藤巻健史とは、逆神である。
概要
1950年東京生まれ。1974年に一橋大学卒業後三井信託銀行に入社し、留学などを経て1985年に退社。その後モルガン銀行を経て投資家として活動。その他に大学の非常勤講師の活動も行っていた。2013年6月10日に日本維新の会より第23回参議院議員通常選挙比例代表での出馬を表明。当選を果たした。
弟は経営コンサルタント・コメンテーターで、みんなの党(のち結いの党に移籍)で参院議員を務めた故・藤巻幸大(幸夫)。
著作一覧
- 『外資の常識』(2001年3月1日/文庫2007年11月1日)
- 『タイヤキのしっぽはマーケットにくれてやる!―藤巻健史のディーリング戦記』(2001年9月1日/文庫2003年11月1日)
- 『1ドル200円で日本経済の夜は明ける』(2002年1月25日)
- 『リスク時代の「資産倍増」勉強法』(2002年8月23日)
- 『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(上) 為替と金利はなぜ、いつ動くか編』(2002年11月19日)
- 『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(下) 現場で使えるデリバティブ、スワップ編』(2002年11月19日)
- 『藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 (光文社新書)』(2003年10月18日)
- 『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』(2006年3月24日/文庫2007年5月10日)
- 『マネーはこう動く―知識ゼロでわかる実践・経済学』(2007年7月1日)
- 『直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法 (講談社プラスアルファ文庫)』(2007年11月21日)
- 『マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ』(2008年2月21日)
- 『100年に1度のチャンスを掴め!』(2009年4月17日)
- 『藤巻健史の「金融情報」はこう読め!』(2009年10月17日)
- 『日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う』(2010年3月2日)
- 『日本破綻 「その日」に備える資産防衛術』(2010年8月20日)
- 『新版 マネーはこう動く―知識ゼロでわかる実践・経済学 (知恵の森文庫)』(2010年9月9日)
- 『マネー避難 危険な銀行預金から撤退せよ!』(2011年6月23日)
- 『世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術』(2011年12月20日)
- 『なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか』(2012年1月27日)
- 『[改訂新版]藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義』(2012年3月16日)
- 『日本大沈没』(2012年8月24日)
- 『経済のことはみんなマーケットで学んだ ~外資で働き、金融で成功する方法~』(2012年10月23日)
- 『新版 マネーはこう掴む: 個人で使えるデリバティブ』(2012年11月13日)
- 『ひとたまりもない日本 根拠なき「楽観論」への全反論』(2013年1月22日)
共著
- 田坂広志,T.W.カン,大川潤,藤巻健史,野口智雄『外資の戦略思考に学べ』(2001年11月1日)
- 藤巻健史×成毛眞×松本大『トーキョー金融道 ―トーキョーの、ニッポンの、世界の金融のイマがもっとも過激にわかる本。』(2003年3月1日)
- 藤巻健史、 藤巻幸夫『藤巻兄弟の大人塾。』(2003年12月12日)
- 大前研一,ロバート・キヨサキ,藤巻健史,榊原英資,Tokyo Financial Jour『あなたのガチョウにお金を産ませる方法 講談社MOOK』(2003年4月3日)
- 藤巻健史,宿輪純一『円安vs.円高』(2003年11月14日)
- 藤巻健史,藤巻幸夫『フジマキに聞け!―お金持ちになりたい?カッコよくなりたい?』(2007年3月22日)
- 藤巻健史,宿輪純一『円安vs.円高 どちらの道を選択すべきか』(2013年5月31日)
関連動画
関連ニュース
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1ドル=360円まで下落してもおかしくないと藤巻健史氏分析(2011年12月26日)
- 「日本は、いつ国債未達になってもおかしくありません。通常、経済成長を遂げている国では、成長に伴い個人金融資産が増えます。そのうちの何割かが銀行などの預金です。さらにその預金の何割かが国債購入に回ります。したがって経済が成長している限り、国債購入の新しい原資が生まれているということになります。 しかし日本は、この10年間、個人金融資産が増えていません。これでは新しい購入原資が生まれてくるはずがありません。 未達になったらどうなるでしょうか。 国債未達のニュースが流れれば、瞬時に国債先物市場は値幅制限まで下落し、ストップ安となるでしょう。現物債も急落(長期金利が急騰)します。同時に株の先物市場もストップ安をつけ、同じように値がつかぬまま数日間続くでしょう。同様に株の現物市場も急落します。これに伴い円も暴落します。 つまり、とどまるところを知らない「株・債券・円」のトリプル安が日本を襲うのです。そうなれば「円」は、固定相場制の時代の360円まで下落してもおかしくありません。 未達が起これば政府に必要なお金が集まらないことになります。足りないお金は日銀が紙幣を刷って国債を引き受けるという形をとることになるでしょう。そうなるとハイパーインフレです。 100万円の預金も、タクシーに数回乗るとなくなってしまいます。せっかく貯めたあなたの円資産も、暴落するということです。 つまり「株・債券・円」のトリプル安が日本を襲う前に、あなたの円資産を、別の場所に逃がさなければならないのです。」
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投資先は安定した先進国 米国経済はやはり強いと藤巻健史氏(2012年1月1日)
- 「私は、円の資産を、外貨建ての資産に移すことを強く勧めます。」「近い将来、日本の財政が破綻することはほぼ確実な状況です。それが3年先なのか、10年先なのか、それはわかりません。 しかし破綻することがわかっているのに、手をこまねいているのは、どうでしょうか。 これだけいっても、「さらに円高が進むのではないか。だから外貨建ては損をする」という人がいます。 内向きの投資を続けてきた日本人のメンタリティには、為替差損が発生するということは、どうしても許せないようです。 しかし、考えてみてください。仮に1ドル=75円の時点でドルを購入したとして、その後、1ドル=60円になったとしても、損失は2割。ハイパーインフレに備えての保険料だと思えば、高くはありません。円が大暴落したら2割どころでは済まないのですから。 日本経済がぐしゃっと潰れた時に、手元に残る資産が、現在の資産の80%なのか、ゼロになってしまうのか。そういう選択を今、迫られているのです」
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急激なインフレは不可避、ハードランディングに備えよ=藤巻健史氏(2012年4月18日)
- 「非常に厳しい現実だが、私は、日本に残された道はもはやインフレというかたちの実質大増税しかないと考えている。」「誤解してほしくないが、私は何も経済弱者を直撃するハイパーインフレを政策として掲げろと言っているわけではない。結果としてそこに追い込まれると申し上げている。」「経済成長でなんとかなるような議論も聞かれるが、景気が回復すれば金利が上がり、金利負担増で税収増など吹き飛んでしまう。景気がどちらに転ぼうが、財政は火の車。ハードランディングはもはや不可避なのだ。」「その厳しい認識の上で私の提言を申し上げれば、日本は、経済破綻という第二の敗戦を経て「真の資本主義」に目覚めるしかないと考えている。」
- 藤巻健史氏 「消費増税に反対すると『超経済弱者』を生みだす」(2012年7月5日)
- 安倍財政で日本は年内にも破綻、「ガラガラポン」早まる-藤巻氏(3)(2013年1月5日)
- 株乱高下!「アベノミクスは怖いジェットコースター」もう止められず下りられず(2013年5月28日)
- 維新、経済評論家の藤巻健史氏を公認 参院比例区(2013年6月10日)
関連項目
外部リンク
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