グイン・サーガ単語

グインサーガ

グイン・サーガとは、栗本薫によって書かれた大河ロマン小説または、それを原作とするNHKなどによって放送されたアニメシリーズである。

正伝130巻・外伝22巻(23冊)に及ぶ大作であった。2009年5月26日に、著者である栗本薫がすい臓がんにより帰らぬ人となったため、130巻の第2話をもって断筆、未完となった。
2011年2月にはアニメDVD特典やグイン・サーガ・ハンドブックなどに掲載された短編をまとめた外伝22巻が発売され、これが栗本薫によるグイン・サーガの最終巻となった。

なお、栗本薫は生前「かがこの物語り継いでくれればよい」との発言を遺しており、それを受けて2011年5月から「グイン・サーガ・ワールド」という雑誌形式の文庫本が季刊で計8冊発行され、久美沙織牧野修など他作者による外伝などが掲載された。
そして2013年からは、五代ゆうと宵野ゆめが交互に執筆する形で、正伝の131巻以降の刊行がスタートしている。また外伝も同様に他作者によって書き継がれている。

概要

中原(ちゅうげん)という架の大地を舞台に、頭の戦士インをはじめとするさまざまな人物の動向を描いた小説である。
国家間の戦争・策謀といった戦記ものとしての側面だけでなく、冒険・ロマンスの要素やSFの領域にも踏み込んでおり、ジャンル分けの非常に難しい作品となっている。

2009年4月から9月にかけて、正伝16巻までの内容を元に、シリーズ開始から30年を経てようやくアニメ化された。

シリーズ開始時には全20巻の構想であったが、1巻に予定していた内容に5巻分かかったこともあり、個人のシリーズ作品としては前人未踏の全100巻構想を標榜するようになった。実際に100巻を達成した後には、200巻をすという発言も飛び出した。文字通り、著者・栗本薫ライフワークであった。

主な登場人物

グイン・サーガ・ハンドブック役級として扱われている8人を紹介する。
()内はアニメ版のキャストである。

グイン(CV:堀内賢雄)

本作で最も重要な人物。頭という異形を持った人間である。
己の名前と「アウラ」という言葉以外、全ての記憶を失った状態でルードのに現れ、パロの双子を守り導くこととなる。
めいた存在であり、この世界の秘密の鍵を握る人物の一人。
作中において匹敵する者がほぼ存在しない最強戦士であり、軍略にも長じている。欠に近いのだが、情が深く女心に疎いのが弱点である。

後にケイロニア帝国の王となることが外伝1巻である『七人の魔道師』で明かされており、正伝でもその通りにケイロニア頭王となった。

レムス(CV:代永翼)

の王パロの王子双子であるリンダと並んで「パロの二粒の珠」と称される美少年
内気での影に隠れるような部分があり、リンダ従兄ナリスに対しては劣等感を持っていた。
ノスフェラスの冒険を経て、暗い影を帯びるようになる。
パロの王として即位するが、自分より人気のあるリンダナリスに対して強いコンプレックスを抱く。

リンダ(CV:中原麻衣)

の王パロの王女であり、レムスの双子
パロの巫女の資質を受け継いだ強な予言者である。
レムスと並んでパロの珠と称されるほどの美少女であるが、男勝りの気性でまるで少年のような性格であった。
ノスフェラスの冒険を経て、イシュトヴァーンと仲になる。

イシュトヴァーン(CV:浅沼晋太郎)

傭兵を自称する青年
玉石を握って生まれ、「<女>によって王になる」という予言を受けており、王になることを野望としている。
カリスマ性を持った人物であり、さまざまな人物が彼の人間的魅に惹かれている。
ノスフェラスの冒険を経て、原でリンダと「3年後に王になって迎えにいく」という誓いを交わした。

インと同様、外伝1巻でゴーラの王となることが明かされており、正伝でもゴーラの僭王となった。

アルド・ナリス(CV:内田夕夜)

パロのクリスタルクリスタルでも一番と称される美貌の持ちであり、楽器や歌・舞踊に加えレイピアの名手でもあり、文武両に秀でた天才
学問や魔にも通じており、パロの古代機械の研究には特に熱を入れていた。
カリスマ性にも溢れ、彼と常に較されていたレムスのコンプレックスの原因となっている。

余談ではあるが、三浦健太郎氏の代表作『ベルセルク』の登場人物であるグリフィスは、彼がモデルとなっている。

マリウス(CV:阿部敦)

キタラの名手であり、音楽の申し子とでも言うべき歌の賦の才を持った、朗らかな美青年
実はアルド・ナリスの異王子アルディーンであるが、自由に生きるためにパロを出奔し、一介の吟遊詩人として暮らしている。
争いを嫌い、魔道師を通じてミアイル子の暗殺を命じられたことをきっかけにナリスとは全に決別する。
後にグインらと出会い、さまざまな冒険の旅をすることになる。

アムネリス(CV:渡辺明乃)

自らヴラド大公の補佐として軍を率いたことで、「モンゴール将軍」と呼ばれた美貌の女。
物語当初こそ「氷の女」と呼ばれていたが、実際にはかなり情熱的な人物である。
ノスフェラスでグル・ヌーの秘密を突き止めるための部隊を率いていたが、そこでグイン一行との戦いとなり、撤退を余儀なくされる。
トーラス帰還後にアルド・ナリスとの政略結婚を命じられ、クリスタルへと向かう。そこで彼と運命的なに落ちてしまうのだが、それはナリスの巧妙なであった。
本作でも特に運命に翻弄された、悲劇的な人物である。

スカール(CV:岩崎征実)

パロとの血縁関係を持つ原の小国アルゴスの王太子であり、黒太子と呼ばれる偉丈夫。
原の民と呼ばれる騎民族を率いる存在であり、モンゴール首都トーラスの陥落に大きな役割を果たす。
後にグル・ヌーの探索を行ったことがきっかけとなって、世界にかかわる重大人物となる。
また、妻をイシュトヴァーンに殺されたことから、彼を因縁の相手としていつか殺そうと狙うようになる。

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35 ななしのよっしん
2015/10/03(土) 13:39:37 ID: MeGKhh64Ox
>>32
それは事実誤認だ
初版はまんまライ病(ハンセン病)という表記だった
抗議をうけて死病に修正したんだよ
36 ななしのよっしん
2015/12/18(金) 11:29:16 ID: HQS3P3J3E1
まあ北に拉致された人に対して
人生じゃなかったんだからそんな悲しまなくてもよくね?
とか言っちゃう人だからな、元々そういう素養のある人だよ
37 ななしのよっしん
2016/04/12(火) 01:20:54 ID: r2LZ3jqpHU
>>30
 例え類縁者だったとしても、ただの創作に八つ当たりする権利はないんだよな。
 
 「俺達(orあの人達)は可哀相な人間なんだから、みんな哀れんで話題に出さないようにすべきだ!」とまるで腫れ物を扱うような物言いをされても、それこそ他の患者さんを貶めているも同然というわけでね・・・。
38 ななしのよっしん
2016/04/22(金) 14:58:43 ID: jy4K2H5TfA
>>31
インは登場したときはタイガーマスクみたいなただの外れない被り物だったけど、
なんか冒険してくうちにそれが顔面にくっついていって、最後には中の人間の頭部が消えて全にの頭になったはず
だからその過程で縮んだんじゃないかな(適当
39 ななしのよっしん
2016/05/07(土) 13:11:09 ID: qfpnTOVkvQ
>>37
だから問題は、作中でライ病のことを現実ハンセン病とかけ離れた不気味で奇怪な業病と描写したことなんだよ
そんな描写をされたら、そりゃハンセン病患者としてはも立つし、そういう描写はやめてくれと思うだろう
40 ななしのよっしん
2016/05/17(火) 19:10:47 ID: /WpinSQloD
「問題」なんてもうないよ。
全面的に非を認め謝罪し、小説も書き換え、和解したんだから。
どんなに時間が経っても、どんなに反しても、当事者同士が和解しても絶対に許さないとでも言うつもりか?何様だよあんた
41 ななしのよっしん
2016/05/18(水) 11:08:00 ID: qfpnTOVkvQ
>>40
今も問題になっているとは思っていないよ
イン1巻が出版された当時に問題だっただけで
42 ななしのよっしん
2017/03/29(水) 17:16:32 ID: PLE4Za+YWO
しかし作者本人が亡くなった後も続いてるってのは冷静に考えたら凄いな
この数年後にジャンルは違えどゼロ魔も似たような感じで完結編出したし、ある意味先駆者だな
43 ななしのよっしん
2017/06/02(金) 01:29:52 ID: Tf0DOUYgvg
アニメイマイチだった…というか正直ひどい出来だったな…
原作読んでないんじゃないかと疑うレベル
44 ななしのよっしん
2017/12/22(金) 21:11:06 ID: viLX6QNlPq
1話冒頭の「もう手遅れです」と「アァー!」のシュールさに思わず吹いた