- プロ野球選手一覧 > 松原聖弥
松原聖弥(まつばら せいや、1995年1月26日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手(外野手)である。現在は読売ジャイアンツに所属。
概要
読売ジャイアンツ #59 | |
---|---|
松原聖弥 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府大阪市 |
生年月日 | 1995年1月26日 |
身長 体重 |
173cm 72kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 2016年育成ドラフト5位 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
大阪では甲子園に出るのは難しいと宮城県の仙台育英高校に進んだが、高校時代は2年の秋季大会に二塁手として出ただけで、送球イップスを発症してしまったこともあり、3年時は春夏ともレギュラーどころかベンチにも入れなかった。3年夏に野球部を引退した後は、東日本大震災の影響で部員がいなくなった陸上部に駅伝の助っ人として転部していた。高校の1学年下には上林誠知や馬場皐輔がいた。
首都大学リーグ二部の明星大学に進学すると、1年から外野のレギュラーを獲得。2年春から4年春まで5季連続で二部ベストナインを獲得する。4年秋にはチームを一部昇格に導いた。
2016年ドラフト会議で、読売ジャイアンツに育成ドラフト5位で指名され入団。背番号009。楽天に育成2位で指名された南要輔とともに、明星大学史上初のプロ野球選手となった。
巨人時代
2017年は専ら三軍だったものの、三軍では100試合に出場し打率.332をマーク。オフには台湾のウィンターリーグにイースタン選抜として参加、打率.311の好成績を残す。
2018年は成長が認められ、キャンプから一軍に抜擢。二軍でレギュラーを獲得して打率3割、リーグトップの16盗塁という成績で7月末に支配下登録を勝ち取った。背番号59。その後も一軍昇格は無かったものの、二軍では最終的に規定打席到達ではリーグトップの打率.316(首位打者は規定打席不足の石川慎吾)、24盗塁(リーグ2位)。杉谷拳士の記録を更新するイースタンリーグ新記録の134安打をマークした。11月の日米野球で行われたMLB選抜対巨人のエキシビジョンマッチではランニングホームランを記録している。
2019年もキャンプから一軍に呼ばれたものの、結果を出せず開幕二軍スタートとなると、4月に右脇腹を痛めて離脱。5月に復帰後は96試合に出場、規定打席に届いて打率.287の成績を残したものの、一軍昇格は無し。
2020年は二軍で打率.316と結果を残して7月25日に一軍初昇格。同日の東京ヤクルトスワローズ戦で9回に代打でプロ初出場、石山泰稚からプロ初安打となる二塁打を放った。その後はしばらく代打や外野の守備要員として起用されていたが、8月18日の阪神タイガース戦に2番・ライトでプロ初スタメン。以降、そのまま2番・ライトのレギュラーに定着し、9月3日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初ホームラン。最終的に規定打席には届かなかったが、86試合に出場し打率.263、3本塁打、19打点、12盗塁、チームトップの5三塁打を記録した。日本シリーズでも第1戦から3試合にスタメン出場したがノーヒットに終わり、第4戦は代走に回った。オフに背番号を31に変更した。
2021年は開幕を一軍で迎え、3月26日のDeNA戦(開幕戦)では8番左翼手でスタメン出場した。多くの試合で1番打者として起用され、9月17日のヤクルト戦でセ・リーグの育成選手史上初の二桁本塁打を記録した。135試合の出場で打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁を記録した。契約更改で背番号を9に変更した。
2022年は50試合の出場で打率.113、4打点に終わり、背番号が59に戻った。
プレースタイル・人物
- 50メートル5秒8の俊足とバッティングセンスが売り。また肩も強く、2020年8月27日の東京ヤクルトスワローズ戦ではタイムリーを阻止するライトゴロを記録している。
- 高校時代レギュラーになれなかったのは、本人曰く「中学時代練習がキツかったので自主性を尊重する仙台育英に行ったが、楽な方に流れてしまいサボりぐせがついてしまったから」とのこと。高校3年の夏にベンチ入りもできなかったという経歴はプロ野球選手としては異例だが、本人は「でも、そのほうがカッコよくないですか?」と言っている。
- 3人兄弟の次男で、兄はお笑いコンビ・ロングアイランドの松原侑潔。
成績
- (2022年終了時点)
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | 巨人 | 86 | 313 | 278 | 42 | 73 | 11 | 5 | 3 | 19 | 12 | 4 | 2 | 29 | 0 | 71 | 4 | .263 | .330 |
2021年 | 135 | 476 | 431 | 69 | 118 | 20 | 4 | 12 | 37 | 15 | 3 | 3 | 38 | 2 | 100 | 4 | .274 | .333 | |
2022年 | 50 | 76 | 71 | 7 | 8 | 1 | 1 | 0 | 4 | 2 | 1 | 0 | 4 | 0 | 21 | 2 | .113 | .160 | |
NPB:3年 | 271 | 866 | 780 | 118 | 199 | 32 | 10 | 15 | 60 | 29 | 8 | 5 | 71 | 2 | 192 | 10 | .255 | .317 |
年度別守備成績
年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | 巨人 | 外野手 | 84 | 131 | 4 | 1 | 1 | .993 |
2021年 | 135 | 204 | 3 | 2 | 0 | .990 | ||
2022年 | 外野手 | 42 | 29 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 外野手 | 263 | 364 | 7 | 3 | 1 | .992 |
関連動画
募集中
関連コミュニティ
関連商品
▲第1章「甲子園のスタンドから巨人の星を目指す」で松原が取り上げられている。
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt