モンスターハンター エクスプロアとは、iOS/Androidで展開されていたモンスターハンターシリーズのスマートフォン向けゲームである。公式の略称は「MHXR」。
Android版は2015年9月3日に、iOS版は2015年9月29日に配信開始された。
2020年11月27日にサービス終了。
ちなみに、8月11日の時点での事前登録人数は10万人、最終発表の19日時点では15万人を突破し、配信前から人気と期待の高さが伺えた。
概要
-突破不可能-
そう謳われし伝説の海域「裂界域」
誰もが憧れた、裂界域の向こう側
航路の発見が、そのあこがれを叶えた-そこに在りしは未知なる世界-
栄誉を求め、数多の探検者がたどり着いた…
新たにスマートフォン向けに発表されたモンスターハンターシリーズ。。
断裂群島を舞台に、ハンターたちが狩りへ趣き、そして秘宝を求め探検する「探検×ハンティングRPG」である。
本編シリーズ同様、最大4人までによるリアルタイム協力プレイが可能。
ざっくりゲームを説明すると「プチモンスターハンター」といったところ。
詳しくは後述するが、一部のシステムがオミット・簡略化されており、スマートフォン向けにアレンジされている。
基本的にフィールドやモンスター・武器は『モンスターハンター3』シリーズに準拠しているが、チャージアックスが2015年10月のアップデートで登場したり、ゴア・マガラの登場もあったりと、他シリーズのコンテンツも導入されていた。
武器種
先述の通り『3』シリーズ準拠だが、チャージアックスなども使用可能。
切れ味ゲージの概念は無く、武器が弾かれることは無い(ただし、ダメージがほぼ通らない部位もあるので、本家のスキル「心眼」が常に発動している感覚に近い)。
基本的に仮想パッドでの操作となるため、操作感はだいぶ違う。また、全体的に操作が簡略化されている(ほとんど変わっていない武器種もある)。
エフェクトは派手になっており、従来のシリーズにはないファンタジーっぽさやSFっぽさも見受けられる。
ハンター同士の攻撃はお互いに当たらないため、太刀を思う存分振り回したり、ハンマーやヘビィボウガンで爆発(詳しくは下記参照)を起こしたりできる。
剣士(近接装備)
- 大剣
基本的には本家と同じだが、強溜めや突きはオミットされ、デンプシーも不可能とかなりシンプル。
固有アクションはお馴染みの溜め斬り。
溜め中は上部にゲージが出現し、溜め3の猶予もかなり長いなどより当てやすくなっている。 - 太刀
通常の攻撃を当てて増加させる練気ゲージのシステムはオミットされており、常に気刃斬りが出せる(というか通常攻撃に気刃斬りが組み込まれている)。
練気ゲージ自体は消えておらず、気刃大回転斬りを当てるとゲージの色が無色→黄色→赤と変化し、攻撃力が上昇する。
固有アクションは、左右から交互に斬る気刃連斬。ゲージが赤色の時に放つと衝撃波が追加され、ゲージが続く限り連続で放つことができる。
衝撃波と本体の判定は別々になっており、至近距離だと2ヒットする。威力に差はない。 - 片手剣
全武器で唯一アイテムが使える。
アイテムは武器ごとに決められており、使える回数も決まっている。
固有アクションはシールドバッシュ。本家同様めまいを起こせる。 - 双剣
やはりと言うか何と言うか、鬼人ゲージが存在する。
攻撃を当てるとゲージ上昇、時間経過や被弾により減少する。
最大までゲージが溜まると、自動で鬼人化が発動。回避が鬼人回避に変化し、回避中は無敵になる。解除も自動で行われる。
固有アクションは、通常時は回転斬り、鬼人化時は鬼人乱舞に変化する。乱舞を発動すると、ゲージが強制的に0になる。 - ハンマー
ほとんど本家と同じ。めまいを狙える利点も変わっていない。
固有アクションは溜め攻撃で、やはり溜め中も移動可能。大剣と同様、溜め中はゲージが出現する。
違う点を上げるなら、溜め攻撃時に発生する爆風だろうか。雑魚をまとめて爆殺する光景は本家を知る者にとって極めてシュールだろう。 - 狩猟笛
演奏のシステムがかなり変わっており、演奏ゲージなるものが存在する。笛ごとに演奏できる効果は一つのみ。
攻撃を当てるとゲージが溜まり、最大まで溜めると演奏が可能になる。演奏中は徐々にゲージが減少するが、その状態でも攻撃を当てるとゲージが上昇するため、効果を長引かせることも可能。
固有アクションはやはり演奏。ゲージが溜まっていない場合は柄殴りになる。 - ランス
ターゲットと一定距離離れていると通常攻撃が突進に変化する。突進中の追加入力でフィニッシュ突きも可能。
固有アクションはカウンター突き。受け付け時間中にガードが成功すると反撃を行う。
構えてからガード成功までの時間が短いほど威力が上がる。 - ガンランス
竜撃ゲージと竜撃砲強化弾が存在し、それらを利用して戦闘を行う。
最大まで溜めると、固有アクションの竜撃砲が撃てるようになる。
通常攻撃に含まれるリロードによって強化弾が蓄積され、それを消費して竜撃砲の威力を上げることができる。
ゲージが溜まっていない状態で固有アクションを行うとフルバーストとなり、強化弾が溜まっていれば弾を一つ消費して威力が上がる。 - スラッシュアックス
本家同様、斧モード・剣モードを切り替えながら戦う武器。
斧モードで攻撃を当てるとスラッシュゲージが溜まり、剣モードで攻撃する際に消費する。
変形ボタンが存在し、押すと変形斬りを繰り出しつつ形態を変更する。
固有アクションは、斧モードだと振り回し、剣モードだと属性解放突きになる。属性解放突きはゲージ量によってダメージが変わるほか、発動時に一定量が消費される。 - チャージアックス
こちらも本家同様、剣モード・斧モードを切り替えながら戦う。
剣モードではガードが可能。また、一部のモーションにガードポイントも発生する。
本作では、ビンの代わりにエネルギーゲージが存在し、固有アクションの使用に必要となる。こちらは斧モードでも微量ながら溜まるなど、本家とは異なる仕様になっている。
剣モードの固有アクションは溜め二連斬り、斧モードは属性解放斬り。
溜め二連斬りを当てると、当たった部位は防御ダウン準備状態となり、そこに属性解放斬りを当てるとその部位が爆発。ダメージが入ると共に防御ダウン状態になる。
余談だが、チャージアックスは種類が少なく、入手モンスターの都合で初期から所持しているもの以外を入手するためにはある程度ゲームを進める必要がある。
ガンナー(射撃武器)
- ライトボウガン
弾丸は一種類となっており、弾種の概念はない。またカスタムパーツもない。これらはヘビィも同様である。
ターゲットカーソルの色で適正距離を教えてくれるため位置取りがしやすくなった。
連射速度が非常に速く、『フロンティア』の速射レベルで弾を撃ちまくる。もはやサブマシンガン。
固有アクションはリロード。弾が装填されるだけでなく、一定時間攻撃力も上昇するため、弾切れ時以外でも重要なアクションになっている。因みに弾切れ状態で攻撃しようとしてもリロードする。 - ヘビィボウガン
放物線を描く弾を撃ち、着弾後に爆発する。ライトがサブマシンガンならこっちはグレネードに近い。
全武器中で唯一通常攻撃のキャンセルが効かず、隙・火力共に最大クラスとなっている。
固有アクションは溜め撃ち。ゲージが表示され最大まで溜めると発射する。
しゃがみ撃ちのモーションで溜めるため前後の隙が非常に大きく、さらに溜め中は発射・溜め解除以外の行動が一切取れない。
しかし威力・範囲は絶大で、ひとたびチャージが完了すれば大爆発が敵を包み込む。グレネードかと思ったらロケットランチャーだったでござる
扱いは難しいが、火力とロマンは他の追随を許さない。 - 弓
ボウガンに弾種がないのと同様、矢にもタイプの概念はない。よって溜めることはできないが、3回まで連発可能となっている。
同時に3本の矢を発射し、どれも誘導能力を持っている。青白く発光しているため、特にファンタジーっぽさやSFチックなものを感じる。
固有アクションは曲射。例によって溜め中はゲージが表示される。
上空から青白い光がホーミングしながら降り注ぐさまはシュール。
登場人物
ハンターギルド
ドロネコ団
関連動画
関連リンク
関連項目
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