kinnguku765プロのちょっと不思議なSW2.0とは、モコキッカーPが製作しているソード・ワールド2.0を使った卓ゲM@ster兼iM@S架空戦記の動画である。
GMは音無小鳥、PLは如月千早・萩原雪歩・水瀬伊織・双海亜美・秋月律子・四条貴音。
概要
あらすじ
ある日の765プロ、音無小鳥は春香・真・やよい・真美・美希・響と6人とセッションする予定であった。しかし6人全員が遅刻、そしてなぜかたまたま千早・雪歩・伊織・亜美・律子・貴音の6人が事務所に集まってしまったので、作ってあった先の6人のキャラクターデータを使って、なりきりセッションをしてみることになった。
楽しいおためしセッションとなるはずだったが、プレイ中に思わぬアクシデントが起こるとは知る由もなかった……
ネタバレ&セッションルール
この項目は、この卓の展開や独自ルールの判明分を掲載しており 当然ながらネタバレ成分を含んでいます。 少なくとも各セッションの視聴後に見ることを強く推奨します。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
セッション1
序盤はなりきりセッションということでゆるい雰囲気でゲームが進行。それぞれのロールプレイを茶化したりなど、和やかなムードで往路の目的を果たしてしまう。
復路の最中に敵に奇襲され、この際にPLの伊織に異常が起こる。戦闘自体はヤヨイは気絶したが難なく済んだものの、このときに襲った違和感を伊織はぬぐいきれず、伊織は小鳥に「このセッションは誰が用意したもの?」と小鳥に問うが、プロデューサーが原型を用意し、自分が進行を担当したキャンペーンだと小鳥は答える。
またセッション終盤に入っても春香達が一向に事務所に来ないことを不審に思った貴音が話題に出し、それに頷くセッション参加者一同。
さらに伊織が先ほどの異常のことを「プレイ中にヤヨイになった」と話した。それらのことから今回の状況がただ事ではないと気付き、本来の参加者であった春香達と連絡を取ってみるが行方が知れないと判明。その最中に千早が「通話のピアス」で『ハルカ』と連絡を取れるのではないかと思いつき、実際にそれを小鳥に提案。その指示後に千早の携帯電話に着信が鳴り、参加者全員が戦慄するのであった……
セッション1補足
春香達やプロデューサーは原理は不明だがラクシアに飛ばされており、特にPC化されている春香達は元の世界を認識できていないというのっぴきならぬ状況にあることが判明。そしてPCとPLがリンクしており、ゲームの結果が現実になっていることも判明。この状況を打破するには、キャンペーンを完結させるほかないとも……
またあずさやプロデューサーも何らかの形でラクシアとリンクしている模様。
セッション2
前回のセッションの衝撃的な結末と過密日程が決定したことで、今回のPLはセッション進行重視の方針を採るようになり、行き過ぎた痛い過度なPCのRPはしなくなった。
ほぼRPを省いた進行で、セッションはさくさく進むのだが、セッションでのボス戦を終えた後、雪歩が違和感を覚える。伊織に「ヤヨイとのリンク」の感覚をきいたあと、初めて自発的に「PC(マコト)とのリンク」に成功した雪歩が見たのは、ボス戦がプレイした結果とは違った展開となったラクシアの世界だった。
雪歩の状況から異常を察したPLたちも次々パートナーとのリンクに成功、実際のボス戦ではPTが半壊し、戦闘では辛勝したものの、相手を討ち漏らした上にミキが攫われていたことに愕然とするPL達。蛮族に攫われてしまったミキを救うため、マコトとリンクした雪歩は蛮族を追いかける。緊迫した空気が卓に漂う。
ゲームの進行と実際の進行に「ズレ」が生じたのは、先制判定に失敗した亜美がダイス目を不正操作したのが原因であったこと、そしてそれを律子が見ないフリをしていたことが引き起こした異常事態であった。その後もゲームではGM側からも不測の事態が次々と起こることになってしまう。ただし不正をしなければ「ゲームの結果そのものがズレること」にまでは発展しないとGMとPLは結論付けるのであった。
セッション2補足
セッションは半リアルタイムで進行しており、一度起こした結果は覆すことができない。そのためダイス目を不正操作したり巻き戻した場合は、GMやPLの想定から外れてラクシア側の状況が進行してしまうことが判明(ルール違反に対する【世界】からのペナルティと思われ、GMが設定した以上の難易度の戦闘が起き、かつ不測な展開が起こるようになる)
またPL側がPC側の本来の性格を理解したうえでロールすることで、PC側のPLと同調してラクシア側の視界を得れることが判明。貴音いわく、「765プロの仲間だから可能」とのこと。またPCに意識がない場合はリンク不可。裏設定上はGMとPLは全PC及びNPCとのリンクも可能だが、本編上ではセッション2以外の組み合わせを使う予定はないとのこと。ただし小鳥とアーニャのリンクのみは例外で、なにやら特殊な条件がリンクに必要なようだが……?
セッション2補完(PL=PCリンクのルール)
- PLは任意で時間を遅く出来る(あくまで遅く出来るだけで、時間を止めることは不可)
- PLは任意で時間を飛ばすことが出来る(飛ばした間の出来事も覚えておける)
- 判定はPLとPCの両方が行うことが可能(PCが判定を行った場合、ダイスを振れないので数字管理が出来なくなる欠点があるが、一方でルールで処理できない部分が【現実的には可能な処理】だった場合にはその行動を行うことが出来る利点もある)
- PLがPCに指示しない場合はPCが自己判断で行動する。その場合は言ってしまえばRP重視の動きとなる(攫われた人を助けるために単独行動する、戦闘中に足がすくんで動けなくなる…etc)
- PLがPCの記憶を直接読むことは出来ないが、PLがPCに上手く指示することでPCから情報を聞きだし、PCから聞き出した情報をPLが覚えることが出来る。
- PLがPCとリンクしている場合、PLは意識しないとPC側の意識に引っ張られる。
- PCとリンクしている間はPLの目のハイライトさんがお休みになる。
セッション3
準備中……
セッション3補完(PL=PCリンクのルール)
魔剣フォルトナについて分かっていること
- 本作におけるフォルトナの主はアーニャだが、何らかの理由で紛失。
- その後の経緯は不明だが、PLがルール違反を繰り返したことにより、イレギュラーなNPCであるフェニックスの手に渡っていることがセッション3のEX-2で判明。
- フォルトナに触れることで【オキュラス】【ギフト】、その主となることで【望みをかなえる能力】を発揮できるが、触れただけで得られる能力に関してはGMである小鳥も知らない裏設定となっている。
- フォルトナの主は設定上アーニャで固定されているため、魔剣自体の【望みをかなえる能力】についてはアーニャ以外は完全な形では発動不可能。
- ただし現在の所有者であるフェニックスもある程度は使用できるような発言をしている。
- そのためフェニックスについては裏GMともいえるプロデューサーのラクシア側の人物である公算が高い。魔剣を本能的に扱えると発言していることから、本キャンペーンの設定そのものを考えたプロデューサー以外は考えにくい。ただし小鳥とアーニャの関係と同じく、予告を見る限りは「近くて遠い同一人物」だと思われる。
- 【オキュラス】はSW2.0&SW2.5の関連書籍の参照と各種判定をラクシア内で自律的に可能にする能力で、NPCがPLの能力と『自我』を得るのに等しいほか、相手がPCであればほぼ確実に見破ることも出来る。
- 【オキュラス】に関してはセッション3時点ではフェニックスの一派である6人とフォルトナの主であるアーニャが所持。
- なお【オキュラス】の権限はPLやPCよりも強く、ラクシアの設定を知り、かつ各種能力と判定をラクシア内の事象で数字化できるため、必然的にPCより強くなる。本来はアーニャしか持たなかったが、イレギュラー的な追加キャラが所有しているのを見ると、【オキュラス】持ちが増えるのはルール違反によるペナルティといってよい。
- ただしラクシアの世界を必然的に理解できるためか、種族に関係なく世界を動かすことが出来るPCには基本的には友好設定となっており、PCはともかくPLにとっては【オキュラス】持ちが増えてくれた方が必然的に手助けとなってくれている状況にある。
- ただし【オキュラス】持ちにとっても、GMの小鳥と表裏一体の存在であるアーニャをのぞけば、外の世界に位置するGMやPLに関しては不安を抱えており、「自分たちに取って枠外の力で危害を加える可能性」を恐れていないわけではないため、セッション7では過激派の【オキュラス】であるザカラムに襲撃され、下述する【ギフト】によって現実世界側の千早が命の危機に瀕した。しかし自分たちに特に危害を加える意思がないことを結果的に悟ることになったためか、ハルカ&千早視点では戦意を喪失したと語られている。
- 【ギフト】は非常に強力な能力を付与するもので、始まりの剣クラスの判定に対する目標値であっても特化した能力ならば対抗できるだけでなく、その特化度合いによっては世界を越えてGMやPLに直接干渉するような非常に強力な能力を有する場合もある。
- ただし未確認ではあるものの「フォルトナを直接所有し、かつ【望みをかなえる能力】を使いこなせる可能性がある者」には【ギフト】が付与されないようで、その条件に該当するアーニャとフェニックスには【ギフト】が与えられていないと思われる。
PCについて(セッション7以降)
- ミキはPLの存在を悪意なく手助けしてくれる存在とおぼろげながら感じ取っていた節があり、メタ視点のような会話も時折行うこともある。
- マコトに関してはセッション2において雪歩とリンクしたまま強く戦闘や判定を経験するほど繋がったためか、PLの雪歩の事を「もう一人のボク」として認識するに到っている。
- 逆にハルカはセッション1の千早の行動で逆に怯えてしまっていたが、セッション7では逆に存在を確信しないまま命の危機に瀕した千早を世界を越えて「かばう」を宣言するという行動を見せた。現実世界の記憶をもたないまま本能的に親友を守ろうとしたハルカの行動は、当時PLと言う存在に対して憎悪しかなかったザカラムの戦意を喪失させるに到る。
- 他の3人はそこまでPLの存在を自覚していない様子。
PC&PL紹介
経歴表の赤字部分はセッション1の反省動画にて訂正されたもの。
技能はセッション3開始時。
ハルカ・ヘヴィンシー(16歳)
PL:如月千早
種族:人間 性別:女性 生まれ:神官(ザイア)
技能:ファイター3、プリースト2、エンハンサー1
経歴:空腹のあまり失神したことがある、両親に愛されて育った、裕福な家に生まれた
マコト・アースアム(16歳)
PL:萩原雪歩
種族:ライカンスロープ 性別:女性 生まれ:軽戦士
技能:フェンサー4、スカウト2、エンハンサー1
経歴:優しさに目覚めた、人族に拾われた、人族に恩がある
ヤヨイ・ゼルコゥヴァ(25歳)
PL:水瀬伊織
種族:エルフ 性別:女性 生まれ:魔術師
技能:ソーサラー3、レンジャー1、バード1、セージ2
経歴:田舎で育った、未だ叶わない夢がある、旅をしたことがない
マミ・ロムレムルス(15歳)
PL:双海亜美
種族:ナイトメア 性別:女性 生まれ:錬金術師
技能:セージ2、アルケミスト3、スカウト1、フェアリーテイマー1
経歴:大きな挫折をしたことがある、投獄されていたことがある、裏切られたことがある
ミキ・アフゥロディーテ(17歳)
PL:秋月律子
種族:ヴァルキリー 性別:女性 生まれ:魔術師
技能:コンジャラー3、ミスティック1、ウォーリーダ―3
経歴:近所では一番の物知りだった、引きこもっていたことがある、恥ずかしい癖を持っている
ヒビキ・ナンクルサンシャイン(18歳)
PL:四条貴音
種族:ソレイユ 性別:女性 生まれ:拳闘士
技能:グラップラー3、エンハンサー1、レンジャー1、マギテック1
経歴:蛮族に間違われたことがある、始まりの剣を求めている(いた)、予知夢を見たことがある
NPC紹介
ラーザック
ハロガスにある唯一の冒険者の店である「世界の石の守り手亭」の店主で元冒険者。
少なくともプリーストLv10をもっている。
とにかく心配性というか過保護な面がある人物で、HPが1でも減ってたら「キュア・ウーンズ」を掛けるような人物。
裏を返せば、それだけ所属冒険者を気に掛けている証左でもある。
なお純血のドワーフではあるが、ある種の突然変異で人間とほぼ同じ体格をしている。
そのため家に居づらくなり、結果的に飛び出して冒険者になったという過去を持つ。
アーニャ
かつてラーザックとPTを組んでいた元冒険者。普段は一人で暮らしており、時々「守り手亭」にやってくる人物。
その昔にある魔剣に触れたことで、何かを悟ったことがあるらしい。
現在の彼女はその魔剣を何らかの理由で紛失しており、
「彼女の魔剣を再発見し、その魔剣を彼女に返す」ことは元から本卓のクリア条件のクエストであった。
だが、結果的にクエストのクリア報酬が緊急的に必要になったことから、本卓における最重要クエストとなった。
そのことからも分かる通り本卓の最重要NPCである。
ラクシア側のGM(小鳥)とも言うべき存在で、自身のいる世界がゲームの中であり、現在特殊な状況下で行われている小鳥たちのSW2.0のプレイ状況を完全ではないものの、ある程度把握しているNPC。彼女曰くラクシアの理(ここがゲームの中の世界である)ということを知ることを「自我に目覚める」といっており、彼女の場合は「第四の剣」に触れ、何の因果か「剣にとっての主」になったことが切っ掛け。(後に魔剣に触れることで得られる特典である【オキュラス】由来であることが判明している)
ただし魔剣に触れた影響か、魔剣に触れる以前の記憶の一部が欠落しているほか、世界の改変の影響を受けにくくなっている。その弊害の一端として「ルール違反などでペナルティ的に改変されたラクシア」の影響を受けないため、下記のイレギュラーな追加NPCであるクォル・ケックについては、自身が全く知らない謎の存在となってしまっている。
クォル・ケック
かつてラーザック達とPTを組んでいたトロール。酒が苦手らしい。
ラーザック曰く、人族と蛮族の関係の境界をうまく把握し、気配りが出来る性格とのこと。
反応「中立」による蛮族同士の横のつながりがあるらしい。
本来は登場予定がなかったイレギュラーな存在で、小鳥&アーニャの両GMの「知識」にないNPCにあたる。
おそらく亜美のルール違反によってズレた際に「新しく生み出された存在」と思われ、その特殊な出自から生まれつき「自我」を持っていると推測される。
ナターリャ
クォルの知り合いのリャナンシー。
彼から話を聞いてマコトたちに興味を持ち、マコトたちがデュボールでの依頼を達成した後に接触してきた。
少しお茶目な性格で、明らかに格下のマコトたちをちょっと戦闘で脅した(悪意はなかったが)
少なくとも『変化の吸血』『真語魔法Lv:14』『武器の達人』を持ち、メイガスを所持している推定ウィザード。
ちなみに既婚者で、夫は彼女のマスターも兼ねているノワール種のトラン。
上記のことから彼女をリャナンシーにしたノスフェラトゥは人族よりの相当な変わり者というのは確かである。
実際に変わり者というか、半分はダメな人だったが。
(リャナンシーは基本的にマスターに服従を強いられる設定が追加されたため)
律子のGMにシナリオを聞きながらセッションを進めるということが、ルール違反に抵触しかけたため、「新しく生み出された存在」と思われる。ただしクォル同様にPCに友好よりの設定であったため、PLからすれば安堵であると同時に、ルール違反ギリギリの部分を綱渡っていたということかもしれない。
トラン=オウル
ナターリャのマスターにして夫。
定命の種族を招いて話を聞くことが好きらしい。
ちなみに性格的にはノスフェラトゥの威厳なんぞこれっぽちもなく、一言で言えば人格的にはダメな人。
かわいい女性が好きで基本的に性格もゆるいので、度が過ぎるとナターリャに制裁されている。
クォルとは「中立」同士による横のつながりらしく、仲間ではないが友人同士とのこと。
彼の屋敷には人族の従者もおり、それらのこともあって同属からは隠居した変わり者という扱いをされている。
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関連項目
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