パンサーカメレオン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物の擬人化キャラクター)である。
CV:諏訪彩花(ネクソン版)、小見川千明(アニメ版)、関根瞳(けもフレ3)、山田京奈(动物朋友:王国)
概要
体色を周囲の背景と同化させる能力を持ったカメレオンの一種・パンサーカメレオンのフレンズ。特技から連想したのか、忍者のような格好をしている(実際のニンジャは姿を消せません)。
一人称が「拙者」のござる口調という、ステレオタイプな忍者のキャラ付けがされているフレンズ。忍法を使えるようで(実際のニンジャは忍法なんて使えません)、特に隠れ身の術のレベルは透明化と言えるほどの腕前。動体視力も優れており、どんなに素早い相手でも見逃さないと豪語する。ただし、完全静止してる相手は見過ごす時があるドジっ子な面も持つ。当然ながら忍者の本来の仕事である、偵察などの隠密行動も得意。忍者っぽい事に強い憧れと執心を持つ。
2017年2月22日には、「けものフレンズ」公式ツイッターアカウントより、2月22日は「忍者の日」という事で忍者っぽいフレンズであるパンサーカメレオンとアイアイのイラストが紹介された[1]。ちなみにゲーム版には他にも忍者っぽいフレンズとして「カマイタチ」三姉妹が登場している。
外見
メインカラーは深い緑色。頭巾と額当て・帯といった和風要素とセーラー服を組み合わせて忍者に見える格好に持っていくハイセンスっぷり。戦闘時は頭巾の布を上げて口元を隠す。緑色のスカートの下にはスパッツを履いている。
手には籠手を装着し、脚のすね部分にテーピングして靴下代わりにしている。足袋と草履を履いている。
カメレオンの特徴である伸縮自在の舌とくるくると巻かれた尻尾も再現。舌はポニーテールのように頭の後ろから伸びている。
ネクソン版での扱い
拙者はパンサーカメレオンでござる。
隠れ身の術はお手のもの、動く相手ならどんなに素早くとも見逃さぬでござるよ。
……ただ、まったく動かぬ相手をつい見過ごしてしまうことには目を瞑ってほしいでござる。
クール属性(青)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コスト300・攻撃タイプは近距離・サイズM。爬虫類・両生類系フレンズが所属するグループ「チーム・噛んじゃうぞ」に加盟。固有スキル「大煙幕結界」は30秒の間味方の攻撃速度を15%アップさせる。
ゲーム内イラストが2016年2月4日のメンテで変更されており、変更前は口元を布で覆った姿だったが、変更後はその布を手で引き下げて口元を見せた姿となりかわいさが増した[2]。なお、上記のアイアイもこのときのメンテで同様の趣旨のイラスト変更が行われている[3]。
アニメでの活躍
有鱗目 カメレオン科 フサエカメレオン属 パンサーカメレオン Panther chameleon |
第6話「へいげん」で登場。平原エリアを舞台に戦いごっこを繰り広げている2軍団のうち、ヘラジカ軍団に属している。忍者という事で隠密作戦を得意としているのだが、リーダーのヘラジカが作戦は突撃あるのみという知波単学園脳なため、パンサーカメレオンも長所を活かせていない。臆病なせいで戦闘が苦手でスタミナ・パワーも無いため、今までシロサイと一緒にヘトヘトの状態でオーロックスとアラビアオリックス相手に突撃しては返り討ちに遭っていた。また、自身の体色を背景の景色と同化させる能力を戦いに活かす事に気付かないなど、少々抜けている。忍者っぽい事をしたいとヘラジカに隠密任務の重要性を訴えていたが、ヘラジカはその事を忘れていたため実現しなかった。
かばんちゃんの助言で52戦目にしてようやく同化能力を戦闘に活かす事と念願の偵察任務を与えられた。かばんちゃんとヘラジカと共にライオン軍団の本拠地である天守閣風木造建造物に忍び込んで、城内の状況と内部構造などを調査し伝えた。先導して城内を突き進むが、そこで見張り番のニホンツキノワグマと遭遇。ヘラジカがライオンの所に行く時間稼ぎとして自らが戦う役を買って出た。戦闘では得意の同化能力を使い姿を消し、その離れ業を相手から「すごーい!」と賞賛されている。そのまままきびしでニホンツキノワグマの紙風船を割り勝利を収める。今回めっちゃ忍者っぽい事をしている自分に感無量状態だったが、直後に自分がばら撒いたまきびしが自分の紙風船に当たってしまい、自滅しちゃっている。ウカツ!
戦闘後は敵味方集まって和やかに騒ぎ、かばんちゃんがヒトのフレンズだと判明した後も特に態度は変わらず、としょかんに向かう一行を見送っている。
第12話「ゆうえんち」での超巨大セルリアンとの決戦でも登場。タイトルをバックにフレンズ軍団が勢揃いするシーンにて、ジャガーと一緒に木の上で構えているのが確認出来る。
ぱびりおんでの扱い
2018年4月18日から観察可能になったフレンズ。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「拙者」、他のフレンズのことは「おぬし」もしくは「~殿」と呼ぶ。
ぱびりおん内では「かっせんごっこ」が一段落した後にへいげん組は一度解散して自由行動をしているようだが、相変わらずヘラジカ様と慕っていたり、ハシビロコウの協力で新技を編み出したりと、関係性はそのまま続いているようだ。ちなみにハシビロコウの協力で生み出した新技「気配消しの術」はお披露目した直後に封印されることとなった。
またニホンツキノワグマから「久々にアレ(=かくれみの術)見せてもらいたいな。」と言われて再び「消えた!すごーい!」と言われている。このけもトークでは、へいげん回のメンバーはライオンとヘラジカのかっせんごっこに参加していた関係で別チームだっただけで、元々仲が悪かったわけではないということも語られている。
「かくれみの術」の使用中はけもトークのアイコンもちゃんと消える。自発的に使う場合の他に、驚いたはずみで姿を消してしまうこともあるようで、本人曰く「驚いたりすると、勝手に消えてしまうことがあるのでござる~。」と言っている。当然だがあくまで姿が見えなくなるだけなので、キンシコウからは「呼吸が乱れてますよ。」と見破られている。ちなみに消えるだけでなく、加減すれば色だけを変えることもできるとのことだが、流石にこちらはアイコンや立ち絵の色が変わるわけではない。
ちなみに「かくれみの術」を使っていない状態で、居る事に気づかれずに「かくれみの術」を使用していたと勘違いされるなど、元々の影が薄いような描写もある。他にも日陰者を自称しており「ハデなのは苦手」「あまり表舞台に立つのは…。」など言っているのだが、一方で「忍びとしてワザにも磨きをかけねばならんのでござる。」と言っていたり、他のフレンズの「じゅつ(特技)」に興味を示したり、カマイタチ達に弟子入り志願していたりと意外と向上心はあるようだ。
ちなみに術としては「水走りの術」「火炎の術」「ぶら下がりの術」などがけもトーク内で登場しているが、水走りの術は「噂に聞く~」と本人が使えるわけではなさそうな様子で、火炎の術は知っているようだが実際には出せず、ぶら下がりの術は長時間維持できないなどまだまだ修行中の身のようだ。
静止視力が低いようで、動かないでいたミユビナマケモノやヒメアリクイを見落としていたり、オカピのことを「シマシマの木」だと勘違いしたことがある。この事象についてはラッキービーストⅢ型の解説では元動物が動かないものを見るのはあまり得意じゃない説があることが語られている。
珍しい行動は「しのびっぽいでござる~(紙手裏剣)」
ちなみにあーかいぶ内では「このカタチ、妙に忍びごころをくすぐるでござるよ~。」という感想を述べている。
けもフレ3での扱い
2020年6月2日のメンテナンス後にアリツカゲラと共に実装された。
アーケード版にも登場した。
関連動画
関連静画
関連お絵カキコ
関連立体
関連チャンネル
関連項目
脚注
- *けものフレンズ@公式アカウント on Twitter: "今日は「忍者の日」!ということで「けものフレンズ」から、アイアイとパンサーカメレオンです。忍者の日ですよね? #忍者の日 #けものフレンズ https://t.co/HdpiFAoU4O"
- *パンサーカメレオン -けものフレンズ攻略Wikiまとめ - Gamerch
- *アイアイ -けものフレンズ攻略Wikiまとめ - Gamerch
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