犬飼こむぎ(いぬかい こむぎ)とはアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』の主人公である。
概要
種族 | パピヨン犬 |
性別 | メス |
誕生日 | 5月13日(愛犬の日) |
年齢 | 不明[1] |
声優 | 長縄まりあ |
アニマルタウンに暮らす中学2年生の少女・犬飼いろはが飼っている犬で、犬種はパピヨン。第2話でのいろはの回想から、どうやら捨て犬あるいは野良犬だったようで、小学生時のいろはに拾われ以来一緒に暮らすようになる。犬の姿としてはクリーム色の身体に目の周りや耳が薄茶色、耳先と尻尾が濃い茶色。額には三日月っぽい下向きのアホ毛、後頭部にはハート型の模様がある。首にはピンク色のリボンを着けている。
好奇心旺盛で食いしん坊。無邪気で人懐っこく、飼い主であるいろはのことが大好きで、毎朝ベッドにダイブしていろはを起こし散歩するのが日課。とはいえ、いろはが学校に行こうとすると食いついて離れなかったりするなど、いろはがいない故の寂しさも感じている。彼女の行動原理にはいろはが強く結びついており、拾われる前の孤独な時代からの反動が強く影響しているものと思われる。
そんなある日のこと。いろはと海浜公園に遊びに行くと、ガルガル言う謎の黒い怪物が現れる。人々が逃げ惑う中、いろはは逃げ遅れた男の子とそれを守るセントバーナードを逃がすため行動する。そのいろはを怪物が襲おうとすると、怖さで震えていたこむぎは意を決し、いろはを守るため元が猟犬であるスパニエル系のパピヨンゆえか果敢に立ち向かおうとすると、その少し前に見つけた淡く光る石が反応しコンパクトへと変化。そしてコンパクトから放たれた光に包まれたこむぎは人の姿へと変わり、プリキュアへと覚醒することになる。
まさかの出来事にいろはは驚く事になるが、以来こむぎは犬として人としていろはと接することになる。とはいえ元が犬なので行動パターンも犬その物だし、いろはのことが大好きすぎるのは変わらずで、口癖も彼女に倣って「わんだふるー!」に[2]。そういや20周年記念の全プリキュアLIVEで着ぐるみ総登場となったとき、キュアワンダフルの挙動がまんま犬でキュアブラックに思い切りじゃれついていたね。アクターさんさすがとしか。一方人になったら犬状態では食べられない物も食べられるようになった模様[3]。
犬の姿の時でも普通に人語を話せるようになる上に、首のリボンにブローチが付き、そこからコンパクトを出して自在に人になったり犬に戻ることができるようになった。人の姿の時は犬の時を彷彿させる茶色のくせっ毛のポニーテールで根本はリボンで結び、パーカースタイルのピンクのワンピースを着用、コンパクトは腰のポーチに収納する。また、キラリンアニマルがだんだん元に戻ってきたこともあり、その不思議な力で(はいそこ、いつもの恒例行事と言わない)人間の女の子扱いでいろはが通う湾岸第二中学校に転入することにもなった。
キュアワンダフル
-みんな大好き素敵な世界!-
「いっしょに遊ぼ♪」
犬飼こむぎが変身するプリキュア。オールスターズ方式で79人目(オールスターズ映画のキュアエコー・キュアシュプリームを含むと81人目)のプリキュアになる。2作振りにメイン主人公のイメージカラーがピンクに戻ったと思ったら、シリーズ史上初の犬が変身する主人公プリキュアのお出ましとなった。
今作のコスチュームに関しては、通常キャラクターデザイナーが全面的に行うところを、本職の衣装デザイナー兼ぬいぐるみ作家であるNaSkaが担当。飼い主のいろはが変身するキュアフレンディとは双子コーデとなっている。
ワンダフルはピンク色のパフスリーブワンピース姿で足にはボーダーのタイツとピンクのショートブーツを着用。髪型は元のパピヨンを連想させるクリーム色が混じったピンクのツーサイドハーフアップで、頭には王冠の着いたカチューシャを着けている。
変身プロセスとしては変身コンパクトであるワンダフルパクトを開け、リボン型のボタンを押して「プリキュア・マイ・エボリューション!!」と唱え、鏡に自分の顔を映しポーズを決めながら「スリー!ツー!ワン!!」と唱えることで変身が開始される。
今回の戦闘スタイルはこれまでの徒手空拳で戦うのではなく、敵のガルガルの暴走を止めさせ、対話によって鎮めさせることが基本となる。また、ぷにぷにバリアーという肉球型のシールドを出現させ攻撃を防ぐことも可能(ヒープリのぷにシールドとごっちゃにならないように注意)。後にワンダフルとフレンディが手を繋いだときに出現した手に絡まったリードが変化したフレンドリータクトが出現、これを使って過去に助けたキラリンアニマルの力を借りたりすることができる。
浄化技
- プリキュア・フレンドリベラーレ
- ワンダフルとフレンディがフレンドリータクトを用いて使う合体浄化技。タクトのボタンを操作することでピンクと紫の光がガルガルと球体状に包み込み、2人が抱きしめることで浄化する。
- プリキュア・エターナルキズナシャワー
- プリキュアの力を信じてニコが貸し与えたダイヤモンドリボンキャッスルを用いて、今作のスーパープリキュア・ダイヤモンドリボンスタイルと化して4人で放つ上位技。
余談
- 本作は犬形態のこむぎにもぬいぐるみ等の商品展開が行われている。本来このようなポジションは所謂妖精枠が請け負うのだが、わんぷりにはそれに相当するキャラクターが明確には存在しない為、こむぎがそのポジションを兼任するような形となっている。
今までも妖精枠からプリキュアになるケースは複数存在していたが、主人公がこの立場になるのはもちろん史上初。また、猫屋敷ユキにも同様の商品展開が予定されている。 - 担当声優の長縄まりあは『HUGっと!プリキュア』で十倉じゅんな役として出演して以来のプリキュアシリーズ出演となる。
関連静画
関連項目
- プリキュアの一覧
- わんだふるぷりきゅあ!
- 犬飼いろは / キュアフレンディ
- 猫屋敷ユキ / キュアニャミー
- 猫屋敷まゆ / キュアリリアン
- 兎山悟
- 兎山大福
- ソラ・ハレワタール(前作の主人公)
- 聖あげは(前作のピンク枠で名乗りが「アゲてひろがるワンダホー!」)
- 剣城あきら(犬系プリキュアとしては先輩にあたるが人間)
- ラケル / パフ / ラテ / パムパム(歴代の犬系妖精キャラ。ラテ以外は人間態を持ち、さらにパムパムは映画のみ戦闘形態がある)
脚注
- *人間態の外見年齢は中学生相当
- *平仮名表記なのはまだ片仮名が読めないかららしい。
- *基本的に人間の食べ物を動物に与えることは禁忌とされており、特に『キラキラ☆プリキュアアラモード』の時にも話題になったチョコレート(犬はテオブロミンを代謝できずに中毒を起こすため)が代表格と言える。このため、第3話でグミ(その弾力ゆえ犬が噛まずに飲み込んで窒息しかねない)っぽいニコの実を犬の姿のまま食べようとしたこむぎにいろはが待ったをかけたり、バンダイの「プリキュアグミ」「プリキュアチョコ」のCMでは「犬に食べさせないように」と注意文が添えられている。もっとも二次創作ではその辺をネタにしている場合も……。
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