ハイセイコー記念とは、11月中旬に大井競馬場2歳限定・1600mで行われる地方競馬のの重賞競走である。1着賞金は2200万円(2022年)。格付けは南関東SI。
概要
1968年に南関東所属馬限定のサラブレッド系2歳(旧3歳)の競走である「青雲賞」として創設された。南関東公営競馬では全日本2歳優駿と並ぶ伝統の2歳限定の大一番。
2000年に第5回の優勝馬ハイセイコーが死亡したことを受け、ハイセイコーの活躍を称えて翌2001年から現在の「ハイセイコー記念」に競走名が変更された。
2020年からは鎌倉記念、平和賞と共に全日本2歳優駿のトライアル競走に指定された。優先出走権がある競走の中では唯一交流指定されていない競走となっている。
このレースの勝ち馬からはハイセイコー、アランバローズが後にGI(GI級)競走を勝利している。
その他のこのレースのトピックとしては、第5回の優勝馬ハイセイコー自身が未だにこの競走のレコードタイムを保持していることが挙げられる。しかも当時のタイムを2秒も更新する圧倒的なもので、これ以降1:40秒台で優勝した競走馬は何頭かいるものの、1:39秒台に足を踏み入れた競走馬はハイセイコー以外は現在も存在せず、誰にも更新できないアンタッチャブルレコードとして50年以上の長きにわたり残っている。
歴代優勝馬
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