この記事は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 閲覧する際は自己責任で突っ走ってください。 |
シーモア=グアドとは、ファイナルファンタジー10に登場するキャラクターの1人である。 CV:諏訪部順一
概要
人物像
グアド族長にして、エボン四老師の1人。父親は先代族長であるジスカル=グアドで、人間とグアド族のハーフである。また、マカラーニャ寺院の僧官長も務めており、グアド族の中では一番エリートな存在となっている。
しかし、幼少期はグアド族と人間のハーフという理由で母と迫害を受けた。そしてその母も病に倒れてしまい、死ぬ直前にザナルカンドにいるユウナレスカを訪ねて召喚獣アニマの祈り子となった。これがきっかけでスピラを激しく憎悪するようになり、破滅させることを決意。父親であるジスカルを殺して、グアド族長と老師の座に就いて機会をうかがった。
ユウナと出会ってからは、結婚を申し込むなどとして一行に接近。しかしその本当の目的はユウナの究極召喚で生贄となり、新しい「シン」に生まれ変わってスピラを破滅に追い込むことが狙いだった。ユウナレスカ消滅による究極召喚崩壊後は、『シン』の体内の一部となりじわりじわりと内部から侵食して乗っ取ることを計画した。
物語の大まかな流れ
物語では序盤から登場。ルカで行われたマイカ総老師在位50周年記念大会観戦のために来訪したマイカ総老師の付添人として登場。そこで観衆の中に居合わせたユウナと一目合わせる。
ルカでのブリッツボール大会直後に発生した魔物襲撃騒ぎでは、スタジアム内に召喚獣アニマを召喚しこれを撃退した。
ユウナ一行と初めて直接的に会うのはミヘン街道北端にて。「ミヘン・セッション」の影響でキノコ岩街道から先が通行止めになっていて困っていたところを老師権限で交渉し、特別に通行許可を出してもらった。
そして「ミヘン・セッション」では、部隊指揮を執るキノック老師とともに作戦の遂行を視察。この作戦ではアルベド族も参加し、エボンの教えに反する機械を使用する予定だったが、これについては直接シーモアに質問をぶつけたワッカに対して「見なかったことにしましょう」と黙認する意向を示した。(この答えに対してワッカは「老師様がそんなこと言ったらみんなに示しがつかないっすよ!」と問い返したが、「では聞かなかったことに」とシラを切っている。)
「ミヘン・セッション」後、ジョゼ寺院に参り、幻光河を越えてグアドサラムに入ったユウナ一行を自身の屋敷に招いた。そこで1000年前のザナルカンドとユウナレスカとゼイオンの様子を映し出したスフィアを見せ、ユウナに結婚を申し込んだ。
突然のプロポーズにユウナは赤面。会談後は、結婚を承諾するかしないか、旅を続けるか辞めるかと判断がまとまらなかったため、一度異界に行き両親に相談。判断がまとまって異界を出ようとした時に、異界から出てこようとする先代グアド族長の故ジスカル=グアドと遭遇。異界送りをして対処したが、その時にジスカルが持っていたスフィアを拾う。このスフィアの映像が、のちにユウナを悩ませる種となることを知らずに…
一方シーモアはユウナ一行に何も告げず僧官長を務めるマカラーニャ寺院に移動。これを知ったユウナ達はシーモアがいるマカラーニャ寺院へ向かうことに。途中、雷平原のリン旅行公司滞在時にユウナはジスカルのスフィアを仲間に隠れて視聴。シーモアの裏の顔とジスカルはシーモアに殺害されたことを知る。この映像をきっかけに、ユウナはプロポーズを逆に利用してシーモアを止めることを決意。仲間にも結婚を承諾することを話した。(ただし、旅も続けるとした。)
マカラーニャ寺院到着後、ユウナはシヴァの祈り子とシーモアに会いに行ったが、寺院侍従がたまたまユウナが隠していたジスカルのスフィアを発見。ガード全員にユウナはシーモア止めに行ったことが知れ渡ることとなった。
これを受けてティーダらはシーモアがいる祈り子の間に突入。ユウナを守るためにシーモアと戦って勝利。シーモアは倒れたが、これを機に反逆者の扱いを受けてしまうことになってしまった。
シーモアは倒れた後も死人(しびと)として留まった。そしてベベルで再登場し、ビーカネル島から移送されてきたユウナと結婚式を挙げた。(ここであのキスシーンも登場する。)
その後、キノック老師を殺害し、断罪の路/水路を抜けたユウナ一行をグレートブリッジで襲撃。以降姿を変えながら、ガガゼト山、『シン』の体内でユウナ一行を襲撃している。
『シン』の体内での戦い後、最後はユウナに異界送りされて完全消滅した。ちなみに消滅する際、こう言い残している。
「私を消すのは やはりあなたか」
「私を消しても…スピラの悲しみは消えはしない」
これに対してティーダは、「『シン』ごと消してやるよ」とモノローグ的に返答した。
各シーモア戦の紹介
vs. シーモア / アニマ + グアドガード2体 (第1戦)
シーモアとの初戦。シーモア側はグアドガード2体を引き連れて登場する。グアドガードはシーモアへの攻撃をかばうため、序盤で必ず倒さなければ勝利は難しい。さらにグアドガードは「ぼんのうやく」を使って混乱状態にしてくるため、こちらも要注意である。また、シーモアも連続魔法で~ラ系の属性魔法を連発する。しかしこれはローテーションになっているため、タイミングをつかめばバ~系の白魔法でガードするとも可能である。
シーモアのHPが半分になるといよいよ召喚獣アニマが登場する。固有技の「ペイン」は即死効果が含まれているため要注意である。また、ゲージが満タンになるとオーバードライブ「カオティック・D」を発動。全体に連続ダメージを与える。
vs. シーモア異体 / 幻光異体 (第2戦)
第2戦はシーモアがキノック老師や僧兵の幻光虫を取りこんでモンスターに変化した姿で登場。眷属として幻光異体がいる。この戦いと次戦では、召喚獣を出すと「一撃の慈悲」でワンパンして戦闘から除外させられるので要注意。また、この戦いでは「ブレイク」で石化にして「砕きのツメ」で一撃戦闘不能&戦闘から除外させられるので、石化されたときはすぐさま金の針かエスナで直さないと非常に厳しい戦いとなる。
ちなみに「盗む」とここでしか手に入らないレアアイテム「テトラエレメンタル」を入手することができる。
vs. シーモア終異体 / 幻光祈機 (第3戦)
ガガゼト山での一戦。眷属として幻光祈機が登場する。ここでも「一撃の慈悲」があるため、召喚獣は最初の1ターンのみしか使うことができない。
また、「滅びのヤリ」でゾンビ状態にして「アレイズ」を放ってくるという逆即死コンボ攻撃があるため、ゾンビ状態を直す「聖水」が大量に必要となる。さらに「死刃の交撃」やゲージがたまると放たれる「完全なる破壊」は、全体に大ダメージを与えるのでこちらも要注意である。
このことから、シーモア最終異体よりシーモア終異体の方が強いという声が上がってきている。
vs. シーモア最終異体 / 幻光天極 (最終戦)
『シン』の体内で行われる最終決戦。眷属として幻光天極が登場する。また、この戦闘の時のみに流れるのが、「シーモアバトル」でFFXの名BGMとして名高い。
この戦闘では「一撃の慈悲」が登場しないため、召喚獣バトルに持ち込むことも可能である。
眷属の幻光天極は、特定の決まった向きによって属性の相性が変わってくる。
シーモアバトル |
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関連項目
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