ドム・トローペン(MS-09F/TROP)とは、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』などの作品に登場するモビルスーツ(MS)である。
機体概要
DOMTROPEN ドム・トローペン |
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型番 | MS-09F/TROP |
頭頂高 | 18.5m |
重量 | 44.8t / 79.0t(全備) |
出力 | 1,199kw |
推力 | 47,200kg |
搭乗者 | アダムスキー |
ゲイリー | |
ヤス | |
装甲 | 超硬スチール合金 |
兵装 | MMP-80マシンガン |
ラケーテン・バズ | |
ヒート・サーベル | |
シュツルム・ファウスト |
砂漠、熱帯での戦闘を想定して作られたドム系のバリエーション。
MS-09F ドム・フュンフの局地戦仕様であり、脚部インテークに防塵フィルターが設けられ、ドムに比べて幾分か軽量化されている。
ベース機のドム・フュンフ自体に謎が多いので違いについては何とも言えないが、頭部構造はむしろリック・ドムⅡに近く、全体的に発展性とメンテナンス性に配慮した設計になっている。
(フュンフ系は改修作業に配慮して極端にユニット化されており、今のところベース機の状態を留めている方が珍しかったりする)
ドム系統の機体は重装甲かつホバーによる軽快な機動が売りなのだが、劇中ジム・カスタムのジム・ライフルの直撃であっさり撃破されてしまったところを見ると、本機は重量の軽減のために装甲の厚さを減らしている可能性がある(ただし証拠はないため憶測の域)。
というかあの見た目ならむしろ増していると考えるのが普通だがそこはさすがジオン脅威のメカニズムである。
ちなみに名前にもあるトローペン(Tropen)はドイツ語で熱帯、英語でトロピカルの意味。ドムトロ(サンドカラーは砂トロ)と略して呼ばれることも。
ドム・トローペンの活躍
映像作品、漫画、ゲームなど幅広いジャンルで登場、出演しており、ドム好きなジオニスト達を興奮させている。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYでは
さっそく1話から登場、ガンダム試作2号機奪取の援護のため2機がトリントン基地を襲撃する。この際、ザメルの支援砲撃もあり基地は多数のMSの撃墜、司令部を破壊されて大損害を受ける。その中でゲイリー機がカークスのザクⅡF2型を弾幕をすり抜けて一刀両断する場面は作中名シーンの一つに数えられ、そのかっこよさを見てない人は関連動画にも載せてあるのでぜひ見てみよう。
しかし少数精鋭で奮闘するも最終的には2機とも大破することになった。
キンバライト基地の戦闘でも数機のドム・トローペンが登場、モンシア達を味方機と挟撃したりアルビオンに突撃して対空レーザー砲を破壊して追いつめるものの、いずれの機体ももう少しのところで撃破されてしまっている。
機動戦士ガンダムUCでは
ニューギニアに潜伏するジオン残党軍の所属機として登場、カプール、ドワッジ、ガルスK、ザクⅠスナイパー、ザクキャノンと共にまたもやトリントン基地を襲撃する。基地カワイソス
基地に配備されていた機体はドムよりも高性能な第2世代機のネモやジムⅡ、ガンキャノンディテクターではあったが、それらの機体はおろか最新税の量産機であるジェスタを相手に互角の戦いを繰り広げた。
しかし『2機のドム・タイプの残骸』という文章から、ユニコーンとバンシィが上空で戦っている間に撃墜された模様。もっとも、エースパイロットが乗るジェスタと戦ったパイロットのヤスの活躍は称賛に価すると思わる。ちなみにこのヤス、名前の元ネタはドム好きのジオニストとして有名な漫画家、徳光康之である。
そしてOVA版でも登場、高クオリティ作画で他の新たな古参MSと共に動くという1st世代歓喜の光景が見られる。
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関連項目
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