ドーガとは、ゲーム『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』、『紋章の謎』またそのリメイク『新・暗黒竜と光の剣』、『新・紋章の謎』に登場するキャラクターで、
鋼の守備であらゆる敵をはじき返し、迫り来る数百の軍勢を仁王立ちで受け止め、槍の一振りで敵軍を空中へ巻き上げ、とどめに空中へ飛びあがり、槍の一撃ではるか彼方へ吹き飛ばしたという伝説を持つ重騎士である。
概要
CV.石川英郎(ラジオドラマ)、川津泰彦(OVA)、竹内良太(幻影異聞録#FE、ファイアーエムブレムヒーローズ)
第一部、第二部ともに序盤唯一のアーマーナイトであるため、壁役として活躍する。リメイク前の彼は第一部、第二部通して出ているアリティア騎士団の中で唯一死亡時のセリフ以外でセリフがなく、いまいちキャラ的には薄い印象があった。
しかし、ゲームでの使い勝手はよくFC版では上級職が用意されていないもののSナイト同じで剣と槍の両方が使える。SFC版では槍しか使えないものの城内戦では槍を使う兵種の代表格であるソシアルナイト、パラディンが強制的に下馬し実質城内で槍が使えるのはアーマーナイトだけになるうえ、第一部、第二部両方とも最終面は城内戦なので槍の最強武器「グラディウス」は、最終的にアーマーナイトorジェネラルが持つことになり、さらに第二部に至ってはドーガとシーマの二人しかアーマーナイト系のキャラがいないので、最終的にドーガがグラディウスを持つことが多い。
また、ドーガ以外のアーマーナイトは仲間になるのが遅く、第二部では17章まで仲間にならないので、暗黒竜と光の剣(もしくは紋章の謎)をプレイをしたことあるプレイヤーならばアーマーナイトと言ったら序盤からいて、それなりに活躍をする彼を思い浮かべることが多い。
そしてリメイク作の新・暗黒竜と光の剣ではついに台詞が追加される。
マルスたちアリティア軍がタリスに逃げのびるための船を用意し、さらに軍に戦死者が多い場合は志願兵であるノルンを連れてきてくれたりとストーリー面でも活躍しており、またジェイガンが戦死している場合にはジェイガンがいう台詞を代わりに発言したりもする。
しかし、ゲームシステム的にみるとFC版のリメイクであるためFC版と同様城内ではナイト系が下馬をしなくなり、武器も剣と槍が使えるため、アーマーナイトの売りが若干低下。
さらに兵種変更というものが導入され、序盤からいるアーマーナイトという売りも無くなり、さらにSFCではリストラされたアーマーナイトのライバルであるロジャーが仲間になり若干ドーガの地位が危うくなってきた。
第二部のリメイクである新・紋章の謎では、新たに追加された前日編でルート分岐によっては第七小隊の前に指南役として立ちはだかり、章の終りには第七小隊に協力をし本編ではリメイク前と同じく一章から使用できる。しかし兵種変更も第一章から使えるため序盤からいるアーマーナイトとしてのドーガの地位が危うくなってきた。(しかも難易度ハードを一度クリアすると、兵種変更のタイプ縛りが解放され兵種Aのキャラクターでも兵種Bのクラスを選択できるようになるのでさらにドーガの地位が脅かされる?)
英雄戦争終結後はアカネイア連合王国の王となったマルスの下、グルニアの守備隊長として、王子ユベロと王女ユミナの帰還に向け守りを任されることとなった。
ドーガ(Draug)という名前はガード(Guard)を逆から読んだだけという説がまことしやかにささやかれて、海外版でも各国のガードに対応する単語を逆から読んだ名前になっている。(ちなみに西・伊:Aidraug、独:Edrag、仏:Edgar ※フランス版だけアナグラム)
幻影異聞録♯FEではレンチンアイドル小学生・源まもりのミラージュとして登場。
もとは違う人とパートナーを組んでいたが、ある事件をきっかけにまもりと出会い、以後まもりの保護者ミラージュとして行動するようになる。
ユニット性能
所謂パワーファイターかと思いきや、アーマーナイトの割に技・速さが伸び、力・守備は微妙というヘンテコな成長をする。
リメイク版の新・暗黒竜、新・紋章でもその傾向は同様で、個人成長率は技・速さ・幸運に多く割り振られて、力は控えめ、守備も他の初期メンバーとどっこいどっこいといった感じになっている。特に速さは兵種B内ではさり気なくトップ。
そのため下手に兵種変更すると技・速さばかり伸びて力・守備が伸びにくくなり使いづらくなる(特に新・暗黒竜はそれが顕著になるので要注意)ため、アーマーナイト固定でいいだろう。
マルス・ゴードン・ノルン+新・紋章ではクリスと支援効果が発生する。
また、新・紋章の謎ではほぼ全キャラにクリス(マイユニ)との拠点会話が用意されており、ドーガとの拠点会話は話に尾鰭どころか翼までついている伝説の詳細を知ることができるので必見。
ファイアーエムブレムヒーローズ
最初期から登場。兵種は剣重装。
HP50、守備39、加えて近接攻撃によるダメージを半減する「大盾」を持つため、物理耐久に優れる反面、武器無しでの攻撃は30、魔防18と重装の中ではどちらも最低クラスという極端な性能。
その一方で速さ32と重装の割にやたら素早く、漆黒の騎士やアメリアが登場するまでは恒常排出の重装の中で長らくトップを守っていたほど(現在は前述の面子の他、季節限定の超英雄に素早く守備が低めな重装が多数登場しているためトップとまではいかないが十分素早い)。
が、重装にしては素早いという個性も自分から攻撃時2回攻撃になるかわりに速さ-5する「勇者の剣」を装備しているため、相殺されて微妙な感じになってしまっている。勇者の剣自体も威力は低めなので攻撃が低めなドーガとは根本的に噛み合っていないというのもマイナス。
後に専用武器「忠臣の剣」が実装。威力が大幅に改善された他、武器効果は2回攻撃&速さ-5が無くなった代わりに「攻撃された時、敵の攻撃-6」に変化、特殊効果錬成で「周囲2マス以内に味方がいれば戦闘中攻撃・守備+5かつ攻撃・守備のデバフ無効」となったため攻守に特化した性能になった。
また、パッシブスキルで自分から攻撃時、戦闘後敵と位置を入れ替える「切り込み」、周囲2マス以内の味方重装の守備・魔防を強化する「重盾の紋章」を習得する。前者は重装の弱点である機動力の低さをカバーでき、後者は重装で固めた部隊で真価を発揮する。
余談だが、重装タイプのユニットは他よりもステータスの合計値が高いという特徴があり、闘技場での高査定を狙うため彼を始めとする重装ユニットを組み込むことが散見されたことから「ドガブレム」という単語も登場したとか。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
スピリット(アドベンチャーモードなどでファイターに力を貸すキャラクター)として登場。
入手するお題はキルソード持ちのキングクルール(青)との乱闘に勝利するという内容。重量級ファイターであるキングクルールの青カラーでできるだけドーガのイメージを再現しようと考えられた起用ではあるものの、スマブラで槍を扱うキャラがいないので仕方ないがキルソード持ちというのは少し苦しいか?(FC版のAナイトなら武器レベルさえクリアすれば使えるようにはなる。)
乱闘の難度はスピリットのランクがNOVICE(いわゆるコモン)級なので難しくないものの、乱闘ルールが体力制で、鈍足スーパーアーマー付加のキングクルールがキルソードを振ってくるので、適当に流していると必殺攻撃で体力を削りきられて負けてしまうかも。
スピリットとしての性能は特殊能力として重量増加を備えている。スマブラの仕様では重さが増えると吹っ飛びにくくなるメリットがある反面、落下スピードが速くなるデメリットがあるものの効果はぶっちゃけ誤差の範囲。
ニコニコでの扱い
前述のように自軍の数少ないアーマーナイトであるため、縛りプレイでの壁役として活躍することが多い、
またアーマーナイト縛りでは序盤はほぼドーガ一人クリアになっている。
余談であるが名前が名前であるためニコニコドーガと呼ばれる場合もある。
関連動画
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関連項目
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