志村新八は、空知英秋の漫画『銀魂』およびそれを原作とするアニメシリーズなどに登場するキャラクターである。
アニメ版のCVはリアル新八阪口大助(現在)、高森奈津美(幼少)。
概要
銀魂の準主人公。万事屋3人衆のうちの1人であり、優秀なツッコミ役。
身長166cm、体重55kg。8月12日生まれの16歳。
侍魂を学ぼうと坂田銀時の元で働いている。愛称は「ぱっつぁん」、女装時は「パチ恵」。
奇人変人が多い銀魂のキャラクターの中で、数少ない良識的な人物。
しかし、外見はメガネをかけた地味な少年と言った感じで、「ダメガネ」と比喩されているヘタレ。
マダオ同様「本体はメガネ」という扱いを受けることもあり(その割にレンズが割れても死なない)、いじられ役も兼ねている。
そしてリアルで“新八のメガネ”が発売されることになったが、それに関するツイートが「ついに新八の本体が…」とか「これ人身売買じゃん」系の反応ばっかりだったのは言うまでもない。お前らもひどいな
(銀時曰く、新八の構成成分は「メガネ=95%、水分=3%、ゴミ=2%」。)
(原作者曰く、レンズが「新」、フレームが「八」。)
「男女逆転篇(性転換篇)」では、メガネのフレームが女っぽく(アニメではピンクに)なる。
名前の由来は新撰組の永倉新八とタレントの志村けん。
銀時を心から尊敬しており、どんなものにも屈しない強靭さを持っている。
姉のお妙と2人で実家に暮らしており、度々怒り狂う彼女に恐れながらも姉弟仲良く暮らしている。
お妙にも言える事だが、新八も当初は自分の家の道場の復興を夢見ていたはずなのに、最近はその片鱗すら見せていない(ちなみに、一応道場の当主でもある)。
日々剣術修行に明け暮れているため、一般人よりかは強いと思うが、「竜宮篇」ではスパウザー(スカウターのパチモン)でメガネ非搭載時の戦闘能力を測ったところ「362k(1k=昆布一枚分の戦闘力)」であることが判明した。
一般人の平均レベルが「360k」な為、新八は一般人より昆布2枚分だけ強いという計算になる。
これはグラサン搭載時の長谷川泰三の「654k(1k=昆布一枚分の戦闘力)」には劣る。
(ちなみにグラサン非搭載時は「1k(1k=昆布一枚分の戦闘力)」である。)
しかし、これはあくまでメガネ非搭載時であるため、メガネ搭載時については不明。
上記の構成成分(眼鏡が95%)から考えると、眼鏡搭載時は362×20=7240kとなり、7930o(おっぱい)の柳生九兵衛に多少劣るくらいの戦闘力となる。
あれ、実は結構まともな考察じゃね?
作中では不意打ちながら手練れの人斬り相手に、片腕を切り落とすなど大きなダメージを与える、戦闘種族のエイリアン・夜兎族の傭兵に「良い攻撃だ」と言わせる、ヤクザの集団を相手に無双し、そのリーダー格を1対1で圧倒するなど、充分な戦闘力を披露している。
特に、「将軍暗殺篇」や「さらば真選組篇」ではかなりの戦闘力を披露している。
公式ガイドブックによると、作者が中学時代恐かった番長が勝てないほどの強さだが、周りが化け物揃いの強さなために目立たないと作者が語っている。
訓練や実戦経験は十分積んでいて、上記の不意打ちした時に人を斬った経験もあるが、真剣での実戦経験が少なく、斬り合いの最中に躊躇して、実力を発揮できないときもあった。
名前の一部にもなっている「八」の数字にかなりの因縁があり、上記にも書いてあるが誕生日も8月、ジャンプの人気投票では、準主人公であるにもかかわらず1回目、2回目、さらには3回目まで8位であった。
銀時らには、「だからお前は新一じゃなくて新八なんだよ」、「8位の時点でひどいよね」、「黙れハットトリック」などと散々なことを言われている。
3回目の投票の後には、作者である空知英秋が「新八奇跡だね!」というコメントを寄せている。また、一時的は8位の座を何故か作者に捕られたこともある。
そんな地味な新八だが、「2年後篇」とは異なり、『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』における5年後の世界では、かなりのイメージチェンジをしており、全然地味ではなくなっている。
寺門通親衛隊
作中のアイドル寺門通の追っかけ隊「寺門通親衛隊」隊長を務めている。
この記述でもわかるとおりかなりのオタクである。
真選組動乱篇では妖刀でオタク化した土方十四郎(通称「トッシー」)と二次元派アイドル派の言い争いをしていた。
オタクという特徴は、地味な彼にとって貴重なステータスの一つとなっている。
しかしオタクではあっても二次元美少女(アニメなど)の方面ではないようだ。
むしろそういう輩は「社会のゴミ」とまで豪語していたが、美少女ゲームにハマッてそのゴミに成り果てたこともある。
関連項目
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