先導者達に再び出会う物語
当記事において扱う「カードファイト!!ヴァンガード」は、2018年5月5日からTOKYO MXを幹事局にして放送開始を予定しているアニメである。
2011年より2014年までテレビ東京版で放映された前TVシリーズ及びトレーディングカードゲームの内容については「カードファイト!! ヴァンガード」を参照。
概要
本作は、完結済みの漫画版「カードファイト!!ヴァンガード」をベースに、オリジナル要素を加えた新作アニメとなっている。時代設定は漫画版開始時点に準拠しており、「主人公の先導アイチがヴァンガードに触れる」という、旧テレビ東京版(以下テレ東版と略す)と同じスタート地点からもう一度物語を造る形となる。
漫画版とテレ東版は、各キャラクターの内部設定が大幅に異なるため、本作は全く別の作品となる。また、漫画版では殆ど登場しなかったキャラクターの一部が、初報の時点での登場が確定している。
本作の制作陣は、「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」以降と同じくオー・エル・エムが担当、「GNEXT」の監督である川崎逸朗と、同キャラクターデザインの磯野智が続投。シリーズ構成は赤星政尚が担当する。
製作時のコードネームは「オリジン」であり、スタッフも口にしていたが、公式発表にあたり削られている。
本作の発表に合わせ、カードの方のヴァンガードに大幅なルール改訂が加わり、それに準拠した内容になる予定。
また、本作では過去作とは大幅に放送形態が異なる。
在京キー局では放送されず、TOKYO MXなどの深夜枠で放送される形となる。それに先駆けAbemaTVで世界最速配信、日曜深夜0:00(土曜深夜)からはYoutubeの「ヴァンガードch」にて全話視聴可能になる。
ニコニコ動画での配信は5月10日よりニコニコ生放送で最新話を毎週木曜20:00から放送、
30分後の20:30からニコニコアニメチャンネルにて配信が開始される。
前作同様の「あにてれ」枠と思われるが、配信が決まるのが他の配信サイトより遅く、ファンをやきもきさせていた。
登場人物
初報時点では、声優は全て過去のアニメと共通。
原作と漫画版の違いを簡潔に記載する。
カードキャピタル
チームQ4(クワドリフォリオ)
- 先導アイチ
漫画ではアニメとは違い、序盤から実力を急速につけている。
使用クランはテレ東版と違い、一貫してロイヤルパラディン。 - 櫂トシキ
序盤のシーンは同じでも、彼の背景は、漫画とアニメでは全くの別物である。
使用クランは一貫してかげろう。 - 戸倉ミサキ
漫画では、彼女の持つ絶対記憶能力が「直観像記憶(アイデテック・イメージ)」と名付けられている。
使用クランは一貫してオラクルシンクタンク。 - 葛木カムイ
漫画ではアイチに対する呼び方が「アイチさん」になっている。
漫画の使用デッキは変わらずノヴァグラップラーだが、「ライザー」名称を主体としたものとなっている。
その他
- 新田シン
本名は「新田新右衛門」だが、言及されたのは「ヴァンガードG」の時間軸で設定された短編漫画の話であるため、本作でも同様かは不明。同漫画で使用したクランはむらくも。 - 三和タイシ
漫画では、櫂が戻ってきたことでカードファイトを再開したという設定が語られている。
櫂と三和、そして漫画第2章で本格登場する伊吹コウジが幼馴染だったと語られたのは、漫画版初出の設定。
漫画ではテレ東版とは違い、ノヴァグラップラーを使用する。 - 先導エミ
漫画では登場が第1期終盤と非常に遅かったが、本作では初報から登場が確定している。 - 森川カツミ
漫画では後江中学校カードファイト部の部長。本作公式サイトでは「ヴァンガード部部員」と表記されている。
テレ東版と漫画では大きく立ち位置が異なり、アイチとの関係も、ファイトの実力も全くの別物(ただし、櫂にはボロクソな評価を受けており、微塵も認められていない)。
漫画1話では設定が固まりきっていないたか別のカードを使用していたが、後のファイトでは真っ当なスパイクブラザーズデッキを使用しており、このクラン設定は後にアニメ「ヴァンガードG」にも逆輸入されている(構築方針自体は大幅に異なるが)。 - 井崎ユウタ
テレ東版ほど目立つ立ち位置ではないが、彼も初報で登場が確定している。
井崎以外にも、後江中学校には漫画限定のモブキャラクターとして「稲永(声:前田誠二)」「赤堀」がヴァンガード部に所属している。
フーファイターAL4(アペックス・リミテッド・フォー)
- 雀ヶ森レン
テレ東版とは違い、一人称「私」を使用。櫂との関係も大きく異なり、彼自身の環境も深く語られていた。
キョウに対する呼び方が「少年」になっている一方、気に入った人間にはあれこれ愛称をつける癖がある。「テッちゃん」「アーちゃん」「ミサQ」など……。 - 新城テツ
漫画ではフーファイターの実質の指揮権を持っていた。 - 鳴海アサカ
漫画での彼女はよくテツにある行為をする。 - 矢作キョウ
人物性はテレ東版と大きく異なるが、レンに対する反発はテレ東版同様。
漫画最初の言及では、使用クランはぬばたまだったが、彼の使用したカードはすべてむらくもでカード化されているため、むらくも使いに設定変更されたと思われる。
NwO(Nagisa with Others)
いずれも漫画では、登場していてもちょい役のゲストキャラクターくらいの立ち位置だったキャラクター。
しかし、初報で登場が確定しているため、おそらくアニメオリジナル部分に関わると思われる。
本作ではいずれもアジアサーキット上位者であり、カードショップ「ヴォヤージュ」を拠点としたチームとなっている。
その中でも何故かナギサが特筆した扱いになっているが……?
- 蒼龍レオン
アジアサーキット優勝者。本作ではテレ東版と異なり、小学生であり、外見が大幅に幼く調整されている。 - 大文字ゴウキ
本作ではアジアサーキット2位という実績が追加され、先述の通り拠点が変更されている。 - 大文字ナギサ
ゴウキの妹。公式サイトでは彼女だけ特筆した扱いになっているが……? - 光定ケンジ
本作ではアジアサーキット3位だが、漫画では2位だった。
漫画で少しだけゲスト出演した時は、同じディメンジョンポリスでもテレ東版1期のデッキではなく、2期以降の「次元ロボ」デッキを使用していた。
関連動画・関連チャンネル
関連商品
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関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード
- カードファイト!!ヴァンガードG / カードファイト!!ヴァンガードG NEXT / カードファイト!!ヴァンガードG Z
- カードファイト!! ヴァンガードの登場人物一覧
- 2018年春アニメ
外部リンク
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