『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』とは、はちゅねミクの生みの親である「おんたま」が執筆している、SD体型のボーカロイドたちによるギャグ4コマ漫画である。
概要
月刊コンプエースならびに月刊コンプティーク、およびコンプティークのホームページにて連載されている。初出は2008年2月号のコンプエース。「おんたま」は、楽曲製作者「Otomania」と絵師「たまご」の共同ペンネーム。
「ぼ~かろいど荘」というぼ~かろいどたちが暮らしている寮に住む面々と、その周りの人たちを描いたゆるゆるコメディ4コマ。「ろいぱら」とは、「ボーカロイド」と「パラダイス」を合わせた言葉「キャッチャーパラダイス」の略であるらしい。
登場人物
ぼ~かろいど荘の人たち
- はちゅねミク
- ねぎの1より登場。本編の主人公。当然ながら初音ミクのSDキャラである。
- クリプトンのWATさんにより長ネギと共に配達されてきた。無類の長ネギ好き。無駄に元気にあふれる感じ。ネギは生でもよく食べ、初対面の人には「はちゅねまして!」と言いながら鼻にネギを突っ込んでしまう癖がある。
- 体内の「ネギ分(ネギミウム?)」が切れる、ネギの供給が不安視される状況などのショックで大人化し、美少女ボーカロイド「はつねミク」に変身する。はちゅねミクに再変身するためには、鼻に長ネギを突っ込まないといけないが、美少女状態のときに鼻ネギをするということにアイデンティティの危機を覚えている。美少女状態のときは、「病弱・どじっ娘」属性に変化するため、かぐぁみねリンに「どんな萌えキャラだ」と突っ込まれた。
- 「よわねハク」に好かれている。
- メィコ
- ねぎの1より登場。MEIKOのSDキャラ。ただしミク・リン・レンのような子供体型ではない。
- ぼ~かろいど荘の事実上の管理人兼寮母さん。料理の腕前はかなりのものらしい。
- ワンカップ好きで酒乱の気もあるらしいが、皆をまとめる立場上、あまりその面を出したことはない。
- 「カィト」が好きだが、気づいてもらえなくてちょっと可哀想ではある。
- カィト
- ねぎの1より登場。KAITOのSDキャラ。アイス好き。夏でもマフラーは欠かさない。
- 基本的にいい兄貴分のはずが、あまりに優しすぎて「はちゅねミク」にロリコン呼ばわりされる。レンのことも好き。そのためショタコン疑惑もある(ただし劇中でショタという言葉は使われておらず、こちらを指す言葉もロリコンである)。
- 「メィコ」の好意に気づかないニブチンでもある。なのに女心はわかっているとか言ってしまうアホである。
- アイスに関してはうるさく、切れると上半身が裸になって暴走する。でもマフラーは欠かさない。
- かぐぁみねリン
- ねぎの2より登場。鏡音リンのSDキャラ。出身地は不明なのに、なぜか関西弁を話すツッコミキャラ。ミクより前から弟のレンと共にぼ~かろいど荘にいたようだが、ぼ~かろいどとしては後輩であるらしく、ミクのことをミク姉と呼ぶ。
- 好物はみかん、たこ焼きやお好み焼きといった粉もん料理。ロードローラーも好み。海の家でたこ焼きを作ることになったときは思わずジョジョ立ちしてしまうほど気合いが入り、味皇をうならせるほどのたこ焼きを作り伝説となった。
- 美少女キャラ化した「はつねミク」を羨ましがり、みかん断ちをしようとするが誘惑に耐え切れなかった。自分の妄想イメージの中では美少女化した事がある。
- かぐぁみねレン
- ねぎの2より登場。鏡音レンのSDキャラ。「かぐぁみねリン」の双子の弟。好物はバナナ。
- 劇中で一言もまともな言葉を発したことが無く、いつも画面の隅っこで主にバナナを食べているか、ボーとしている。
- ミクにネギを鼻に突っ込まれても全く問題にしなかった。
- 笑顔はかなり良いらしく、ぼ~かろいど荘の面々の癒しとなっているが、読者に見せてくれたことはない。
- 「あきたネル」に好かれていて、彼女のイメージの中ではイケ面。
- すぃ~とアン
- ねぎの6より登場。海外製ボーカロイドSweetAnnのSDキャラ。とはいえ、パッケージ画とは似ても似つかない縦ロールと巨大なアホ毛を持つ。
- 出身国は不明な重度のオタク。駅前のぼかろ商店街にあるボーカルレッスン教室『ぼかろ音楽教室』の講師という職業を一応持っているにもかかわらず、「らき☆すた」などの漫画やフィギュアなどを買いあさりすぎて公園でホームレスをしていた。国では「セーラー○ーン」などのコスプレをしてならしていたらしい。「卑○戦隊うろ(ry」などのヒーローショーを見てもノリノリであった。
- 好きな歌手は「水木一郎」、「串田アキラ」、「影山ヒロノブ」(!)。ありていに言って「らき☆すた」の「パトリシア・マーティン」が大人になった感じといえるだろう。
- 実は国ではルカ専属の音楽教師であったことが判明したが、どちらかと言えばルカは苦手の模様。
- ルカ・メギュリネ
- ねぎの19より登場。巡音ルカのSDキャラ。セレブなお嬢様だが、庶民の文化を学ぶためにホームステイしに来た。
- カィトのことは召使いだと思っていたり、世間とのギャップが激しい。
- 自然の心を感じることができるため、リン以外で唯一、レンの言っていることが理解できる。そのためネルからはライバル視されている。
- 専属の音楽教師であったアンのことは非常に尊敬しており、とても好きなようだ。
その他の人たち
- WAT
- クリプトンの社員で、「ぼ~かろいど荘」の大家。ねぎの1ではがきを送ったり、その後もいろいろと連絡してきていたが、ねぎの18で初めて電話で声だけの登場を果たした。
- クマ
- ねぎの5より登場。明言されていないが当然ながら「くまうた」のくまがモデルであろう。
- 元はRPG内でラスボスとして登場したが、実はWATさんの知り合いであったらしく、その後、『海の家「ぼかろ」』やぼかろ商店街にある『ねぎの専門店ク~』の店長として登場するようになった。
- 割とひどい目に遭うことが多い。
- あきたネル
- ねぎの8より登場。亞北ネルのSDキャラ。かなりのツンデレだが、携帯電話を拾ってくれたレンに惚れてしまい、先回りして『海の家「ぼかろ」』でバイトを始めた。レンのことはレンきゅんと呼ぶ。
- ビックリしたりなど感情に急激な変化があるとネコ目になるというかネコ化する。
- 夏が終わってからは『レストラン「くりぷと」』でバイトをしたあと、現在は『くりぷと青果店』でバイトしている。
- よわねハク
- ねぎの9より登場。弱音ハクのSDキャラ。いつも自信がないため、自信があって頼もしいミクに惚れてしまう。たまに一升瓶を片手にしているが、ミクのことはミク姉さんと呼ぶ。
- 巨乳だが、女性キャラの中ではひとりだけスカートではなく長ズボンをはいている。
- 『海の家「ぼかろ」』や『レストラン「くりぷと」』でバイトをしたあと、現在は『ねぎの専門店ク~』でバイトしている。
- クリ☆ケン
- ねぎの12side-Aに登場。『レストラン「くりぷと」』の店長代理。
- レォン
- ねぎの12side-Bより登場。海外製ボーカロイドLEONのSDキャラ。
- 当初は『レストラン「くりぷと」』との店長して登場し、多角経営で『くりぷと青果店』も始めた。
- 英国出身だがどう見てもラテン系でうさんくさい。ののしられると喜ぶかなりの変態キャラ。
- ぶち
- ねぎの21に登場。ミクのであったネコ。
- その他のモブキャラたち
- Delay Lama、重音テト、味皇、泉こなた、欲音ルコ?らしき人物らが多数登場している。
コラボ企画で米子市のイメージキャラクター「ヨネギーズ」が、米子を舞台に共演した。
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関連項目
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