アシュラ(ファイアーエムブレム)単語

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アシュラ

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アシュラとは、ゲーム『ファイアーエムブレムif』の登場人物である。

CV：志賀麻登佳

概要

称号は『名を捨てた賊』。誕生日は12の月の21の日。軍で一番遠泳が得意。

暗夜王国の盗賊団頭目。
盗賊なので善人ではないが、根はいいやつ。自身の身分や過去の悪行で仲間の名誉に傷をつけることを気にして皆と距離をとっている。また、少々自虐的で、戦闘時に後ろ向きな台詞を吐くこともあり、敵を倒したのに「明日は我が身だ」「死ぬのは怖いさ」と言ったり、後衛サポート時に「負ける時は負けるさ」と縁起でもないことを口走ることがある。
マイキャッスルで稀に起こる会話では、王族などの目上の人に敬語を使っている。カムイには敬語は使わないが、態度は割と控えめで、支援S後のパルレは完全に糖度甘めの乙女ゲーと化す。

元々はコウガ公国出身の忍だったが、フウマ公国に祖国を滅ぼされてしまう。いつか祖国を再建するのが夢で、生きる為、そして夢を叶える資金を調達する為に盗賊として資金略奪などの悪事に手を染めた。一方、夢があまりにも途方がないため叶わないのではと思っている節がある。

実はアクアの暗夜王国誘拐事件の関係者。元々白夜王国王族に仕えた一族の人間だったため、白夜王国の依頼に応える形でユキムラに手を貸し、暗夜の王城に続く秘密の通路を案内した。ただ、本人曰く、白夜王国サイドには自分がコウガ公国の忍だと気づいてもらえなかったらしい。

支援会話はカムイのみしか発生しないが、全てのルートで仲間になってくれる。
なお、アシュラ含めカムイとしか支援Sにならないキャラは男でも固有の子供が存在しない（カンナしか生まれない）が、複数キャラと支援Sになれる親世代キャラは男女同数となっているため、親世代全員を結婚させたい場合はカムイを専用支援Sのキャラか子世代と結婚させるしかない（女カムイは親世代キャラと結婚しても子世代キャラは全員出せる）。

暗夜王国編でのアシュラ

16章で登場。

カムイ率いる先発部隊は海路で白夜王国へ向かっていたが、船は忍びこんでいた盗賊達に襲われ、更に変装したアシュラにマクベスから貰った軍資金10,000Gを毎ターン少しづつ奪われていく（戦闘後に残った金額を貰えるが、暗夜王国編では戦闘で金を稼げないので早くアシュラを倒さないと貴重な収入源が減る）。

戦闘後、助けてくれるならアクアの従者として力を貸すけどアクアと支援会話はないし奪った軍資金は返さないとアシュラから持ち掛けられ、その処遇がリーダーのカムイに委ねられる事になる。
この時に『アシュラを殺す？』というえげつない選択肢が示され、『いいえ』と答えるとアシュラが仲間になるが『はい』と答えるとアシュラはえいっされて代わりにアイテムのブーツ（移動力＋1）が貰える。

アシュラは回復や鍵開けなど色々と便利な役割を担える即戦力だが、飛び抜けて優秀なわけではなく、暗夜王国編は遭遇戦がないので、経験値上げ用の有料コンテンツを使わない限り余分な育成はできない。中盤になって使う機会のないキャラを加入させるくらいなら、実用的なアイテムを貰って1軍キャラを補強する方が合理的なので、アシュラをブーツにする人は少なくない。

この選択肢のせいで、アシュラを指して「ブーツさん」と代名詞にされたりブーツ引換券扱いされることがあり、キャッスル巡りをしているとたまにアイテムのブーツを持てるだけ持たせたアシュラが置かれていたり、アシュラの持っている錬成武器の名前が「ブーツ」だったりすることがある。

なお、次の17章の敵はフウマ公国であり、全ルート中唯一コウガ公国の敵討ちを自らの手で果たすことができ、敵将のコタロウとは戦闘会話も発生する（友軍のサイゾウも戦闘会話が発生し、そちらは討ち取った後の台詞もあるのでトドメは譲ってもいい）。因縁に終止符を打てるか、ブーツと成り果てるか、天国か地獄の暗夜王国である。

ユニットとしての性能

成長率や能力値はどちらかというと劣るが、上級職加入という利点を加味すれば十分な程度ではあり、育てていけば最後まで一線で活躍できる。ステータスの中では速さがよく伸びる。加入レベルはルートでバラツキがあり、一番育てやすいのは加入が一番早くて加入レベルも高い透魔王国編。

固有スキルは『ダーティファイト』。反撃できない敵を攻撃すると相手の力・速さをそれぞれ3下げられる（ターン回復）。

シーフ・忍・アクスファイターの資質を持っており、加入時点でそれらの上級職にパラレルプルフで転職できる。

初期兵職はアドベンチャラー。今作で初登場の職種で、シーフの上級職。今までのシリーズにおける盗賊にあたる。
今作では弓が強く、それが使えて武器レベルAまで育てられるのは強み。また杖も使えるため、前線での回復役も買って出ることができる。もちろん鍵開けも可能。しかし、暗夜王国で同兵種になれるキャラには捕縛要員のゼロや彼の娘のエポニーヌがおり、ステータスではどうしても劣ってしまう。ゼロを育てていなかったり、ゼロを別兵種にしている場合に起用するのが理想的だろう。

ボウナイトは移動力が高く、スキルも『暗器殺し』を習得できる為、特に厄介な忍者の多い暗夜王国編では心強い。ただ、ビーストキラーなどの特効武器には注意した方がいい。

上忍は、暗器の武器効果が固有スキルと一部競合するのが難点だが、蛇毒と併発するので敵を撃破しやすくなる。また、暗器の武器レベルをSまで上げることができ『減殺』や『暗器の達人』も取得できるためかなり使える。

絡繰師は、武器レベルが暗器A・弓B止まりだが『写し身人形』のスキルさえ習得すれば自分と能力・命を共有したユニットが使えるようになるので、他兵種で使う予定でも習得しておけば便利。騎乗ユニットながらもビーストキラーの餌食にならないのは強み。

バーサーカーは、HPがよく伸び、斧の武器レベルがSになるが、アシュラは守備が心もとないので、守備が伸びないこの職は不向きかもしれない。なお、白夜王国編ではなれるのはアシュラだけ。

ブレイブヒーローは『太陽』や『斧殺し』が習得できるので、それを習得したいのであればなる価値はあるが、アシュラは技があまり伸びないので『太陽』がいざという時に発動しないかもしれない。

なお、バディプルフは実質使用不可なので注意（男カムイとの支援はA止まりで、カムイならA止まりのキャラ相手でも機能するが、カムイ以外のキャラは支援A+にならないと使えないアイテムの為）。

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