、キャラ本体のみの崩し能力の低さに苦しむこととなる。
コンボ火力も新実装「キラージョーカー」のFRCを組み込むエリアルでそこそこ改善されたものの“ディバコン”ほどの火力の伸びはなく、崩しの悪さゆえにゲージ依存も加速。
結果、ロマン要素を失ったジョニーとして、ロマン要素を愛していたジョニー使いを見限らせる結果となった。
AC+Rではコインの上投げなど、立ち回り能力にテコ入れが入り、先鋭化の進んだ他のキャラに対抗し得るキャラクターとなっているが、アクシデントコアと揶揄される他キャラの高火力化もあいまって薄味という評価は変わらずといったところ。
残念ながらプレイアブルキャラとしては未参戦となった。
プレイヤーキャラ最後の一枠をスレイヤー、紗夢と争っていたらしい。
だが、家庭機版ストーリーモードにてまさかの登場。プレイアブル化より一足先にXrdの物語に関わることになる。
Xrd-SIGN-から約一年半。
ついに発表された新作Xrd-REVELATOR-にてジョニーの参戦が確定。発表時にはいくつかの画像も一緒に出され、3Dでも男前な姿を見せた。なお、3Dモデルをストーリーから流用できず、フルモデルチェンジして開発費がマッハになったらしい。
相変わらずの鋭い通常技とコインによる中距離の強いタイプ。
空中ミストファイナー、削除されたディバインブレイド・キラージョーカー・燕穿牙を兼ねる技「ツヴァイハンダー」やコインを増加させる覚醒必殺技「トレジャーハント」といった新技の他、ステップをキャンセルしてジャンプ(その場合、慣性が乗る)ができるようになり、スマートに操作性が向上している。
大体の性能はGGXXに準じるが、PやKを始動に使ったコンボの補正が強めでダメージが伸び悩むようになった。
そのかわり遠SやHS系でのダメージは補正も緩いため激烈で、構えキャンセルが早くなるため硬直が少なくなるコインヒット後の状態の刺し合い能力・コンボ火力はGGXX全盛期に劣らない。
「バッカス・サイ」に黄ロマンキャンセルができるようになり、必殺のガー不起き攻めもゲージ次第で可能になるなど、まさにテクで伸びるロマン派キャラクターが帰ってきた。
GUILTY GEAR -STRIVE-ではβテストのキャラ参戦希望アンケートでは、各集計エリア毎に票が割れる中、全世界共通で2位を達成。 本作でのキャラづくりの成果が垣間見える。
掲示板
37 ななしのよっしん
2023/08/18(金) 23:32:24 ID: y+XwSJh0yp
キャラ紹介動画(ナレ英語だが)きたけど、ついにミストファイナーのレベルアップ廃止なのね
その分カードとミスト使って連携が大変そうだけど
38 ななしのよっしん
2023/08/24(木) 22:04:12 ID: BV5D8caDSj
ST全般に言えるけど通常技の動作が重くなったなあ。
まあその分リーチも凄いが
39 ななしのよっしん
2023/09/04(月) 23:01:20 ID: 8DkxILqfEW
ストライブで触ってみたけど、ラスボスメイがスーパーアーマー付きのイルカで延々突っ込んでくる大変香ばしいゲームになってた。
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最終更新:2024/03/19(火) 11:00
最終更新:2024/03/19(火) 11:00
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