メガネカイマン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子に変化した擬人化キャラクター)である。
CV:村川梨衣(ゲーム版)、大和田仁美(アニメ版、けもフレ3)
概要
「泳ぎは得意で潜ったりもしますけど、鼻から上を出してプカプカしてるのも好きですよ。疲れたら日光浴とかして休みます。寒いのは苦手です。寒いとじっとしちゃうんですけど、たまに『死んじゃった?』とか言われて(笑)。え?怒りっぽいのかですって?そんなー、イリエワニさんほどじゃないですよぉ」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
中・南アメリカのジャングルを通る河川に生息するワ二・メガネカイマンのフレンズ。目の間の骨が隆起して、まるでメガネを掛けているかに見える事から和名が付いた。
次項の外見欄に記載があるようにリデザイン版も公開されており、メガネっ娘なのは共通しているが出演媒体によって性格なども異なっているため詳細は各媒体の項目を参照。
外見
ここでは、ブラウザゲーム版のデザインと「けものフレンズ 吉崎観音コンセプトデザイン展」で紹介されたデザインについて記述する。
ゲーム版
髪型は緑色の短めおさげで、もみ上げ部分が黄色く変色している。爬虫類らしく、瞳の色は黄色く瞳孔が細長い。
服装は半袖のジャージとレーサーパンツ。緑色のグローブとワニ革風ブーツを着用し、手首にはトゲトゲが付いた腕輪を装備。お尻からはゴツゴツしたウロコで覆われた太い尻尾が生えている。
自慢のメガネは赤縁のまんまるデザインと、メガネがオシャレアイテムとなった今では珍しいレトロ風。
新規デザイン版
ゲーム版デザインとの共通項が「メガネを掛けている」「ワニの尻尾が生えている」「グローブとブーツ着用」ぐらいしか無い、一新された・もはや別種・だれてめ絵と言って良いほどのイメチェンっぷり。もはや前の面影が全く伺えない。
髪の色はまだら模様が付いた黄緑色になり、髪型は三つ編みおさげとなった。頭頂部には元動物の目が収まった突起部分を再現した三角状パーツが付き、赤色リボンを掛けている。その2つと合わさって元動物と同じく、まるでメガネを掛けているかのように見せている。
顔つきも大人びたお姉さんな感じとなった。瞳の色はくすんだ黄色。
黄緑色の半袖の服にはワニのウロコのような模様が付いたゴツゴツなデザインとなり、どこかミリタリーっぽさを思わせる。ジッパーを大きく下げているため、はだけて胸元が露出したセクシーな格好。顔つきも相まって大人のエロさを見せ付ける。ウロコが描かれたグローブを填め、手の甲部分にはトゲが付属。
下はジーンズ生地のホットパンツと黒色スパッツの組み合わせを着込み、つま先にトゲトゲが付いたワニ革風のブーツを履いている。
お尻から生えている尻尾は背面のウロコの他に腹面も細かく描かれ、より長く・スリムになった。
ゲームでの扱い
パッション属性のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはL。爬虫類・両生類系フレンズが集結したグループ「チーム・噛んじゃうぞ」に加入している。専用スキル「破砕撃掛け声はメガネ」は先頭の敵1体に自身の攻撃力×6倍ダメージを喰らわせる。
2016年1月14日から開催された期間限定イベント「メガネのシンデレラ 舞踏会の舞姫を追え!」にて追加された、新規フレンズの1人。期間中の特別スカウト「メガネスカウト」で様々なメガネっ娘属性フレンズと共にスカウト可能。
メガネがトレードマークなメガネっ娘。誰よりもメガネを大事にし、何よりもメガネを愛し、好みの人はメガネを掛けた人、自身を「メガネに愛されメガネを愛している」と豪語する、生粋のメガネキャラ。事ある毎にメガネを強調する。掛け声は「アイ ラブ メガネ!」。
ジャパリパークではメガネの良さに気付いている人はまだ少なようで、その事態を憂慮し、パーク中にメガネの魅力を広げるべく日夜活動している。また、至高のメガネを作り手に入れるのも目標。
自身と同じメガネっ娘フレンズを探し出して輪を作るべくパーク中を駆け巡る。メガネを掛ける同志を見つけるためなら、たとえ火の中水の中であろうと突き進む。
アクティブに動き回るフレンズ故か、メガネのずり落ちが悩みのタネのようだ。
立ち絵や待機モーションではメガネクイッポーズを取る。右拳での正拳突きで攻撃、スキルを発動すると3連撃左腕での正拳突き→左手でのアッパーカット→右拳での渾身の一撃。
アニメでの活躍
けものフレンズ2の第5話「ひとのちから」にて登場。ジャングルエリアの水辺で暮らすフレンズで、同じワニのフレンズ仲間であるイリエワニと常に一緒に行動している。ヒョウ・クロヒョウ姉妹とは仲間が悪く、四六時中揉めている。些細な事でケンカに発展してはエリアのボスであるゴリラに怒られる光景はジャングルエリアにおいてよく見られるイベントで、両コンビの対立と騒動はゴリラの胃痛の種だった。
何時も通りヒョウ姉妹と口論しているとお家を探していたキュルルちゃん・サーバル・カラカルと遭遇。ヒトだというキュルルちゃんの言う事を当初は信じなかったが、ゴリラに怒られるのを避けるために当人をケンカの原因として引き渡して話を逸らした。後にヒトの「あらゆる動物を従え自由自在に操り戦わせられる」噂話を思い出し、その技術を教えてもらってヒョウ姉妹を倒すのをイリエワニと共に企んだ。なお、直ぐ近くの樹上にはヒョウ姉妹が同じ企みを企てており、両コンビとも周囲に丸聞こえな声量で喋っている。
キュルルちゃんとサーバル・カラカルの謎演劇の終了後に企てを決行したが、キュルルちゃんが教えた技術は目的のモノではなく「紙相撲」だった。あまりの想像図との違いに拍子抜けするが実際に遊んでみるとすっかりハマり、何時ものケンカムードも忘れて遊ぶのだった。
アニメではメガネに対してあまり興味がないのか「メガネ」とは一回も発言しなかった。相方のイリエワニと比べると若干おしとやか。ヒョウ姉妹とは何かと対立しているが、その割には近い距離で暮らしている。ケンカの実力はそれほどでもないようで、サーバル・カラカルの2人に両コンビ揃ってあっさり敗れている。
ぱびりおんでの扱い
「鼻から上だけ出してプカプカしましょう。」
2019年5月22日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青で、一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。なおイリエワニのことは「イリエワニさん」と呼ぶ。
どちらかといえば賑やかなのは苦手なようで、一人で静かにしていたり水の中でのんびり浮かんでいるのが好きであり、普段はそうしていることが多いのだが他のフレンズに乗られてしまうこともしばしばあるようだ。ただしカラダは頑丈らしくエリマキトカゲが背中の上に乗ったり、モモイロペリカンが頭の上に止まっても大丈夫だった。
ぱびりおんではメガネに固執するような様子はあまりないのだが、メガネはちゃんとメガネとして認識しており、メガネ繋がりのフレンズとのけもトークが存在する。またジェーンからは「メガネを上げるところ、なんだかマーゲイさんにそっくりですね」と言われて「!? マーゲイとですか?うーん、喜んでいいんでしょうか、それは」という一幕も。
イリエワニから温泉に誘われているが、元を辿ればこれはカピバラからヌートリアに、ヌートリアがイリエワニにと温泉の輪が広がっていったものである。[1]
関連動画
関連項目
脚注
- *ちなみに別府温泉の鬼山地獄などでは実際に温泉熱を利用してワニの飼育をしている他に、良い意味ではないが「ワニ」という温泉用語[2]もある。
- *混浴風呂で女性が来るのを待ち構えている不埒な客のことを指すようで、「ワニ注意」という張り紙が出されるところも。
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