基礎データ
- 面積……426.32km² (境界未定部分あり)
- 総人口……20,041人 (推計人口、2024年10月1日)
- 人口密度……47人/km²
- 隣接自治体……珠洲市、志賀町、穴水町、能登町
- 市の木……档
- 市の花……雪割草
概要
日本海に面し、江戸時代には海を通して人や物を運ぶ北前船の寄港地として栄えた。
豊富な観光資源を有するため1年を通して多くの人が訪れる観光都市として発展を遂げている。
平安時代に始まったとされる活気のある声が響く輪島朝市は、千葉県勝浦市の勝浦朝市、岐阜県高山市の宮川朝市と並ぶ、日本三大朝市の一つに数えられる朝市で、現在も200以上の露店が並び、地元住民や観光客でにぎわうなど観光スポットだったが、後述の震災で大きな被害を被ってしまった。
室町時代には造られていた輪島塗と呼ばれる丈夫さに重きを置いた漆器が代表的な名産品。
沿岸漁業が盛んで県内有数の漁獲量を誇るほか、素潜りで貝や海藻をとる海女も多い。
日本海沿岸にある大沢町と上大沢町には、高さ4mから5mの細い竹を隙間なく並べて作った間垣という垣根があり、夏は強い日差しから、冬は日本海から吹き付ける冷たい北風を遮る役割を果たす。
西慶寺の境内には推定樹齢500年の巨大なヤマモミジが自生している。
海に面した斜面に大小約1000枚の広がる白米千枚田は世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を代表する景観。
酢につけたイワシとおからでつくる卯の花寿司や、サザエの漬物であるさざえべしなどの郷土料理がある。
主な祭事は、鬼の面をつけた人々が太鼓を叩く御陣乗太鼓や、若者や子供が仮面を被って家々を回り、怠惰な人を戒める能登のアマメハギ。
令和6年能登半島地震では震度6強を観測し、大規模な火災が発生するなどの被害が出た。
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関連静画
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関連項目
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