暴食のベルセルクとは、一色一凛によるライトノベル作品である。正式名称は『暴食のベルセルク〜俺だけレベルという概念を突破する〜』。
概要
自身の持つスキルがチート級だと気づいた主人公が、大切なものを守るため戦う異世界ファンタジー。
2017年1月24日より「小説家になろう」にて連載を開始。2022年2月22日より「カクヨム」で配信が始まると、程なくしてなろうのほうは削除された。
GCノベルズから書籍化されており、イラストはfameが担当する。
滝乃大祐によるコミカライズが『コミックライド』にて2018年3月号より連載中。また『暴食のベルセルク』のタイトルで2023年10月からテレビアニメが放送された。
あらすじ
スキルの優劣が全てを決める世界で、腹が減るだけで何の役にも立たない外れスキル《暴食》持ちとして生まれたフェイトは、城の前で旗を持って立ち続ける門番として、雇い主の聖騎士から蔑まれる極貧生活を送っていた。
ある夜、城に忍び込んだ盗賊を刺し殺した時に《暴食》の真の能力が発動。
ステータスが強化され、接触した相手の思考が読めるようになったことで、殺した相手のステータスとスキルを奪い取れることに気づく。
とりあえず武器をと、叩き売りされていた意思を持つ片手剣「グリード」を購入したフェイトは、色々教えてくれるグリードの指示通り戦闘を重ね極貧生活から抜け出すことに成功するが、魂の味を知った《暴食》により、死ぬまで魂を求める業を背負う。
主な登場人物
- フェイト・グラファイト CV:逢坂良太
- 主人公。レベルが1のまま成長せず外れスキル持ちのため最底辺の暮らしを強いられていたが、スキルの真価に気づいてからは下剋上を開始する。基本的に穏やかで優しいが悪党には容赦しない。“飢え”が限界に達すると目が紅潮する。
- グリード CV:関智一
- 銀貨2枚で投げ売りされていた意思を持つ黒い片手剣。フェイトに様々なことを教える師匠的な存在。
- ロキシー・ハート CV:東城日沙子
- 本作のヒロイン。金髪碧眼の聖騎士。誰にでも分け隔てなく優しく接する聖人で、門番仲間だったフェイトに新しい職場を紹介する。
- ラーファル・ブレリック CV:平川大輔
- 不死身の体を手に入れる研究をしているオカッパ頭の聖騎士。性格はサディスティックで、門番として雇ったフェイトに対し、執拗ないびりと過酷な労働を強いていた。
用語
- スキル……世界の創造主であるラプラスが与えたとされる“ギフト”。格差を助長する存在となっている。
- 暴食……殺した相手のステータスとスキルを奪える代わりに経験値の恩恵を受けられなくなる、神の理を破るスキル。このスキルが発動した者は抑えきれない空腹に悩まされてしまう。
テレビアニメスタッフ
主題歌
- オープニング主題歌「Jekyll & Hyde」
- 歌手:EverdreaM / 作詞:ROCK★PANDA、HIPTIP / 作曲:ROCK★PANDA、HIPTIP
- エンディング主題歌「青の原石」
- 歌手:EverdreaM / 作詞:40mP / 作曲:ROCK★PANDA、HIPTIP
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連生放送
関連リンク
関連項目
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